情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【墓】 厨房担当 マシロ ― 白うさぎは混乱中 ― [ 分かってるのに、ちゃんと聞きたくて嘘をついた。 そんなちょっとした我儘で零した「勘が良くない」を 可愛い嘘、なんて言われて大咲は更に混乱する。>>2:659 あのもう頭と頬と胸全部が熱くて、砂糖みたいに甘くって 限度を超えてしまいそうなんです。 平常心、平常心……と言い聞かせるよう心中で唱えながら そういえば、お互いのこと、実はあんまり知らないなと 気付いたのは 連絡先が差し出されてから。>>2:660 ] ……合意がある場合でも、ナンパって、言いますかね [ 出来れば、その、ナンパじゃなくて。 貴方が好きなんですって言うための、…ううん 私と貴方を知るためのチケットに、なりませんか。 なんて思いも込めて、掴んだ服。 ] (+0) 2023/03/07(Tue) 9:51:17 |
【墓】 厨房担当 マシロ……〜〜〜!? [ 駄目です大咲キャパオーバーです助けて店長!! いや店長ヘルプしてもらっても解決しませんが! 「待て」ができなくなるとか可愛いとか そんな、これ以上わたしを熱くさせてどうするんですか。 何かを堪えるように唇を噛む神田と同じくらい 間抜けなきょとん顔と赤い頬を晒した大咲は 「終わったらすぐ連絡するのでっ」と言い逃げて 厨房を抜け、バックヤードへ駆け込み、 >>2:156 いつの間にか鎮座している新顔を抱きしめた。 製作者によもや目撃され、可愛いと思われていたり>>2:669 貴方の心の中の主張なんか勿論知らぬまま>>2:684 白うさぎは落ち着くまで忙しさも忘れ、 焼きたてパンみたいなふわふわうさぎで心を落ち着けた。* ] (+1) 2023/03/07(Tue) 9:51:34 |
【墓】 厨房担当 マシロ ― うさぎの穴から出た後は、 ― [ 二連トラブルがあってもうさぎの穴は営業を終えた。 大咲は爆速で洗い物や後片付け、在庫確認、 明日のランチ向けの軽い仕込みを手早く済ませる合間。 店へ個人置きしているタンブラーをひとつ持ち出し いつもお客様へ提供するのと全く同じ手間と時間を掛け 淹れたコーヒーを、タンブラーに注いだりも。 ] ごめん皆、クローズ作業終わったからもう帰るね! ちょっとあの、大事な用があるんだ! [ 制服から私服へ着替え終え、鏡で前髪を整えると 面々に声を掛け、大咲はスカートを翻した。 黒色のドレープ袖のブラウス、白のマーメイドスカート。 クリーム色のボアカーディガンを羽織り、 タンブラーを鞄へ仕舞って、スマホを取り出せば。 渡された連絡先、…声が聞きたくて電話を選ぶ。 ] (+2) 2023/03/07(Tue) 9:51:52 |
【墓】 厨房担当 マシロあの、……大咲です 今退勤したから……えっと、会いにいって、いいですか すぐ向かう、ので! [ 神田ブレンドのコーヒーは まだまだ寒い春先の夜の中、待ってくれたお礼として。 在庫ちょっと勝手に使ってごめんね店長! 人生掛かってるんです、可愛さに免じてゆるして! そう。店長やスタッフ達には遠慮も照れもなく 「大咲かわいいもんね〜」とか言えるのに。 なんで一人の言葉に、あんなに乱されたのか、とか 解答欄はとっくに埋まってる。 きっと通知音に気付いてくれた貴方がいる場所へ 時計うさぎみたいに慌てて向かえば、 貴方はどんな顔でそれを迎えてくれただろう。 ] (+3) 2023/03/07(Tue) 9:52:22 |
【墓】 厨房担当 マシロごめんなさい、お待たせしました、神田さん これ……寒かったと思うので、良かったら。 ……えっと。家の方向、どっちですか? 私、ここから一駅だけ電車に乗らなきゃで。 でも終電までまだあるし、明日はシフト無い、ですし。 ちょっとだけ、ゆっくりめに歩いて、いいですか …………顔見ながら、話したい……です。 [ もし話し終えるだけの時間がなければ、電話でも。 そんなことも頭を過ったけれど 特別、な貴方には、やっぱり直接聞いて欲しい。 徒歩圏内に家があると教えて貰えるのなら 何だったら、近くの公園へ寄り道をしてでも。 ] (+4) 2023/03/07(Tue) 9:52:49 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ どうするかの結論はともかくとして。 コーヒーは無事に神田の体を温めるには至れたか。 いつもなら気兼ねなく歩ける見慣れた道も、 今日ばかりはまるで異世界みたい。 ] ……改めてみたいになるんですけど。 うさぎ、喜んでくれて、ありがとうございました。 誰かにこの話をするの ……初めてだから 上手く話したり出来ないかも、しれないですけど。 聞いてくれますか、──知りたいって言ってくれたこと。 [ 伺うように、瞳を見上げる。 肯いてくれたなら、今まで誰にも言いたくなかった、 ──言えなかった過去のことを、貴方に話したい。 同時に、抱え続けていた夢の、もうひとつも。* ] (+5) 2023/03/07(Tue) 9:54:21 |
厨房担当 マシロは、メモを貼った。 (c1) 2023/03/07(Tue) 9:56:29 |
厨房担当 マシロは、メモを貼った。 (c2) 2023/03/07(Tue) 10:06:01 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ そうして駆け寄った先、片手を挙げる彼の姿。>>+8 夜の暗がりでも分かる緩み切った表情に滲む色。 直視すると照れてしまうと分かっているのに、 目を逸らすことは 出来なかった。 急かしてごめんと謝られれば、気にしないで、と笑いかけ タンブラーを手渡して。 落ち着いていたはずの心がまた爆発した。 ] か、かわい、ぃ ……です……? ……ぅ。 神田さんにかわいいって言ってもらえるの、嬉しい、けど …………照れちゃう、ので……控えめで……。 [ 言わないで、とは言いたくないけど。 ああ今日もっと可愛い私服で来るんだった。そんな矛盾。 服の好みが知りたい。彼の好きなタイプのことも。 高野といつだったか交えていた気になる人談義、 こっそり、こっそり、大咲は聞いていたけれど 結局収穫は得られないままだったから。 ] (+13) 2023/03/07(Tue) 13:25:37 |
