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【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[18歳になった夜、 少しだけ欠けた月を見上げて問いかけた。 どうして、待ってくれなかったの? もう少しだけ。 6年という期間を、もう少し、と呼ぶのが 世間一般として正しいのかは知らない。 でも、俺にとっては『もう少し』だった。] (50) 2022/10/12(Wed) 17:47:58 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[それは理不尽な問いだった。 勿論理解していた。 理解できないほどにはもう、子供じゃなかった。 胸元にかけた鎖が揺れる。 21gなんかには全然満たない軽いそれに 意味があるのかなんて、正直全然わからなかった。] (52) 2022/10/12(Wed) 17:50:10 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[その誘いを受けたのは、数日前のことだった。] それってつまりは肝試し? いいよ、付き合うよ。 [肝試しではないのだが。 第一季節が違う ツッコミはあったかなかったか、 いずれにしても、俺は割合あっさりと参加を決めた。 幽霊なんていない。 ]いないでほしい、って、思いながら。 (53) 2022/10/12(Wed) 17:50:31 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[人助けが好きだった。 相手へ多少なりとも好意をもっていれば、なおのこと。 誰かに叶えてもらうような『願い』なんて 特になかったけれど、 君が行きたいというのなら。 そして例えば、心細いというのなら。 喜んで付き合う所存だった。 そんな感じで誰かに何かを頼まれるのはいつものこと。 委員会や運動部の助っ人なんかにも、 たまぁにちょくちょく引っ張り出される。 なにせ、器用なもので。 なお、俺自身は文学部。 『なんで?』って結構聞かれるんだけど、 『ダメ?』って首をかしげて見せればだいたい、 『ダメってことはないけどさ…』と話は収められる。 語れるような理由なんて、なかった。 たまぁに逃げそこなって、 ]面白くもない話をした事もあったかもしれないけれど。 (54) 2022/10/12(Wed) 17:52:04 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[■■■■の過去をなぞるように。 そんなことに、意味はないのは知っている。 それでも、つい、重ねてしまう。 俺自身に、願いなんてなかった。 俺の選択基準はいつだって、 『■■■■がどうしていたか』 だったし、それ以外は誰かの為になるかどうかだった。 だから、ほら。 部活動なんて。 ■■■■がかつて通ったのと同じ道を、 歩んでしまう。] (55) 2022/10/12(Wed) 17:52:27 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[俺を誘ったやつは、もう着いてるんだろうか? ふと、見上げた先では、満月が笑ってる。 月明かりに照らされた通学路を辿って、 いつもとは雰囲気の異なる学校に着いた。 校門のところには、棗がいた。 特別交流がなかったとしても、 同じ学年で2年以上も過ごした相手だ、 少なくとも顔見知り以上。 彼に案内されて、集合場所へと向かう。] 絶好調じゃん、とっしー、 [受付付近にいたであろう壮真と健人に、 自然と話しかける。] (56) 2022/10/12(Wed) 17:52:53 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[俺の胸元で、銀の鎖の先、 音もなく揺れる、円筒型の小さなロケット。 普段は制服の下に身に着けているそれを、 壮真は一度、見たことがある。 あれはちょっとした、事故みたいなものだった。 学校にアクセサリーはつけてきちゃいけません。 そんな、刷り込みみたいなルールに、 俺は別段逆らいたかったわけではなくて、 けれど、『それ』を部屋に置いておくのも忍びなくて。] (57) 2022/10/12(Wed) 17:54:35 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[俺はかつて、よりによって壮真の前でやらかした。 うっかり、暑くて開けていたシャツの襟もとから、 外を覗き込んだロケットを、そっと元の場所に戻して。 『見逃して?……形見なんだ』 って、両手を合わせ、ごめーん、って。笑って。 冗談に見えたかもしれない。 嘘じゃないけど。 知ってか知らずか、壮真はそれを、 『見なかった』ことにしてくれた。] (58) 2022/10/12(Wed) 17:54:45 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 3年B組、小鳥遊大地。 名前、ある? [彼らの手元の名簿をひょいと覗き込む。 チェックを付けてもらったら、雑談でもしようかと。 ……邪魔しない程度にだよ、勿論。 前後して、同じ学年の連中は勿論、 見覚えのある奴らにも声をかけたり、挨拶したり。 元々結構社交的なんだよ、俺。**] (59) 2022/10/12(Wed) 17:55:05 |
