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コルヴォは、配達員の頬にグラスを押し当てた。なんてやつだ。 (a17) 2022/08/16(Tue) 18:43:00 |
【見】 郵便切手 フラン【バー:アマラント】 >>47 コルヴォ 「!!!!!」 声は出なかったものの、その代わりとばかりにテーブルと椅子が盛大にガタガタ音を立てた。 身体が跳ねた拍子にあちこちをぶつけて呻き声があがる。 「冷た……痛い……」 二重の感覚に挟まれて混乱したまま、その出処を探ろうと視線を巡らせて、いつの間にか近くにいた男を見留めて更にもう一度肩が跳ねた。 呆れる色が青年に伝わったかは定かではない。 「お、おはようございま、 いや、あの、 こんばんは……?」咄嗟に起床の挨拶をして、今は夜だったと先程も交わした挨拶を返す。 それから漸くグラスの冷たさが寝ぼけた頭の奥まで届き、 寝入った所を起こされたのだと理解した。 「すみません……」 やっと慌ただしさが落ち着いて姿勢を正す。 荷物を整えて帰る支度に取り掛かり始めるだろう。 (@5) 2022/08/16(Tue) 19:07:58 |
【人】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ【どこかのバー】 >>44 マキアート 「アマラントへ?」 また、髪に触れる。 閉まっている筈の、つい先ほどまで追想していた 馴染みの店の名が出て来たことに驚いて。 「私もまだあのお店が、好きです。 穏やかな時間を過ごせましたし、思い出もありますから」 カクテルグラスを持ち、軽く揺らす。 映りこんだ、今はまだ見慣れない照明が乱れて酒に溶ける。 手の中のグラスを傾けて、吐息をひとつ。 「……もう閉まってると分かっていても、それを見たくなくて。 私は逃げるように此処に来てしまいました。 先輩は……すごいですね」 先輩は前を向くために、ここを訪れたらしい。 後ろ向きな考えの自分が少し恥ずかしい。 それを、吐露した。 (50) 2022/08/16(Tue) 19:30:27 |
ストレガは、時を刻まない時計塔で過ごしている。 (a18) 2022/08/16(Tue) 19:42:06 |
【人】 鳥葬 コルヴォ【バー:アマラント】 >>@5 フラン 「あんたの寝起きが悪くない方で助かりましたよ」 返る言葉は、挨拶でも気遣いでもなく。 グラスの冷たさに驚きそこかしこを強かにぶつけ、 随分痛い目を見たらしい青年を見下ろす視線は冷ややかだ。 とはいえそれは小馬鹿にしているわけでも侮蔑でも、 はたまた特別悪感情を抱いているわけでもないのだけど。 残った酒を乾して、さっさとグラスを片付けて。 何処から引っ張り出して来たのか、 店の帳簿らしきものに何やら書き付けて放る。 並ぶ名前とツケとされた代金の中、その最下部に まったく異なる筆跡が一つだけ混じっている。 "パスカル・ロマーノ"。 「書いとく事をおすすめします。 それから、寝る場所は選ぶことですね」 それ、と言って指差したのはカウンターの上の帳簿。 言うだけ言って、さっさとドアの方へ足を向けてしまった。 まったくもって好き勝手に振る舞っているものだ。 店主の友人というわけでもないようなのに。 事実あの店主と友人だと宣う人間が居るかなんてのは、 今この場に居る誰にも定かではない事だろうが。 (51) 2022/08/16(Tue) 19:46:30 |
【人】 害のない毒 マキアート【どこかのバー】 >>50 ヴィオレッタ 謙遜するように首を振る。 確かに既に粗方割り切れてる男は、 そうでない者からすれば“凄い”のだろうが。 「前を向くのも、逃げるのも、 どっちだって進もうとはしてるだろ? 背景にあるものを考えるとさ、 キミの方が健全なんじゃないかとさえ思うよ」 ひとつの死を乗り越えることは尊いばかりのものではない。 全ての人々が死に対し慣れてしまったら その恐ろしさもいつか風化してしまうから。 「見たくないものに注視するのは、 強さじゃなくて自傷行為か何かだ。 無理しなくていいんだよ。 ……オレだってさ、身近な人たちが平気だからいいけど、 そうじゃなくなったらわからないよ?」 だから、ヴィーはそのままでいい。 普段なら虚勢のひとつ張っていた所だが、 状況も状況だ。切実な感情を並べよう。 (53) 2022/08/16(Tue) 20:30:00 |
