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【人】 アル[流石に二人旅行のつもりだからヴラドも来ないと信じたいところだが……と、>>0:35ツァカリが気にしていたならば自分自身もまた「どうなんだ」と口から疑問を溢したに違いない。 気付いたら下町に足を運んでいた事を完全に見抜いていた自分の召使いの男である。何なら色々と騒ぎがあった翌日に呼び出されたと思ったら、下町での遊び方をもう少し考えた方がいいですよと言い渡された事もあっただろうか。 何だかんだで彼は何処かから見守っているのかもしれない。少しは配慮をして貰えると嬉しいのだが。 …つか、そろそろ俺もお前もいい歳なんだから、別に追い掛けなくても良いのではと思いながらも「ボディーガードの仕事が務まらないでどうすんだ」と言われてしまえばそれまで。思ったよりあまり口酸っぱくも言えないのもまた事実である。] タタミ……ああ、この床細工のことか? ニホンは裸足で家の中は暮らす文化だっけ。 [ふいと目に映った映像には緑色をした床。 マットレスとも違う、あまり見かけない──日本文化の場では見たことがあるけどもこっちの国では滅多に見かけないから物珍しい──青々としたソレの上で寛ぐというのはどんな感じなのだろう。] (1) 2023/04/20(Thu) 1:36:05 |
【人】 アル[声が弾んでいるのがとても分かる。既に楽しさが伝わってくる>>0:36彼の口振りに思わず口元は緩み、併せて声は揚々とリズムを刻んでいた事だろう。思ったより自分も、彼と二人っきりで楽しめる旅行が楽しみであるらしい。] じゃ、気分が変わらないウチに予約かねぇ。 俺の空きそうな予定、いま幾つかだすからさ ツァカリも合わせられそうな日程を教えてくれよ。 [>>0:37ごろにゃんと喉を鳴らすものだから、敵わない。甘え上手なところがあるんだからと思わず笑って、それから自分の内側で浮かび上がる「二人だけかぁ」という下心に近しい思いはカプチーノを口元に運んで飲み込む事で誤魔化す事とした。 …恐らく、>>0:38傾けたのはほぼ同タイミングである。] (2) 2023/04/20(Thu) 1:44:27 |
【人】 アル[幾許か言葉を呟いてから、二人のスケジュールを併せた。 ぼやく様な声は完全に本人の無意識だったが、それ以外については淡々と計画を練るのが得意な彼の性分。あっという間に調整を組み立ててみせてから『じゃあ此処にしようか』とペン先で丸を囲ってみせたその日、約束の日。それは遠くもなく近くもなく、程いい頃合いであったに違いない。 ──時期はちょうど今頃。 春先も過ぎて初夏と呼ばれる暖かな気候。桜の季節は終わり、梅雨の紫陽花には早すぎる頃合い。緑の眩い光景が眺められる温暖な時期は、他国の環境に慣れているとは言い難い自分たち二人にとっても過ごしやすい時期だっただろう。 (夏だったら、湿度の高さでやられていたと思う)] ツァカリ、酔い止めでもいるか? あまり浮かれ過ぎんなよ […これは、賢い狼さんと生意気な子猫の小旅行の話。]** (3) 2023/04/20(Thu) 2:02:35 |
アルは、メモを貼った。 (a0) 2023/04/20(Thu) 9:38:10 |
アルは、メモを貼った。 (a1) 2023/04/20(Thu) 9:57:46 |
【人】 アル[──その未来は遠くもなく、日々をこなせば訪れる。 身軽な見た目に反して多い荷物はそこそこの日数を 楽しむ為に持ち込む為の物。量はツァカリと違わない。 まあ、変に持ち込んでも動き難いから自分自身は 比較的必要最低限にしたつもりではあるけど。] ははっ! じゃあ後から欲しいって言われてもやんねーぞ? [ゲートを越えれば自国の地を足が離れるまで後少し。 そして暫くの間は心と同様に浮かび上がる鉄の塊で 空を駆け巡る事になるのである。] (7) 2023/04/21(Fri) 1:41:23 |
【人】 アル[窓の外で、青が広がっていた。 それは比喩でも何でもない。青天と晴天、それから大海原。 太陽に照らされる波打つ青を超えた先には 目的地でもある遠い東の海にある東方の大地。 高度が降りてきた事で窓の外にはこの国を表現してみせる 白粉を纏った美しき活火山が雲の合間に覗き込んできた。 白さが際立つ建物が多い此方の地とは異なり 狭そうな場所に密集している建物達の光景をみるだけで 「本当、全然違う文化圏なんだな」と思わされた。 見ているだけで色んなインスピレーションが湧きそうな その大地に足を踏み出す事を思ったよりも楽しみにしている。 指摘されれば「仕方がないだろ」とは答えたに違いない。] 到着したら次は電車に乗らなきゃだっけ。 …時間によっては人がやばいって聞いたけど平気かな。 [──此処が、東方の島国。日の出る国と称された日本か。 どんな旅になるんだろうな。 (時間によってもみくちゃになるほど通勤者が多い事を 少なくともこの二人は深くふかーくは知らないやもしれん)] (8) 2023/04/21(Fri) 1:59:55 |