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。 (a17) 2022/10/12(Wed) 18:05:33 |
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。 (a18) 2022/10/12(Wed) 18:07:17 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[たかなし、と綴られた音に、振り返れば、 まぁまぁ見知った顔がある。 目が合えば、分かりやすく破顔した。] あーっ 慎ちゃんじゃん! [ヒラヒラと手を振りながら、 一歩、二歩、近づいて。] 慎ちゃんこそ、なんか意外だなー 何お願いすんの? [質問に質問で返しちゃいけません。 知ってるよ、そんなの。 問われたことを有耶無耶にしつつ、 問い返す。 聞くからには、あるんでしょ?とばかりに。 彼の先の発言>>33を知らないからこその、暴投。] (62) 2022/10/12(Wed) 19:21:36 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[しかし彼にもこれといった願いのないと知れば、 あっさりと、白状した。] ないの? なんだぁ、まぁ俺もだけど。 [ならば、YOUは何しにry…なぁんて問われれば、 まぁ付き添いみたいなもんだよと、 そう返す他ない。返す。] (63) 2022/10/12(Wed) 19:21:52 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 まぁ……幽霊に、叶えられる願いなんて、 無いよね。なんてね。 [ふっと呟いた言の葉は、 近くにいた慎ちゃんの耳にも届くだろう。 目が合えば、ヘラ、と笑う。] いやさ。 死んだ後くらい、 ゆっくり眠ってて欲しいよね、って。 [願わくば、幽霊なんていないで欲しかった。 怖いからでは無い。 つい、捜してしまいそうになるから。 **] (64) 2022/10/12(Wed) 19:22:10 |
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。 (a20) 2022/10/12(Wed) 19:23:37 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[うん、知ってた。 知ってたよ。 槙ちゃんは、内緒話の相手には不向きだよね。 知ってた。 大丈夫、別に内緒話じゃないからネ。] (128) 2022/10/12(Wed) 22:44:40 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[正確を期すのであれば、俺だって、そう。>>71 生きていれば、願い事の一つや二つ、 当たり前に抱えている。 普通は、そうだよね。 俺だって、幽霊に叶えてもらうような、って、 そんな注釈がつくのだ。 なんだ、おそろいじゃん。] (129) 2022/10/12(Wed) 22:44:48 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 うーん。 わかんないけどさ。 そんなことして、何の得があるんだろうね。 [損得で言うならば、一見すれば、大地自身、 得にもならないようなことばかりやっている。 どの口が、とか言わないでね。] そもそも、幽霊自体が、何と言うか、 不思議な存在だよね。 ……いるなら、だけど。 [どうしても、願いをかなえてあげたい誰かの前だけに 姿を見せるでもなく。 会いさえすれば、願いが叶えられるというのなら。 わかりそうで分からない何かに手を伸ばしあぐね、 俺は首を傾げた。 それはそれとして、槙ちゃん。 なんだかんだ、幽霊信じてるんだね。*] (130) 2022/10/12(Wed) 22:45:02 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 おはよー健人 [バイトのひとつもしていれば、 何時にログインしても挨拶は『おはよう』… なんてことは、ままある。] うん、大体そんな感じ。 [それは相手にとってはもしかしたら ただのお誘いだったかもしれないけれど、 俺としては、付き添いを頼まれたような気持だった。] (141) 2022/10/12(Wed) 23:17:20 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[1年の時、健人が頼みごとをしてきた。>>94 その時の事件を、 俺は正直あまりはっきり覚えていない。 何故って俺からしてみれば、 日常に埋もれてしまう程度の、 ほんのささやかな手助けでしかなかったから。 そして、その裏にあった『事件』を、 俺ははっきりと知らないからだ。] (142) 2022/10/12(Wed) 23:17:28 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地『俺の代わりに出て欲しい』 [俺が覚えているとするなら、 その発言への違和感だ。>>97 通常その発言をする人間は、 どこかしらを負傷していることが多い。 ケガをしたから代打を頼む。 これならわかる。 単純に人数が足りないという例も、 勿論ないではない。 その場合は、『代わり』とは言わないが。] (143) 2022/10/12(Wed) 23:17:36 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 良いけど……良いの? [戸惑いが、謎の発言を生んだ。 