【墓】 厨房担当 マシロ……ッはい。 私も、手。……繋ぎたい、です [ 正直な誘いには、頬を赤らめながら>>+9 きゅう、と柔く彼の手を握った。 スマートに自然に繋がれたら、慣れてるのかな、とか そんな風に少し、もやもやしてしまったかもしれない。 だから。聞いてくれて良かった。 ] え。でも、一駅分送ってもらうなんて、申し訳ないです お家が近くなら余計に。 営業後の仕込みで終電逃した時も歩いて帰ってますし… [ そう。この業界は帰宅が遅いのだ。>>0:108 寒空の中待たせた上に一駅も送らせるのは、と思えども けれど「じゃあ後日」とはなれなかった。 彼が進むまま、駅を一度通り過ぎ、 梅が春を報せる道を不意に眺めながら。 歩幅を合わせてくれているだろう彼に甘えつつ、 穏やかに語らいながら、公園のベンチまで。 ] (+14) 2023/03/07(Tue) 13:25:54 |
【墓】 厨房担当 マシロいえ、普段出勤ルートしか歩かないので…… 良いですね、藤棚。見たいな。 いつもお店のことばっかり考えて、花の移り変わりとか ……そういえばろくに見てなかったかも…… [ 問いには首を横へ振り、春の訪れを想いながら。>>+11 春夏秋冬の彩りを楽しむことを、こうして教えてもらって。 背負っている大きなリュックから取り出された、 温かさを与えてくれる携帯用の座布団に目を瞬かせ。 ] …良いんですか? ありがとうございます。 …………ふふ、スカート、好きなんですね? [ 遅れて耳へ訪った強調は流石に察するものがある。 大咲も好きで制服にスカートを選んでいる。 お揃い、だ。 少し揶揄うように笑い、それからそっと、息を吐く。 ] (+15) 2023/03/07(Tue) 13:26:03 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ 神田が横に座れば、大咲はぽつりと口を開く。 強調された言葉によるスカート好きの露呈により 僅かに緊張は緩んだけれど、無くなったわけでもない。 ] んー……どこから話せばいいかな。 ちょっと話すの下手でも、許してください。 私ね、母子家庭で。 物心ついた時からお母さんしかいなくて、多忙な人で。 机の上に毎朝置かれてるお金で生活してたんです。 [ 何の仕事をしているのかも、良く知らない。 ただお金は置かれ続けていたから何となく 多忙な人なんだと思っているだけ。 ] (+16) 2023/03/07(Tue) 13:26:20 |
【墓】 厨房担当 マシロで、小学校の……高学年くらいのころだったかな お母さんが作れないくらい忙しいならと思って 興味もあったし、料理し始めたのが切欠でした。 美澄くんのおばあさんがやってたお店。 あそこで食べたあったかいご飯が美味しくて。 大事な人と、一緒にご飯食べたいなぁって、 ……そんな思いも、ちょっとだけ。 [ まあ最初は悲惨でしたけどねぇ、と茶化した。 重い空気にしてしまうのも嫌で 別に、それ自体を引きずっているわけでもなくて。 ] 毎日作った料理を置いておくんです。 そしたら朝起きて、一口も食べられないまま残ってて、 でもお金は毎朝置かれてて。 [ 嫌いな食材も知らない。アレルギーでもあるのかも。 そんな風に思いながら、そんなわけないと知っていて 何年も。 ] (+17) 2023/03/07(Tue) 13:26:54 |
【墓】 厨房担当 マシロ高校一年の母の日に、初めて、ケーキを作ったんです 周りに何を言われても、お母さんは お金をかけて私を育ててくれたから。 お礼のつもりで、これなら食べてくれるかなって。 そしたら、……次の日、捨てられちゃってたんですよね 料理は捨てずに残すだけだったのに、 わざわざ捨てるくらい迷惑だったんだ、と思って。 私がお菓子を渡すの、迷惑だって思っちゃうのは ずーっとそれを引きずってるだけなんです。 [ 寒々しい筈なのに、不思議と寒くないのは 彼が用意してくれた温かい座布団のおかげでもあり きっと繋がれたままの、手の温もりがあったから。 「いやー、そっからは数年荒れましたねえ」と言って えへ、といつもと変わらぬ笑みを浮かべた。 ] (+18) 2023/03/07(Tue) 13:27:25 |
【墓】 厨房担当 マシロでもやっぱり、料理が好きなんです。 だから生まれ変わるつもりで、今のお店に頭下げましたね 作ったものを食べてくれるだけで十分嬉しいし、 喜んでくれたらもっと楽しい。 美味しいって言ってくれる人はいっぱいいるけど 神田さんは特に、幸せプラスとか、色んな感想とか "また私のクッキーが食べたい"……とか。 ……多分、神田さんにとっては何気ない言葉でも 私にはなにより欲しかった特別をくれました。 勝手に救われた気になってたんです、……重いですけど。 [ 一回だけ作ったのは、ここでなら、と思えたから。 でもやっぱり怖くて一歩下がり直してしまったとも。 知って欲しくて話す時間は随分長く感じたけれど まだ告げたいことは、ひとつあるのだ。 ] (+19) 2023/03/07(Tue) 13:28:20 |
【墓】 厨房担当 マシロ私、お母さんのことは恨んだり嫌いじゃないです。 育ててくれたのは本当だから。 正直まだ、お菓子…特にケーキを作るのは怖いです。 ……でも、いつかもし、大事な…特別な人ができたら いつか作っていきたいって、ずっと、思ってて。 あの。…………あの、ですね [ 言い淀む。 けれど"言わずに後悔した"過去が大咲の背中を押した。 どんな顔で聞いているか、怖くて見れずにいた神田の方を 恐る恐る見上げて、髪を揺らして。 ] (+20) 2023/03/07(Tue) 13:28:38 |