【見】 郵便切手 フラン【バー:アマラント】 >>51 コルヴォ 「えっ。はい……ありがとうございます……?」 ドアへ向かう姿を見送りつつ、 一先ず忠告への礼を伝えるのだった。 強かに打ちつけた場所をさすりながら、示されたカウンター上の帳簿を開く。 一番新しいページを探して、ひとつだけ違う筆跡を見つけた。 先程の人の名前だろうかと単純な考えを巡らせ、 ツケで良いのかなぁ、なんて心配しながらも その一段下に続けて記入する。 「………」 一通りの片付けを済ませて、また時間を確認した。 もう少しバーの周りを歩いてから帰ろうか。 呑気な足音を響かせて、青年は路地を歩き始めた。 (@6) 2022/08/16(Tue) 20:45:27 |
【人】 piacere ラウラ【路地裏】 表の喧騒が僅かにしか届かない路地裏の奥で、静かに立ち尽くす女の姿がある。 女は、 何処へ向かうべきか迷っている。 時折傍を通る野良猫や人々に僅かに視線を向けるのみでその場から動く様子がない。 「……………、」 (55) 2022/08/16(Tue) 22:07:58 |
ラウラは、その手に何かを握りしめている。 (a19) 2022/08/16(Tue) 22:08:10 |
【人】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタ【どこかのバー】 >>53 マキアート 「……ありがとう、ございます」 慰めの言葉に、素直な感謝を述べる。 今の自分をも肯定してくれる、優しい言葉。 強く優しいあなたへの憧れは、一層大きくなる。 その言葉を受け止めた上で、密かな決意をする。 弱さを恥じる気持ちはすぐには捨てられないけれど、 臆病な自分らしく、怯えながらでも前を向こう、と。 ――ただ逃げるだけでは、あなたの背を見る事すら、できない。 だから……―― ▼ (56) 2022/08/16(Tue) 22:18:54 |
【人】 ヒットオアスタンド ヴィオレッタくいっとグラスの酒を呷って。 空元気でも、笑みを浮かべる。 仕事用の微笑よりは人懐こい笑みを。 「では……先輩は。 もしも私がいなくなったら 悲しんでくれる、ということですか? 私は先輩にもしものことがあったら……そうですね。 まず呆然とすると思います。 それからぼろぼろに泣くと思います。 仕事もきっと、手につきませんね、きっと」 些か不謹慎な質問を、軽い調子で口にする。 ――……既に訪れてしまった死を見つめるにはまだ時間が必要。 でも、未だ訪れない……訪れるはずのない"Se"を 酒に溶かして飲み込むくらいはできる、はず。 できるように、なりたい。 (57) 2022/08/16(Tue) 22:21:53 |
【人】 piacere ラウラ【路地裏】 >>58 リカルド様 名を呼ばれて反応するのは、一呼吸おいてから。 上司と似た背丈である貴方と目線を合わせるには見上げなければならない。 「………リカルド 様、…何、……を しているのでしょう、か」 問われた言葉に、問いを返して口を閉じる。 それは貴方への問いではなく、自問と言える。 握りしめているものを隠す様子はないが、それをわざわざ見せる真似もしないのでやはり貴方にはそれが何かを理解できないだろう。 とはいえ、女の上司と仲のいい貴方だ。目にしたことがあるのならば、気づく可能性の方が高い。 ──女が握りしめているのは、煙草だ。 片方の手には封の空いた箱が。もう片方の手には火を付けたのか、半分ほど減ったそれが握られている。 もしかするとこの場には、煙の匂いが残っているかもしれない。 そしてもうひとつ。この女が煙草を嗜む様子など一度たりとも見かけたことは無いはずだ。 (59) 2022/08/16(Tue) 23:08:55 |