俺は手を貸すことにやぶさかではないけれど、 君は素人の僕を代打にして良いのか?と。 君はどこまで俺に話をしたろうか。 多分、深い話はしなかったんじゃないだろうか。 別に、それでも構わなかった。俺は。 元々事情はあまり関係ない。 助けて欲しいというならば。 結果として、彼の助けに慣れたのは、きっと。 運がよかった、というのも多分にあった。 だって本当は、俺が君並の実力、 あるはずないもんね。] (144) 2022/10/12(Wed) 23:17:44 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[だから。 俺は、君が思っているほど、 あの件を貸しだなんて、思ってはいないんだよ。 ……って、言う機会は、今のところ見つかってない。] (145) 2022/10/12(Wed) 23:17:57 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 好き……? [そして、今。 投げられた問い>>98に、俺は目を瞬いていた。] 好き…とか……嫌い…とかなの…? [そもそも信じてるかどうかをすっ飛ばしてきた。 戸惑った末に、俺は答える。] 好き……では、ない……かな…? [嫌いかと言われたら、困る。 嫌いでも多分、ない。 これって、どういう感情? 審議が必要だ**] (146) 2022/10/12(Wed) 23:18:14 |
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。 (a28) 2022/10/12(Wed) 23:25:38 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地── 慎ちゃん ── 幽霊だって、死んでるだけの人間と思えばさ。 思考自体は、大して変わらない気がしない? [掘り下げれば、『幽霊』と言う存在の定義の 話になりそうな気がする。 そういうのは、学者に丸投げしておこう。 何学かわかんないけど。 とりあえず、ミス研の方々にでも? ところでミス研って、 ]音にしたらミスコンみたいな響きじゃない? え、俺だけ?ごめんて。 (235) 2022/10/13(Thu) 13:30:07 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 ま…… とにもかくにも、件の『幽霊』が、 本当に存在するのかどうか、からだよねぇ…… [いるかもしれない。 いないかもしれない。 確かめることが、 正しいことなのかどうかも…… 確かめるまでは、存在しててもしてないんだから。**] (236) 2022/10/13(Thu) 13:31:09 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地── 壮真 ── 『それは善意か?自己満足か?』 [聞きようによっては、随分鋭い言葉だった。>>183 『人助け』が必ずしも好意的に受け止められるとは はっきり言って、俺自身思っていない。 その鋭さに、俺は一瞬だけ息を止めた。 ほんの、一息位の間。 それからほんの少し、目元で笑う。 君はその言の葉に、 責めるような色は一切乗せなかった。 揶揄の気配も感じない。 ……優しさとも、 ましてや偽善とも断じられなかったことに、 そういった安易な言葉に 片づけない奴がいたことに。 多分、俺は、安堵した。] (317) 2022/10/13(Thu) 20:03:25 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[優しさか?と問われたら、 優しくはないよね、俺、と答えた。 偽善か?と問われたら、 そうかもね?と答えた。 本当は、違う。 俺にとってはもっと、切実な何かだった。 例えば人間は、空気がなければ生きられない。 そんなふうに。 こぼしたのは、本音の欠片。 なんだか君なら、このつまらない俺の内側を、 ほんの少しくらいはわかるのかも、なんて、 思ってしまって。] (319) 2022/10/13(Thu) 20:04:06 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 好きなことなんて、ないよ。 『俺』には。 [だから返された言葉>>184にも、 何やら妙な返答をした。 あまり口にはしない、これも本音の欠片。 でもその時はまだ、それ以上を口にしなかった。] 可能と希望と義務。 全部、別物だよね。ってね。 [はは、とこぼした笑いに、君は何を見たろうか? そうやって、ひとかけらずつ、 君は俺の欠片を集めていく。] (320) 2022/10/13(Thu) 20:04:20 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[胸元から零れ落ちた、銀色のロケット。 君はそれを、『見なかった』。 俺はつい、口元だけで笑ってしまう。] 発生源かはわからないけど。 根源ではあるのかな。 ……俺という、『存在』の。 [室内だけど、風が吹く。>>185 それはなんだか、春先の香りに似ていた。 そうして君は、俺にとっての『共犯者』になる。] (321) 2022/10/13(Thu) 20:04:37 |
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