【墓】 厨房担当 マシロ神田さんのこと、好きです。 ……お客様としてとか、そういうのじゃ、なくて。 いつか特別な人に作りたいと思ってたケーキ、 神田さんが、食べてくれませんか。 他の、まだ作れないお菓子も全部、一番最初に。 後、あと、……一緒にご飯も食べたいです。 [ だから、"勘の良くない"私に、 どうか頷いて 答えを教えては、くれませんか。** ] (+21) 2023/03/07(Tue) 13:33:28 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ 大咲もしかして死んでしまうのでは……? >>+22 お願いは華麗に躱され、けらけら笑う神田の方を 桃色うさぎに改名した方が良いような頬の色で うぅ、と見つめるしか出来なかった。 出来ない約束はしない主義 と、いうのは。 きっと、可愛いを控え目に、以外の意味も込められていて これから彼が結んでくれる約束の糸は 絶対解れたりしないことを 教えてくれているみたい。 ……みたいじゃなくて、実際そうなのだということに 気付かないほど、大咲も勘は悪くないが。 ] …………見せたくなかったら、隠して、ください。 その、……神田さんが。 [ 私は「可愛い」以外にも、貴方がくれるもの全てを きっと頬を染めて受け止めてしまうので。 ] (+34) 2023/03/07(Tue) 20:32:40 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ 自分も繋ぎたいと紡いで重なった掌が温かいのは、 きっとお互いに緊張と、跳ねる心臓が脈打つせいだ。 彼から齎される言葉のどれもが大咲の心を揺らすから、 張られた予防線に垣間見える緊張は寧ろ有難くて。>>+23 どうにかいつものように軽口を叩く……より早く ぎゅっと強く手を握られ、急速に頬に熱が集まった>>+24 ] ……ん、と。 私も出来るだけ長く一緒にいたい、です。 だから 今日は……ううん、これからも お言葉に甘えたいし、甘えます、けど 次の日予定があったり、体調が悪い時とかは 絶対無理して応えようとは、しないでくださいね。 [ 迷惑じゃ、なんて言葉は彼の心配を助長させてしまう。 でもここだけは譲れませんから、と。 代わりに終電後、ひとりで帰る時は歩くのをやめて タクシーなり何なり、安全な帰宅方法を選ぼうか。 ] (+35) 2023/03/07(Tue) 20:32:48 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ ちゃっかり「登山好き」は頭の中にメモして 神田さんフォルダへ丁寧に保存しておこう。 一緒に藤棚を見に来ようという未来の約束に、頬を緩め 「はい」としっかり頷いて。 饒舌なお喋り内容は、ふふ、と楽し気に笑って聞いていた。 中学生と雪合戦して負けたなんて、可愛いな。 じゃあ次は私と雪うさぎ対決しましょうよ、とか。 そんな返事をしながら。 ] ……こ、これ以上喜ばせてどうするんですか、ほんと… [ 困ってないけど、困ってしまう。恋は矛盾だらけだ。 これから可愛い服を買うのに更に時間をかけてしまうし 常に貴方のかわいい、を更新できる自分でいたい。 そんな時間を経て、ベンチに座って。 優しい言葉に背中を押され>>+26 大咲は初めて、お菓子作りを厭う理由を語っていく。 重なったもう片方の掌が、心の雪を解かしていく。 ] (+36) 2023/03/07(Tue) 20:32:52 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ ご飯を食べてくれなかった話の時は。 横で何かを堪えたのを、話しながらでも感じていた。>>+27 話を途切れさせないようにという配慮を有難く受け取り しかし、ケーキの話はやっぱり、 隣から穏やかでない色を含んだ声が零れ落ちてくる。>>+28 だから食前には言いたくなかったのだ。 こんな話を聞いた後に、彼だけのうさぎのクッキーをなんて もし同情でも覚えさせたらと思うと、言えなかった。 ……料理の味を変えてしまうというのも勿論だけれど。 優しい人だ。他愛なく人を喜ばせることができる人。 大咲なりの恋の向け方は、多分、隠し通せてはいなくても それゆえに、あの時語ろうとしなかった。 もし彼が他に想う人がいたとして、大咲の過去の話が 邪魔してしまったらどうしよう──と。 料理人としての自己肯定感は高くても。 ひとりの大咲真白を肯定するには、 あの日のケーキがどうしても傷痕になっていて。 ] (+37) 2023/03/07(Tue) 20:32:59 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ 恋ってもっと、甘くて穏やかで優しいことばかりだと そんな風に考えていたけど、現実は全く違う。 好きだから辛くて、好きだから出来なくて、 恋しているから、何故か過去の傷をまた掘り返して。 全部知って欲しい。全部知りたい。 私以外とじゃなくても幸せでいてほしいとも思えるのに でもやっぱりその時傍にいるのは、私がいい。 ──好きだと告げた瞬間、彼の片手が肩へ触れ 驚く間もなく繋がったままの手を強く引かれて 勢いのまま、大咲は彼の胸元へ抱き寄せられた。 ] (+38) 2023/03/07(Tue) 20:33:07 |