アルは、メモを貼った。 (a3) 2023/04/21(Fri) 2:02:47 |
【人】 アル…ははっ! 変わらないか。 でも、気分的に良いもんだろーよ? [鉄の鳥から離れ、進んだ先は美しく整備されたビルの一つ。 外との交流を映し出す窓ガラスが並べられた白い建物。 空港は何処でも同じとは言うけど──見慣れない外の国の 特有的な『文字』を看板や道案内の中に見つけたならば いよいよ此処は異国の地であるのだと脳内は理解を示す。] じゃ、荷物を受け取りに行かなきゃな。 あんま離れんなよ? …離れないと思うけど。 [そんな場所でも>>11一番変わらない人がいると安心する。 思わず口元に笑みを浮かべて、可笑しいと笑顔を見せる彼に 「可笑しいよな」って笑い返してみせようか。] (13) 2023/04/22(Sat) 0:46:01 |
【人】 アル[からから、と、キャリーケースは軽やかに笑う。 滑らかに進む歩みはすんなり、歌うようだ。] ──最初にまず向かうっつーたら、… …まぁそうだな、移動か飯かな? [だが、ソレはあくまでキャリーケースのみの話。 何処にどうすれば良いかと言われれば、さて、と考える。 (こういう思考を回す事は得意ではあるが、不慣れな事は苦手なんだけどなぁ…とは口に溢したかもしれない。)] ……。あー、そうだ。 新幹線、に乗って向かうから道中で駅弁食えるか。 ツァカリ知ってる?駅弁。 [自分の記憶と知識と、それから(多分ツァカリはそういう物を用意しないだろうと思って事前に買っておいた)簡易的な旅行用手帳を片手に、考えてから答えてみせた言葉は『移動中の食事』だっただろうか。 少なくとも、日本と異なり海外にはお弁当という文化がない事が多い。ピクニックの時は自宅と同じように皿を配って食うのが基本であって、一人前、一人用、一人分の食事が個別で分けられた弁当文化は酷く珍しい貴重な物に見えるのである。] (14) 2023/04/22(Sat) 0:59:14 |
【人】 アル[ほらあそこ、と指を示した先には売店があるだろう。 少しだけ人が集まっているのは昼前に弁当を購入しておいて、 移動中に召し上がる為のオーダーをしてるからか。] …おかずも主食も一人前分に箱に収まっている食事。 日本だと何処でも弁当って売っているが、 駅でしか買えない駅弁っつーもんもあるんだとさ。 日本食って面白いよなぁ。 [というか、食に限らず色んな物をコンパクトに纏め上げる そのスタイルが面白いというか。 チラリと横にいる子猫に目線を向けてから、少し考えて、] (15) 2023/04/22(Sat) 1:09:50 |
【人】 アル折角だから、自分好みのモン選んで行こうぜ? …流石にタコが入ってる奴はないだろし。 [一言余計だって? そりゃ失礼した。 少しばかり彼の反応を待ってから、キャリーケースを 片手に売店に向かうだろう。 折角の旅行なのだから、移動を含めて可愛い君を 存分に見ていたいからね。]** (16) 2023/04/22(Sat) 1:13:07 |
アルは、メモを貼った。 (a6) 2023/04/22(Sat) 1:16:07 |
【人】 アル[人集りの合間を縫って覗き込んだ黒猫が 先に見える光景へと感嘆の声を洩らしてみせた。 どれが良いのだろうと、指先がディスプレイの前を踊る。] 手頃な値段って聞いてたしどんなかなと思ったが、 結構種類があるな…。 [結構美味しそうだと言われれば、ソレは間違いないと思う。 日本は飯へのこだわりが強いって聞いている。 故に、ハズレである事の方が少ない筈だろうよ。] (21) 2023/04/22(Sat) 13:20:29 |
【人】 アルはっ、まったく仕方がないな。 …タコ以外に苦手なもんって何かあったっけ? そん時は全部食ってやるけどさ。 [日本食でパッと思いつく彼の苦手な食べ物が 今のところタコくらいしか浮かばない。 もちろん、彼の苦手な物は大抵は食べられるので、 彼が無理だと言ったら口に収めるつもりである。 …何だかこう、彼の苦手を肩代わり出来るなら良い気分だ。] ツァカリが肉系選ぶなら少し違うのにすっかな…? ソレもすげぇ美味そうだけど [牛タン弁当の値段は見ない事にした。 (他と比べても飛び抜けて高くないか、それ。買うけど。)] (22) 2023/04/22(Sat) 13:31:01 |