【墓】 無風 マウロ【自室】 主を失った部屋には、ほんのりと煙草の残り香。 家具は最低限のもののみが置かれており、殆ど物が置かれていない。 使用感のあるものと言えば、黒のテーブルに置かれた灰皿。 そろそろ捨てるべき量の吸い殻と灰が積まれている。 その脇には、写真立て。 写真には、3人の子どもが写っている。 笑顔の男の子に、少し困ったように笑う男の子、そして、口元をへの字に曲げている男の子。 並んで撮影をした時の、少し古くなった写真だ。 そして、ベッド脇のサイドテーブルに、書きかけの便箋。 何の色のもついていない、シンプルな白のそれに、汚い文字がいくつも並んで、塗りつぶされて。 床には書き損じの便箋がいくつか転がっている。 ちらりと見える内容は、仕事に対するメモ―――あるいは、アドバイス。 結局まとまりきっていなかったのだろう。 この数日で書き上げるつもりだったのかもしれない。 しかし、この部屋に主は戻らない。 この部屋にあるものが、主の手によって何かを為すことはもう二度とないのだ。 (+5) 2022/08/16(Tue) 23:28:00 |
【人】 銀の弾丸 リカルド【路地裏】>>59 ラウラ 「俺に聞かれても、……お前の予定なんぞ知らん」 手に何かを握りしめているのに気づき、視線をそちらに送った。 女の手の中にあったのは、普段彼女が嗜むことのなどなかったはずの、煙草。 それが幼馴染が愛用していた煙草だと気づくと、胸がチリ……と焼け付くのを感じた。 「……アイツに、会いに行ってきたのか?」 上司と部下。 マウロとラウラの関係について知っていることと言えば、それしかない。 主従の関係でどのようなやり取りがあったかなんて、マウロにだって聞いたことがなくて、今の様子からその心情を窺い知るのは難しい。 自分であれば、と。 想像しては言葉を探して、身体に開いた大きな穴がきっと彼女にもあるのだろうと、推し量るくらいが精々だ。 「アイツは何か……言っていたか? 指示でも、なんでも構わん」 (60) 2022/08/16(Tue) 23:39:35 |
【人】 piacere ラウラ【路地裏】 >>60 リカルド様 問い返したところで答えが返されることがないのは当たり前だ。 それもそうかと頷いて、煙草を握りしめていた手を胸の前まで動かし開く。 そこにあるのは確かに貴方の知るそれで、火がついたまま握りしめていたのだろう。手のひらには火傷の痕が残されている。 それでも表情ひとつ変えやしない。まるで痛みを忘れてしまったかのように。 緩々と首を横に振り、再度口を開く。 「…いえ、……ラウラは、マウロ様がどこにいるか 存じ上げません、から」 関係はあなたの思う通りだ。それ以上でも以下でもない。 一方的に慕っていただけで、ソルジャーとアソシエーテと形容する以外に他ない。 「………何処か一つでも 怪しい素振りを見せた人間を、捕まえて 来るように。 連れてくるだけで、いい。……抵抗するようであれば、無力化くらいであれば 構わない………」 あの日の言葉を思い出してひとつひとつ丁寧に、ゆっくりと言の葉を紡ぐ。 たったこれだけ。それでも、女にとっては価値のある言葉だった。 (61) 2022/08/17(Wed) 0:07:32 |
ラウラは、役に立ちたいと願った。 (a20) 2022/08/17(Wed) 0:08:59 |
ラウラは、────。 (a21) 2022/08/17(Wed) 0:09:10 |
ラウラは、 また 間違えてしまった。 (a22) 2022/08/17(Wed) 0:10:03 |
ビアンカは、裏切った。 (a23) 2022/08/17(Wed) 0:10:22 |
【人】 翠眼 ヴェルデ【街中】 日の暮れる頃。 祭りの灯りも未だ明るい中、少年は車の行き交う通りを歩く。 信号のそばで足を止める。 コツ、コツ。赤色に引き止められた車の窓を叩く——。 (64) 2022/08/17(Wed) 0:56:41 |
【人】 銀の弾丸 リカルド【路地裏】>>61 ラウラ 「おい、……火傷するまで握りしめるんじゃない」 開かれた手のひらに、赤くなった火傷の痕。 表情一つ変わらないけれど、痛くないはずがない。 手当しようにもここは路地裏で、水も氷も無いから冷やすことも出来ずに深くため息を付いた。 「そうか……。 だが、アイツが好んでいた煙草を買って吸おうと思うくらいには、慕っていたんだろう」 マウロが彼女のことをどう思っていたかは知らないが、この様子からそれを推察出来ないほど朴念仁でもない。 自分とて幼馴染の死に何も感じないわけではなかったし、今日一日、普段どおりとは程遠い時間を過ごしている。 「アイツらしい指示だな。 ……全く、証拠を必ず抑えろと言ったのにすぐ先走る」 その結果がこれかと。 先に手を回してやれなかった自分が腹立たしい。 だからこれは、少しでも何か今からやれることはないかという一つの提案。 「………ラウラ、あいつの部屋に行ってみないか」 (65) 2022/08/17(Wed) 1:22:06 |