【墓】 厨房担当 マシロ────……っ、 [ 大咲の心音に負けないくらいの大きな声だった。>>+30 咄嗟に、いつも大事にしてるカメラがあることを思い出し、 けれど見開かれたままの目と言葉を紡げない唇は そのことを指摘する余裕もない。 遅れて気付いた彼がそっと体を離すのに 「あ、」とどこか名残惜し気な声だけが零れ落ちる。 ] ………… …… は、じめて、です 今まで、お弁当がないこととか授業参観とか…… 三者面談に来てくれないこと、とか そういうのから察して、かわいそうって 言われたことはいっぱい、あった、けど [ 彼は、母に怒ってくれたという。>>+32 かわいそうじゃなくて、あの日の、母に。 ] (+39) 2023/03/07(Tue) 20:33:52 |
【墓】 厨房担当 マシロ……怒ってくれたのが、嬉しいです 私には、怒りたくても怒る権利は無いって思ってて お母さんにとって邪魔だって、……知りたくなかったから 捨てたことをなんでって問い質したとして、 最悪の未来を、考えたくなかったから…… [ だから、嫌いじゃない。恨んでない。 でも、好きってわけでも、ない。 触れ合わないのが私からの、せめてもの優しさだった。 好きになった人が、あの日の自分の代わりに ふざけんなと言うくらい怒ってくれる。 それだけでまた彼に救われて、紡ぐ声はひどく掠れて、 「薄い人間性」なんて言葉には強く首を横へ振った。 ] (+40) 2023/03/07(Tue) 20:34:14 |
【墓】 厨房担当 マシロ全部、神田さんとしたいことばっかりです。 ご飯もケーキも他のお菓子も食べて欲しいし、 神田さんのご飯も、一緒に、食べたい。 一緒に作るのも、きっと楽しいだろうなって思います。 今まで知らなかったこと、全部知りたいし ……私だけの、神田さんになって、ほし ぃ …し お互いを一番幸せに出来るって、信じたい。 ……ううん。一番幸せにするって、約束します、私。 [ 語彙なんか、私の方が滅茶苦茶だ。 でも今は気持ちの儘に喋って、伝えたいことを伝えて 貴方と一緒に未来だけ、見ていきたい。 いつか作るお菓子の記憶が全部、ぜんぶ、 貴方の笑顔になるように。 作って差し出す時の、私の笑顔に、なれるように。 ] (+41) 2023/03/07(Tue) 20:34:27 |
【墓】 厨房担当 マシロ………… ぁの。 私、恥ずかしがると、逃げる癖が……ありまし、て…… ……捕まえておいて、くれますか…… [ でも、聞きたいんです。 貴方が好きになってくれた私のこと。 そしたら私、自分のことを 大事に出来るようになる気がするから。* ] (+44) 2023/03/07(Tue) 20:39:11 |
厨房担当 マシロは、メモを貼った。 (c4) 2023/03/07(Tue) 20:41:25 |
厨房担当 マシロは、メモを貼った。 (c5) 2023/03/07(Tue) 20:42:53 |
【墓】 厨房担当 マシロ ― 白うさぎの幕間閑話 ― [ 早退の夜から二日後に戻って来た速崎は、しかし >>102 翌日から更に数日、今度は普通に体調不良で欠勤した。 新しいアリスブルーのうさぎ店員はまだまだ慣れぬ身、 大咲は急遽シフトを増やし、休日を出勤日にしたりして どうにかこうにかうさぎの穴を連携プレーで回した。 神田とは、夜の退勤後、共に帰る夜もあっただろうか。 けいちゃんマジ今度こそツラ貸しとけ〜!? ……とは、まあ、体調不良者には思うまい。 営業後に店裏へ呼び出してタイマンしても良いのだが あの時の後姿を思い出すと、どうしても。 コーヒー豆をそのまま噛んだ後のような気持ちになる。 "かわいそう"で傷付いたのは、栗栖と速崎だ。 勝手にそこへ大咲の過去が付いてきただけ。 零してしまった「なんで」の話し合いは、…未だ。 (あ、お土産はちゃっかり食べました。ええ。 * ]美味しかったけど、けいちゃんどこ帰ってたん…?) (+45) 2023/03/07(Tue) 21:43:48 |
【墓】 厨房担当 マシロ ― アスパラガスの日に ― [ 漸く得た夜シフトのみの日だった。 ああ〜夕方からの出勤最高……とかなんとか思いながら 既に仕込みや準備をする瑞野にそのテンションのまま (あの日の視線の先を思い出したのもあり) スマホ片手に、MVを見せに行くくらいにはご機嫌だった ] 瑞野さん、見てくださいよこれ〜っ 最近友達から送られてきて、ずっと聞いて …て…? [ そんな他愛ない雑談、の、つもりが。 予想外の反応に「これは…………」と勘付き>>90 "本当にヒーローなんだ"という言葉と、クレジット。 大咲は大変に偉いので、深くは突っ込まなかったが ] (+46) 2023/03/07(Tue) 21:44:11 |
【墓】 厨房担当 マシロ(…………ふふ、瑞野さんも、そんな顔するんだ?) [ あーあ、高野さんってば勿体ない。 こんな瑞野さんを見れないなんて。 でもこれは"うさぎの特権"の一種類なので。 何だか遠くないうちに彼のものになってしまうような 妙な確信めいた予感もあるからこそ。 お兄ちゃんみたいな先輩スタッフの横顔を 微笑ましく見守るに留めました。偉いでしょ〜?* ] (+47) 2023/03/07(Tue) 21:44:19 |
厨房担当 マシロは、メモを貼った。 (c7) 2023/03/07(Tue) 22:08:10 |