【人】 アル[俺が選ぶならそうだな、と思って指先は鮭が乗っかった 弁当の前で行方が止まる。 周囲を確認してみれば周りの客もよく買っているなぁと 思うと同時、副菜の多さに目が奪われてしまった。] …これかな? 色んなの乗っかってて美味しそうだし。 ツァカリの奴もスッゲー美味そうだなぁ。 [決して草食ではない(と個人的に思っている)のだが、 『草食い過ぎで餓死しそうなんだが、大丈夫なんか?』と 遊戯の際に言われたくらいには狼らしくない肉食人間である。 ある意味で野菜たっぷりなソレを見れば、本当にコイツが 『人狼』であったのか不思議に思えなくもない。] (23) 2023/04/22(Sat) 13:44:25 |
【人】 アル(それにしても、ツァカリは何処ででも女性ウケが良いな…) [上がる黄色い声を聞いて横で苦笑してみせた。 俺の可愛い子猫が愛嬌を振る舞うのは良い事だが、 それはそれとして俺のツァカリだから取るなよ…という 嫉妬混じりの気持ちが無い訳でもなく、くすぶる。 まあ、ソレを指摘したところで無意味だろう。 分かっている事を深く掘り返したところで進展はない。 二つ分の弁当を受け取れば、さあさあ、 目的の温泉街までの道のりはあと僅かと言えるだろう。]* (24) 2023/04/22(Sat) 13:51:04 |
アルは、メモを貼った。 (a7) 2023/04/22(Sat) 13:53:37 |
【人】 アル[確か、日本食の中には甘い豆類もあった筈だが、 アレは祝いの席で食べる物だっただろうか。 正直なところ日本食を全て把握している訳じゃ無いから 知識を期待されてもどうにもならないけども。] じゃ、色んな和食楽しんでみっか? 甘いのから塩辛い物、甘辛い物まで色々あるって 聞いた事あるし、好みのモンもあるだろーし。 …ぜひとも分けてくれ。楽しみだ。 [肩に重みを感じたなら少しだけ上機嫌になるものだ。 ま、値段についてはコチラ持ちなんでな。] (31) 2023/04/22(Sat) 20:34:26 |
【人】 アル[愛嬌を振る舞いながら弁当を受け取る姿は 何度見ても愛らしいというものである。 元より、イタリアでは女性に愛想を振る舞う事が美徳。 何も間違っちゃいないと言えばそうなのだ。 …が、ソレでもお前だけを欲しいと態度を明らかに 示してしまうのは仕方がないだろう。 ワガママで欲の強い人狼は、表向きは真面目だが その実として求めやすい体質であるのだから。 少しだけ手の甲にコツリと手の甲を当てて、 ほんのりと思いを込めて触れておく程度の態度だけとった。] (32) 2023/04/22(Sat) 20:45:40 |
【人】 アル[車内での食事を味わい、堪能し、それから二人だけの 会話を弾ませてみせた事だろう。 これから何をしようか。 どんな事があるのだろうか。 幾つか飯処もあったけども。 次はどういうの見てみようか。 それは何気ない旅行の会話だったけど、 普段ならあまり語る事のない内容だったからか 言葉を交えるだけで面白いものである。 …気付けば時間はあっという間に過ぎていて、 目的地までの行き着くまで呆気ないものだった。] いやぁ、ここまで立派な旅館は初めてだな… [タクシーから降りてから見上げるその先。 よくよく日本を紹介される時に見かける造りの平屋を 見たならば思わず感嘆の声を洩らすだろう。] (33) 2023/04/22(Sat) 21:01:04 |
【人】 アル[あたりは湯気が立ち上っている。 川も近くには流れているが、そこも湯気が見える。 他にも自分たちが泊まる予定の建物以外には建物があり、 どこも人の往来があり、賑わいを見せていた事だろう。 中には既に先客として楽しんでいるのだろう 国内外問わない浴衣姿の観光客がおり、 此処が様々な人々が憩いを求めて訪れる場所なのだと 再認識させられるに至った。] チェックインは中で出来るはずだし、 サッサと中に入ってみるか? 風呂は宿に併設されてるらしいし。 [僅かに開かれている入り口に足を踏み込めば、 中から「いらっしゃいませ」との歓迎の声が聞こえたろう。] (34) 2023/04/22(Sat) 21:06:53 |
【人】 アル[受付を早々に済ませておこうと思い受付嬢に声を掛ければ、 どうやらお店の人曰く部屋まで案内をして貰えるらしい。 (何ともまあ、親切なこったぁ) 未だにキョロキョロと子猫の瞳が蠢いていたなら、 思わずクスクスと笑ってみせただろう。] …後で宿内の施設も見ておくか? 結構広い店みたいだしさ。 [そうして二人が案内されるのは、ご所望の和室だった。]** (35) 2023/04/22(Sat) 21:11:55 |
アルは、メモを貼った。 (a9) 2023/04/22(Sat) 21:12:33 |
(a10) 2023/04/22(Sat) 22:37:54 |
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