81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】
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| >>27 ミロク ニエカワ、と聞けば僅かに目が開いた。 が、直ぐ元通りの柔和な笑顔に戻る。繕う事には慣れていた。 言語が通じなくとも、 笑顔でいれば殺されることはない。 そう身体に染み付いている。 「時間は大丈夫ですよ。 ……そんなに人目を気にするような伝言なんです?」 少し、体は強ばっていただろうか。 遺言にも等しいのだから当然だ。 (28) 2021/07/06(Tue) 22:30:01 |
| >>29 ミロク 「……確かに暫く、彼の姿は見ていませんね。 何故殺されたという発想になったのかは、気になりますが」 男は霊魂の類を信じない。 それは医者としての思想ではなく、 そうであってほしいと願う個人的な思いだった。 「まさか“お話し”って彼としたんですか?」 こんこん、と。 返事を聞く前に、診察室の扉を小さく鳴らす。 “中に入れ”と促しているのだろう。 「……どうも、あなたは気が滅入っているようだ」 (30) 2021/07/07(Wed) 0:19:58 |
| >>33 >>34 【肉】 フジノの告げる“いただきます”に合わせ、自らも肉を食べた。 男の聴力は、 誰かの 小さな足音を拾わない。 今この調理室に在る音は、生活音と肉が焼ける音だけだ。 肉を口にする子供達を見て、僅かに肩の力を抜いたが──。 「……大丈夫ですよ。 僕もハルミさんも、食べたでしょう? 」 屈んでメイジの背中を摩る。 声色は柔らかいが、どこか状況にそぐわない言葉だった。 (36) 2021/07/07(Wed) 8:18:24 |
| セナハラは、診察室の壁を力任せに叩いた。一拍遅れて、手が痺れるように痛む。 (a9) 2021/07/07(Wed) 11:48:47 |
| (a11) 2021/07/07(Wed) 16:23:15 |
| (a12) 2021/07/07(Wed) 16:23:29 |
| (a14) 2021/07/07(Wed) 17:26:24 |
| セナハラは、かつて父も同じ気持ちだったのだろうかと、二人の子供を見ながら考えた。 (a17) 2021/07/07(Wed) 20:36:58 |
雨の音と重たい空気が支配する
静まり返った手術室で、メイジはひとり呟く。
「……さよなら」
干された肉を一瞥し、戸棚に向かってそう呟く。
「向こうでは、もう苦しくないかな?
また会えたらいいね……リョウ」
笑う。ふざけたことを言ってると自分でもわかっている。
もしまた会ったらオレのこと怒るかな、軽蔑するかな。
それともまだトーキョー行きたいなんて思ってるかな。
……そこまでバカじゃないか。
会えるはずもないのに、信じてなんていないのに
そんなこと許されるとも思っていないのに
そうやって言葉にして、自分を騙すような遊び。
──"友達"だと言ったのは、嘘じゃなかった。
| セナハラは、広げた調理器具を片付ける。余った肉はまた明日、誰かの糧になるだろう。 (a18) 2021/07/07(Wed) 20:41:24 |
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