厨房担当 マシロは、メモを貼った。 (c9) 2023/03/07(Tue) 23:03:52 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ 母親を嫌いになれないから、誰かに怒って欲しかった。 大咲が言えないこと、癒えない傷を肯定されたくて。 だから自分を救うために綺麗な言葉を並べるのではなく 思っていることを吐き出すその誠実さが、好き、だ。>>+49 ] ……持ってる、側 そうですね、……だから私、傷付いたのかも [ 同じ世界にいたいのに、違う場所へ落とされたみたいで。 持ってないと、なにか駄目なことが、あるのかなって。 呻くように低く呟く貴方の方が、 今はよっぽど、私よりも痛いような声音をしている。 速崎へ零した"なんで"や、話し合いも、 大咲はタイマンと言いつつ本当に怒る気はなかった。 怒って、相手を失うのが怖いから。 ……けれど、貴方が私の代わりに痛がってくれて こんな風に怒りを露にしてくれた、それだけで。 過去の私が、泣き止んでいくような気がするんです。 ] (+63) 2023/03/07(Tue) 23:59:33 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ 緩やかに引き寄せられて、耳元で囁き落ちる言葉。>>+50 そこには好意を伝える以上の切実な声色が満ちていて、 ああ、甘えて良いんだと、思えた。 甘え方はまだ手探りで、何もかも生まれたての迷子みたい。 でもそこに貴方がいてくれるのなら 私は、私のままでちゃんと、立っていられる。 ] ……うさぎの穴は例外って分かってくれる、 ううん。同じ気持ちでいてくれる、神田さんが好きです ────それ、高野さんのMV……見ましたよね? [ あの日ふざけて言い合っていた言葉。>>+51 宛先が私だったら良いのにな、って思いながら聞いていた。 揶揄うようになんとか声を返したけれど 離さないで、ちゃんと、捕まえていて欲しいのです。 ……白うさぎは脱兎が得意なので。 体温が離れても、手の温もりは繋がれたまま。>>+52 ] (+64) 2023/03/07(Tue) 23:59:39 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ それから語られるのは、まず、貴方自身のこと。>>+53 店員とお客様という立場の時は聞けなかった話だ。 知りたくて、識りたくて、じっと貴方を見つめながら 私は聞いていることを示すように頷きも時折挟む。 父親と母親がいて。平凡な人生。 大咲にはドラマ越しでしか知らない想像の世界。 けれど、貴方のことなら何でも教えて欲しくって。 "平凡な人生は笑顔になることがない"なんて そんな言葉に、ぽかん、と口を開けたりもしたかな。 ……普通の人に憧れたことも、あったけれど 彼らには彼らなりの悩みや人生や景色があるんだ。 些細な、でも大事なこと。うん、と頷いた。 ] (+65) 2023/03/07(Tue) 23:59:44 |
【墓】 厨房担当 マシロ…………、 [ 写真が趣味の人なんだろうな、という大咲の認識は ここで大きくひっくり返されることになる。>>+54 笑顔を学ぶため。 常に楽し気にしているお店の貴方しか知らないから そんな理由も、想像なんて、していなくて。 美味しいものを食べたら笑顔になるという言葉には 「分かります」とばかり、瞳を輝かせた。 フリーのグルメライター。SNSのご飯日記。 だから昼夜問わず店へ来れて、融通も効くと言ったのか。 ひとつひとつ、パズルのピースが嵌るような気持ちだ。 他の誰でもない 特別な貴方 のこと 耳に入る言葉はどれも新鮮で、知れることがうれしくて カメラを向けなくても、貴方がいるだけで笑えるんだ、と 示すように私は自然と咲っていた。 ] (+66) 2023/03/07(Tue) 23:59:53 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ ──うさぎの穴を秘密にしている理由も。 それだけ私が愛しているあの場所を、 貴方も大事に想ってくれていることが分かるばかり。 何故か業界人も多いとなればその配慮は有難い。 …そういえばシャミ先輩、最近忙しそうだったな、と 体調不良の理由を知っている大咲は シャミちゃんの、という話題で不意に思い出したけれど。 そこは当人同士、或いは本人が糸を解くところだろう。 故に察するに留め、ただの神田だよ、と言う彼に ] ────はい。 [ 勿論です、としっかり声を返した。 ] (+67) 2023/03/08(Wed) 0:00:09 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ じっと見つめられるなら、視線はそらさない。>>+56 ……それ自体は結構大きな一歩なんですが、その、 笑顔が分からない人の頬のゆるみ方じゃないですし そんな風に咲う理由も、あの、……自惚れでないなら。 ] ────── …… っ [ 聞かせてくださいと言った身で。 愛されることに慣れない心は、降り注ぐ言葉に閾値を超え うさぎの目と同じように顔も耳も赤くした。 「ナンパされても歓迎ですよ」なんて 写真を貰った時、冗談めかして返したのを思い出す。 あーあ、これ全然脈無しだ、と寧ろ思っていたのに ……私のこと。想ってくれてたんだ、とか。 ] (+68) 2023/03/08(Wed) 0:00:19 |
【墓】 厨房担当 マシロ……あの時、ナンパして欲しかったんです、ほんとは 今それ言うの、恥ずかしい…ですけど。 神田さんの笑顔が好きだったから。 高野さんと話してたこと、気にしちゃうくらい 私を幸せプラスって言って幸せにしてくれた 神田さんの笑顔も言葉も、全部、 ────神田さんが好きです。わたし。 今は、あの、……照れちゃって ぜんぜん……上手く言えないですけど 隣で言い続けるから、神田さんからも、聞きたいです ……神田さんが好きでいてくれるなら 私も、私のこと、ちゃんと大事にしたい。出来ます。 [ きゅ、と私から貴方を今度は抱き締めた。 赤くなった顔も、感情が波打って潤んだ瞳も、 隠すことなく体温を分かち合って。 ] (+69) 2023/03/08(Wed) 0:01:36 |
【墓】 厨房担当 マシロはい。神田さん。 "神田さんに"、全部全部、食べて欲しいです。 ────そんなの、こっちのセリフですよ。 好きになってくれてありがとうございます。 ……好きを教えてくれたのも。 [ 初恋なんですよ、これ、と打ち明ければ 全部ちゃーんと聞き届けた白うさぎの目に 貴方はどんな顔で映っていたかな。 へにゃへにゃ頬を緩める私は、春に浮かれたうさぎの顔 先に立ち上がる貴方へ合わせて 「送ってください」と頷き。 そのまま、手を繋いで 穏やかな夜の帰り路 春の訪れを感じながら、一緒に、帰りましょう。** ] (+70) 2023/03/08(Wed) 0:05:15 |
