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【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 君はどうして、ここにいるの? この学校の、生徒だったのかな。 それとも、学校には全然関係ない? 俺はね、この学校の3年生。 あと半年もしないうちに、卒業しちゃうの。 君の名前はなんていうの? 俺の名前は、小鳥遊大地。 小鳥遊大空の方が、 バランス良いと思わない? でも、それは俺の名前じゃないの。 (478) 2022/10/20(Thu) 19:36:30 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[静かな旧校舎内に、俺の声だけが響く。 幽霊さんの声は、俺には聞こえるけど、 多分他に誰かいたとして、その人には聞こえなかった。] ふぅん、そう。 ねぇ、なんで、願いを叶えてあげるなんて、 君は言ったの? [沈黙が、木霊する。 しばらくして、俺はゆっくりと、笑った。] (479) 2022/10/20(Thu) 19:36:44 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 言ったでしょ。 俺は、君に『逢い』に来たんだ……って。 [『願い事』とはなんだろうか。 さんざん考えた末、俺にはわからなかった。 こんなやり方で叶えていい『願い事』なんて、 どうしたって見つからなかったんだ。] (480) 2022/10/20(Thu) 19:36:57 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 俺の話が聞きたいの? やっぱり、寂しかったんでしょ。 でも、聞いて面白い話なんて、きっと無いよ。 [ふふ、と笑って問う。 それでも良いの?って。] じゃあ、俺のとっておきの秘密、教えてあげる。 つまんないから、って、寝ないでよ? [語るのは、誰も知らないお話。 誰にも、話したことはない。] (481) 2022/10/20(Thu) 19:37:10 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 11歳のある夜、ふっと目が覚めたんだ。 虫の報せ、ってやつかな。 兄ちゃんがいなかったから、 なんだか心もとなくなっちゃって。 部屋から出たの。 そしたらね、リビングが、なんだか おもったるい気配なんだよね。 俺、そーっと近づいて、 部屋の外の壁に、ピタってくっついた。 (482) 2022/10/20(Thu) 19:37:32 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 『約束だったろ、父さん、母さん。』 『1/4の確率に賭けて、弟か妹かを産んでも良い』 『でも、必ず、生まれてきた弟か妹かを 俺より優先しなきゃいけないって』 『賭けに勝っても負けても必ず』 『だから、ダメだ、絶対』 『仮にそれで俺が治ったとして、 大地になにかあったらどうする?』 『それも、一回とは限らないんだぞ』 (483) 2022/10/20(Thu) 19:37:52 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 あんまり深刻な気配だったから、 俺、怖くなってそーっとその場を離れたの。 その会話の意味が分かったのは、 しばらく後になってからだった。 つまりね、兄ちゃん。 自分が助かるために俺に代償を払わせることを、 嫌ったの。 (484) 2022/10/20(Thu) 19:38:09 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[それはどこまでもつまらない話。 兄ちゃんが、どこまでも俺を甘やかした理由。 両親の中では、いつだって、 兄ちゃんが一番で、俺はサブだった。 善良な人たちだから、 それを表に出すことはしない けれど、結局人間は心に逆らえない。 それをわかっていたから、 兄ちゃんは、兄ちゃんだけは、 誰よりも俺を愛してくれた。 11歳の俺から、 骨髄を取る方法がなかったわけじゃない。 でも、兄ちゃんは俺を愛しすぎてた。] (485) 2022/10/20(Thu) 19:38:34 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 ねぇ。 君に、『これ』あげる。 [ことん、と机の表面が音を立てた。] うん。 良いんだよ。 どんなに大切でも、 『もう要らなくなった大切だったもの』って あるでしょ? そして、それが必要かなって人にあげるの、 普通のことでしょう? [俺は笑う。 綺麗に、笑えてるかな。 指先で、机に置いた銀色のロケットに触れる。 21gなんかには全然満たない軽い遺骨ロケット。 それは、俺が独りで生きていくために、 その準備をする間に必要な、補助輪のようなものだった。 いい加減、卒業しなきゃいけなかった。] (486) 2022/10/20(Thu) 19:40:27 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 良いんだよ。 コレに、魂がこもっているわけじゃない。 死んだ人は、どこにも残らない。 でも…… ココにいる。 [俺は、自分の胸の真ん中を指さした。] でもね、コレには確かに、 兄ちゃんの魂は入っていないけれど。 俺の、大切な気持ちは、存分に入ってるから。 [それは例えば思いやり。 例えば執着。 良い感情も、悪い感情もきっと、 ただただ『大切』の気持ちを核にした、 雑多な感情が詰め込まれている。 