【人】 piacere ラウラ【路地裏】 >>65 リカルド様 「………、……申し訳、ございません」 深くため息を付く貴方を見て、出てくる言葉は謝罪のみ。 己の傷よりも、他者に迷惑をかけてしまうことの方が重大だ。 寧ろ傷のことなどこれっぽっちも気にもとめていないのだから。 「…………煙の、…匂いがするのです。マウロ様のお側に、いると。 ……ですが、それももう 消えて、しまって。…落ち着か、なくて」 火をつけたものの、好んで手をつけることがなかったそれを上手く吸うことなど出来ず。 煙だけが漂うように周囲に浮いていた。動けなくなったのは、そこからだ。 己よりも遥かに長く傍にいた貴方 達 に迷惑をかけるべきではないとそう思考するのに。そんな考えに反して思わず零してしまった本音に、表情に変化はなくともそれなりに驚いていた。 そうした中での提案だったものだから、思わずといった形で瞳を揺らす。 慕う者はもう居ないのだと認めたくなかったから、そこには近寄らずにいた。近寄れずにいた。 開いた手のひらをまた握りこんでしまうくらいには、動揺の色が見えているだろう。 それでも素直に頷くのは性分か。何を言えばいいか迷ってしまったからそれに留めるのみで、迷い子のように貴方の次の言葉を待ち目を見つめている。 (66) 2022/08/17(Wed) 5:34:20 |
【人】 銀の弾丸 リカルド【路地裏】>>66 ラウラ 「別に無理にとは言わん。 だが、この場に留まるよりはよっぽどマシだと思って言っている」 その手も冷やすことができるし。と、火傷した手を差しながら言う。 きれいな手ではないのはお互い様だが、女性があえて傷を残すものではないと、そう思っているような口ぶりだ。 「お前は変にへりくだりすぎる。 上下関係があるのはそうだが、度が過ぎるのも考えものだぞ」 「……行くのを迷ったのは俺も同じだ。 だが……あの部屋を片付けてしまう前に見ておかないと、俺は後悔するだろう。 一人よりは二人のほうがよっぽど良いと思ったのだが……、お前はどうだ?」 くるりと背を向け、問をのせた。 紫煙の香りならば、あの部屋にはきっと染み込んでいるだろう。 貴方がついてくるならば、その香りを求めるかのようにマウロが過ごした部屋に向かって歩いていくだろう。 (67) 2022/08/17(Wed) 8:21:00 |
【人】 害のない毒 マキアート【どこかのバー】 >>57 ヴィオレッタ 「キミが悲しんでほしいならね」 心からの涙も、作り物の表情も、 そちらが望むなら見せるし、隠してもみせよう。 いつまでも勝負師の先達として手本でありたいから。 「そこまで想ってくれてるなんて嬉しいな…… いいよ。何にせよオレは、 ヴィーのやることを近くで見守るだけだから。 気が済むまで泣いたらいい。 仕事をするのは、気が向いたときでいいよ」 届けられた酒を口に含み、転がす。 こうして酒の肴の、話題にできる程度で終われるなら、 心の底からそうであってほしいと願った。 「……仕事が仕事だからね。 どうしても、心の準備だけはしておかなければ、 なんて言うけど。できて当然のものではないよな」 (69) 2022/08/17(Wed) 9:24:45 |
【人】 デッドヘッド ヴェネリオ【街中】 誰かに差し入れするように階段の裏に置き捨てられたウォッカ。 金色に光を反射させる瓶を視界にいれながら、男は無人のバーの裏で一服し立ち去った。 その足で青果店に向かい、沢山の林檎を紙袋に抱え。 笑顔の店員に見送られながら、アーモンドプードルとバニラオイルを買い足していく。 「ボンジョルノ、お嬢さん。 今日も予約をしたいんだが――」 近道の路地裏を通り過ぎて見慣れた花屋に挨拶をすれば、 黄昏まで普段と変わらぬ一日を過ごすのだ。 「あのとき食べたパネッレは何処の屋台だ? 何処も同じように見える」 祭りの喧噪に目を配らせつつ、僅かな寄り道の間、人々の中に溶け込んでいった。 (70) 2022/08/17(Wed) 11:25:28 |
暗殺屋 レヴィア(匿名)は、メモを貼った。 2022/08/17(Wed) 12:00:09 |
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