厨房担当 マシロは、メモを貼った。 (c11) 2023/03/08(Wed) 0:12:10 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ 一緒に痛がってくれるのが嬉しい、なんて言ったら 貴方は果たしてどんな顔をするのだろう。>>+71 同情でも何でもなく、あの日の傷を肯定してくれること。 例え立場が違っていても その想いは確かでしょう? これから先、二度と傷付かないなんてことはきっとなくて でもその代わりに私の隣には貴方がいるし 貴方の傍にも私がいる。 ──守られるばかりじゃなく、一緒に、どんな痛みも傷も 向き合っていきたいな …そう思えた。 うさぎだって、いざという時はやるんですよ。 ] ……私が一番好きな声は、神田さんの声、ですよ だから、その …………あんまりドキドキさせないでください…… [ >>+72 真剣な声音が本気なんだと教えてくれる。 そろそろ本気で担当カラーを桃色にするべきか。 ] (+81) 2023/03/08(Wed) 19:52:41 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ 好きな人のことなら、どんな人生でも聞いてみたい。 寧ろ貴方が私みたいな道を歩いていなくて良かった、と そんな風に想うのは 大咲のエゴだけれど。>>+73 「取り立てて面白みのない生い立ち」と思っているなら 今から私が色を付ける余地が幾らでもあるということ。 カメラを向けなくても美味しいものがなくても 目の前に貴方がいれば、私は自然と咲えるんですよ。 ……なんて、それはきっと、未来で示していける筈。 ] ────……ぁぅ、……。 [ かわいくないです、と言葉を否定したくはなくて でもいつものように肯定で茶化せもしない。 形にならない声が零れ、赤い耳を隠しかけるけれど。 ] (+82) 2023/03/08(Wed) 19:52:45 |
【墓】 厨房担当 マシロ……だ、だって、脈無しだと思ってたんです ナンパでも歓迎ってうっかり言っちゃって、 どう返せば気まずくならないかなって、その…… 信用してたのも、本心ですし…… [ 「言わないでください……」といよいよ顔を覆った。 気になってつい貴方の声を聴いてしまうし、 常に探していたのも事実であるだけに。 本人から指摘が来ると、ほんとにもう、居た堪れない。 恋は盲目という先人の偉大な言葉が頭を過る。 正直、遠い世界の、違う感情なんだとさえ思っていた。 誰かを好きになる。その人に好きになってもらう。 ──どうやって? 抱えた答えは出ないまま。 一生縁がないなと思っていたのに、 気付けば林檎が落ちるように恋へ転がって。 ] (+83) 2023/03/08(Wed) 19:52:51 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ 帰り路では色々な話をした。 >>+78 お店にいる間は聞くに聞けないプライベート。 一人暮らしはお揃いです。一駅先、女性向け物件。 実家は……まだ同じ場所にあるのか分からない。 23歳。誕生日は冬なのも、お揃い。 何型なんだろう。教えて貰ったことはなかった。 155cm、体重はトップシークレットです。女の子の秘密。 あと、好きな色は白です。名前が真白だから。 ──神田さんは? と聞けば ] ……ず、るぃ ひと、ですね…… [ そんな不意の、会心の一撃。>>+78 一生勝てそうにないんですが、どうしましょう、神さま。 脱兎しなくなっただけ大咲偉いと思いませんか。 代わりに、きゅ、と手を繋ぐ。 ] (+85) 2023/03/08(Wed) 19:53:00 |
【墓】 厨房担当 マシロ休みの日は……んー。 新しい服とか、仕事の時は使えないけど可愛いコスメとか 買い物に行くことが多い、ですね。 あ、流行りの曲を聞くのも好きです。 好きなこと──料理とかわいいものと、後 これは今日気付いた好きなこと、なんですけど 好きな人のことをいっぱい知るのが、好きです。 [ だからインドアもアウトドアも両刀です。 しつこいなんて全然思わなくて、寧ろ質問は嬉しくて。 友達はいるけど、荒れていた頃の子ばかりだから 遊びに出かけたこともあんまりないです。 だからいっぱい教えてください。 新しく出来た好きなこと、教え続けるので。 そんな風に笑いながら。 ] (+86) 2023/03/08(Wed) 19:53:24 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ 月のお休みは大体これくらいです、と教えたシフト。 多分、世間一般の会社員よりもぎゅうぎゅう詰めで 欠勤が出たら増やすこともままあるけれども 一人で家にいるよりは、と入れすぎた節もあり。 今後はちゃんと出来る範囲で調整しますと宣言して 旅行にいくとすれば、なんて未来予想図には ] ──取ります! 絶対! ……長くても三日とか、四日が限界、かもですけど [ せめて新しい人が増えてくれたらなぁ。 という期待は、意図せずして直近にて叶うことになるが。 一駅分。いつもと変わらない距離のはずなのに。 ゆっくり歩いても、どうして短く感じるんだろう。 ] (+87) 2023/03/08(Wed) 19:53:29 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ 顔を隠すように手を振り踵を返す貴方の服を掴み、 迷路みたいにぐるぐる回転する頭で導いた答えは。 ] あ、あのっ、 ぃ……いやじゃ、ないです だから懺悔とか、しなくてよくて… ……おぼえておく、ので いやじゃないことも、憶えておいて、ください じゃああの今度こそおやすみなさい!!! [ 何言ってるんですか私。何口走ってるんですかわたし!? 引き留めてまで言いたいことも要領を得ないくせに 白うさぎは脱兎を決め、家の中へ駆け込んだ。 ずるずるその場へ座り込むと、まっかな顔を覆って ] (+89) 2023/03/08(Wed) 19:53:51 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ 真白と書いて、ましろだから、白が好き。 でも白色ってね 何色にも染まっちゃうんですよ ──いつか遠くないうちに 貴方の色に、染めてほしい です。* ] (+90) 2023/03/08(Wed) 19:53:58 |
【墓】 厨房担当 マシロ ― アスパラガスの日にて ― [ 速崎と話し合おう、と大咲は思っていた。 連日何かと慌ただしく、思うように顔も合わせられず ようやく被った出勤日。 仕込みの用意や時間が奇跡のすれ違いを見せ、 結局大咲はここまで声どころか挨拶も交わせないまま。 何かに空回るような速崎を見てしまえば 勝手に傷付いただけの大咲が、声を掛ける余地もない。 ] (……ど、どう、どうしよ) [ そうこうしているうちに衝撃の告白が聞こえ>>165 結局あの日以来、礼も言えていない葉月が来店し>>173 「なんでもない日」ではなくなった一日の幕開け。 ] (+91) 2023/03/08(Wed) 20:19:12 |
【墓】 厨房担当 マシロ…………けいちゃん [ 大咲に出来ることは、ない。 恋の実が色付かずに落ちる瞬間を見聞きしてしまっても 今この場の大咲は、幸せと美味しいご飯の、白うさぎ。 なんで、と零した先日の自分を思い出す。 過去なんかひとつも教えなかったくせして どのツラ下げて傷付いたとか言えるんだろう。 でもこの三年、一緒に笑い合って料理をして あの記憶と日々が全部、壊れてしまう気がしたんだ。 ──けれど、言い切らずに話し合おうとする速崎は クッキーを作った日の記憶と、どこか、重なる。 ] (+92) 2023/03/08(Wed) 20:19:40 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ その時すでに神田は店内にいたか。 或いは幸か不幸か、この騒動を知らないか。 今日のうさぎの穴はなんだか、少しだけ苦しい空気。 それでも営業は閉店時間まで終わらない。 大咲は過日のように動揺を露にすることなく しかし今日ばかりは空気になるしかないと気配を消した ] (なんかもう、感情も考えもぐちゃぐちゃだけど 私はやっぱり けいちゃんと終わりたくないな) [ だって、信じたいってあの時確かに、思ったから。 ────だから今は見守りもせず 本人たちにとって良い結末へ向かえるよう祈るだけ。 ] (+93) 2023/03/08(Wed) 20:20:09 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ 貴方が来店のベルを鳴らすなら、 「いらっしゃいませ!」といつものように明るく笑って。 それとも貴方が既に、うさぎの穴へいたのなら お仕事中の白うさぎは、自然な動きで 貴方の声を拾うため 近くへ移動することになる* ] (+94) 2023/03/08(Wed) 20:22:02 |
厨房担当 マシロは、メモを貼った。 (c13) 2023/03/08(Wed) 20:23:45 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ 葉月が速崎を気にしているのは知っていたけれども、 速崎が栗栖に好意を持っているなんて気付かなかった。 けれど貝沢も栗栖が好きで、栗栖も満更ではなさそうで ……その時点で全員幸せのハッピーエンドは存在しない。 顛末として、明らかな深酒も気にかけてはいたけれど>>454 今日ばかりは致し方あるまい、と止めることはなく。 あの日の妙な空気の理由は、 気付いていないならまだ教えてはいなかった。>>+102 栗栖の過去を無断で教える羽目になりかねないし 全部が終わった後、話せるところだけ聞いて貰おう、と ] ────あ、神田さん! いらっしゃいませ、お好きなお席へどうぞ! [ それはともかく、貴方の幻覚は実際その通り。 白うさぎはこの空気感からの寄る辺を見つけ、 ぱっと笑顔で、ぴょん、と跳ねては彼を迎えた。 ] (+105) 2023/03/08(Wed) 23:44:36 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ この店の、お客様と雑談をしても良し──どころか 和気藹々とすることが寧ろ持ち味ということもあって まあ、変に勘違いをする人も、いないこともない。 故に彼の牽制は実際功を為しているのだが、 そちらは大咲が知る由もなかった。 最近厄介なお客さん減ったなぁ、くらいの気持ちだ。 少し遅い時間帯の来店の理由には察しがついている。 てっぺんまで飲む、と決めるような日なら別でも 夜のご飯を楽しむだけなら時間が余るのは確実で。 気遣いながら通ってくれる彼の優しさが、うれしい。 ] 前みたいにカウンターで事故っちゃったら、 今の葉月さんだと大変ですしね〜? [ なんて揶揄って、笑い声を一つ。 その頃には店内も幾分か明るさを取り戻していて、 ご機嫌な瑞野というレア中のレアまで見た後となれば>>436 絶対"アレ"じゃん!…と、野次馬しそうになるものの ] (+106) 2023/03/08(Wed) 23:44:52 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ いつも通りの声音、普段と変わらない笑顔。>>+104 連日の出勤と今日も開催された騒動で疲弊した心に、 恋しい彼の"普段通り"が安心感を与えてくれる。 ] はーい、承りました! たけのこの天ぷら、穂先多めと……アスパラの鶏肉巻き。 マンゴータルトはですね、今日、瑞野さんが── [ 作ったんですよ、と言いかけて、つい。 やっぱり堪えきれない大咲は、瑞野のいる方を見た。 何故か新人を息子にしたらしいご機嫌な瑞野。 私の方が! 先に! お兄ちゃんみたいに慕ってたんですけど〜〜!? ……とは、言わない。大人なのだ、大咲は。 ] (+107) 2023/03/08(Wed) 23:45:11 |
【墓】 厨房担当 マシロ……なんか瑞野さん、ご機嫌なんですよねー、今日。 デザート以外は、私が作りますね。 今なら手が空いててすぐ取り掛かれますし ちょっとだけ待っててください。 [ 見詰める大咲の顔は、仕事の為のナチュラルメイク。 あの日教えた「お休みの日はラメを使うのが好き」という 些細な、好きなことのひとつ。 万が一でも料理に入ると困るから、勤務中は使えない。 でも、私服は可愛いを常に気にするようになった。 理由は──言わなくても、分かりますよね? 白うさぎはオーダーを受け、おしぼりと温かい烏龍茶を まずは手早く机へお出しして。 厨房の方に戻っていく。 ] (+108) 2023/03/08(Wed) 23:45:33 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ それにしても、春だなぁと思わんばかりの食材たちだ。 たけのこの天ぷら。アスパラを鶏肉で巻いたもの。 となれば前者はあっさりめで、後者には味を足そうか。 まずはたけのこを手に取り、水洗いを終えれば 穂先が多めになるよう食べやすい形へ切っていく。 穂先は柔らかい分、薄く切ってしまうと噛み応えがないから 厚めに切ることを意識して。 鍋へ水と切り終えたたけのこ、店の特製めんつゆを入れ 中火で煮汁が殆どなくなるまでいったん放置。 ……という工程を一から踏むと時間が掛かってしまうので。 和食を望まれた時に対応できるよう、 ある程度は仕込んでおいた。穂先や根元は好みがあるから 指定があれば選べるよう、きちんと考えて仕込んでいる。 いや本当、その日の食材に合わせて注文を予想して 予め仕込んでおいたものが使われると、安心します、ね ] (+109) 2023/03/08(Wed) 23:45:43 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ 仕込んでおいた水煮のたけのこを取り出し、 器へ移して、残ってある煮汁に浸しながら広げて冷ます。 待つ間に今度はアスパラ、皮を取り除いた鶏の胸肉。 後はゴボウ、人参、干ししいたけを用意して 胸肉に包丁で切り目を入れ、開く。 塩と料理酒を全体へ振りかけて通るように軽く揉み込み、 アスパラのかまを取り 皮を剥いた(削いだともいう)ゴボウと人参を ある程度の太さの棒状へ切れば、しっかりと茹でる。 干ししいたけは水で戻してしっかり水気を切った後、 半分にカットして。 開いた鶏肉の上へ茹で冷ましたゴボウ、アスパラ、人参の 彩り三兄弟を乗せ、タコ糸で巻いて縛った。 ] (+110) 2023/03/08(Wed) 23:45:53 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ フライパンへごま油を引き、 みりん、醤油、砂糖、料理酒を混ぜたものを用意して。 天ぷらと一緒に食べても引き立つように、 気持ち、味を濃く作ろうと、量を調整しつつ。 先に巻き終えた鶏肉を並べ、転がすように全体へ火を通し 一度余分な脂をキッチンペーパーで拭き取れば 混ぜ終えた調味料と一緒に再度フライパンへ移し もう一度、今度はシイタケも加えて加熱する。 粗熱を取る間に、ボウルへ天ぷら粉と水を混ぜ たけのこの汁気を軽くペーパーへ吸わせたら 天ぷら粉へくぐらせ、油でじゅう、と揚げていこう。 大葉も合わせるかと思い立ち、追加でそれも。 完成した大葉とたけのこの天ぷらを見栄え良く並べ。 粗熱も取れた鶏肉を一口サイズに切っていけば、 中はちゃんと綺麗な市松模様になっていた。 ] (+111) 2023/03/08(Wed) 23:45:59 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ 後は一緒に加熱したシイタケを見栄え良く乗せて、 いわゆる"八幡巻き"の完成だ。 ……あ。いえ別に、あの、名前が同じだからとか そんな他意は。いや。その。 無いとは、言わない。 マンゴータルトは食後だろう、と二皿を手に 神田の元へ笑顔と一緒に帰っていこう。 ] 神田さん! お待たせしました! ご注文の、たけのこの天ぷらと……その、 ……鶏肉のアスパラ巻きです! タルト、食後にお持ちします ……ご、ごゆっくり! [ 咄嗟に料理名に詰まって、結局言えないまま 白うさぎはいつもの癖でぴょんと背中を向け、かけて ] (+112) 2023/03/08(Wed) 23:46:20 |
【墓】 厨房担当 マシロ[ やっぱりくるんと振り返った白うさぎは 「あの」と小声で話し掛ける。 お店の中、今は店員とお客様だと分かっているけれど ……ちょっとだけ。 しんどい気持ちを、約束で、甘やかしてくれませんか。 ] 今日、お家に泊まっても、いいですか 体調が悪いとかじゃないんです、けど ……少しだけ。隣で今日は、休みたいです。 [ そんな雰囲気もきっと、 貴方が牽制したいご新規様の心を折るのだろうな。** ] (+113) 2023/03/08(Wed) 23:49:27 |
(c14) 2023/03/08(Wed) 23:52:48 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新