しみ込んでいる。] (487) 2022/10/20(Thu) 19:40:43 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 誰かを想う気持ちって、消耗品じゃないんだ。 使っても、減る類のものじゃない。 だから、良いんだよ。 [ねぇ、君には大切な人がいた? 誰かの幸せを願った? 俺はね、どうしても、 君が悪い人には見えないんだ。 どっちかといえば、 優しくて悲しい存在に見えるんだ。 君は、ここで独り、誰を、何を待ってたの?] (488) 2022/10/20(Thu) 19:41:00 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地『俺の弟に生まれてくれてありがとう』 『俺に、人生で一番楽しい時間をくれてありがとう』 『俺を、兄ちゃんにしてくれてありがとう』 『大地と出会えて俺は、幸せでした』 『俺がいなくなっても、泣くんじゃないぞ』 『俺はもう、抱っこしてやれないからな』 『父さんと母さんをよろしく』 『でも、自分自身の人生を生きなさい』 (490) 2022/10/20(Thu) 19:42:04 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 (491) 2022/10/20(Thu) 19:42:17 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 『願い事』? 良いんだよ、俺は。 あぁ、でも…… お願いひとつ、してもいいかな。 [君が尋ねるから、俺は結局甘えてしまう] 今日ここに、 俺が大切に思う人が来るかもしれない。 多分来ると思う。 そしたら彼の願いを少し…… 助けてあげてくれないかな。 (492) 2022/10/20(Thu) 19:42:34 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[彼の願いは結局分からずじまい でも、きっと切実な願いだ。] 願いは叶えてあげて欲しい。 でも、もし彼が帰ってくることを願うなら。 明日や未来を願うなら。 その手助けを、してあげて欲しい。 ……帰ってきて、欲しいんだ。 [温もりが去った後の寂しさを、 既に知っている俺は、 喉が締め付けられるような気持ちになる。] (493) 2022/10/20(Thu) 19:42:48 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 そうだな。 帽子を被った男子が来たら、 ちょっとだけ、思い出して欲しい。 そんで…… 『明日の朝、屋上で待ってる』って言っといて。 [さぁ、25%の賭けをしよう。 君は帽子を被ってくるか? ────50% 君は、僕の伝言に応えてくれるか? ────50% オッズが適当? ]言わないでくれよ、知ってる。 (494) 2022/10/20(Thu) 19:43:14 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[俺がその場を去るまで、 誰にも出会いはしなかった。 それは、その朝誰も旧校舎に来なかったのか 或いは気配を察して避けたのか もしかしたら、彼女の力だったのか それは、俺には分からない。**] (496) 2022/10/20(Thu) 19:43:58 |
【人】 軽音部 千葉郁也[本来生徒がいないはずの授業時間中の中庭で。 お互い顔だけ知ってるって間柄のその女子は、 声をかけるまで、いや、かけてからも どこかぼんやりとして見えた。>>464 何か考え事でもしていたのだろうか。 先輩と呼ばれて、後輩の立場だと相手の名前知らなくても 呼びかけられるから便利だよなとか考えてた。 真面目そうな印象があるから俺みたいな上級生が話しかけて 警戒されないかとも思ったが、 帰ってきた返事は気軽な響きがあったので安心する。] そ、昼飯食い損ねたからサボってた。 ああ、俺は千葉ね。2年C組。 [問いかけに肯定し、ついでに自己紹介しておいた。 昼休みのことを問いかけられれば、 ああ、とあの時の自分の必死さを思い出して苦笑する。] (497) 2022/10/20(Thu) 19:46:05 |
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。 (a58) 2022/10/20(Thu) 19:48:08 |
【人】 軽音部 千葉郁也ちょっとな、昼出勤の社長から呼び出しがあって ダッシュでお出迎え? いや、お見送りしに行ってたんだわ。 何言ってんのかわかんねえな、これじゃ。 ……ほっとけないクラスメイトの地雷踏みにね。 思い切り踏み抜いたっぽいけど、 まあ、結果良かったからいいのかな。 [肩を竦めて答えるけど、 おそらく表情は明るいものだったと思う。 地雷云々は何も知らないだろう相手だからこそ、 気軽に話してしまったのはあるが。 津崎の名を出す理由がなかったのと、 津崎を知っているとは思っていなかったので 曖昧な表現になったから 津崎のことを意図して聞いたわけでもない相手に>>465 結局何を言っているかが彼女に伝わるかは怪しいが。 津崎のクラスを把握しているなら 伝わるものもあったかはどうだろう。]* (498) 2022/10/20(Thu) 19:49:17 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 進路について一緒に悩んで、勉強を一緒にする。>>397 それはもう、 ただの暇つぶしの話し相手ではないだろう。>>394 オレもやっとそう自分を認められそうだよ。 ボロボロで願いを隠すことも出来なくなったオレがもし、 千葉が覚悟を持たない内に醜態を晒したら 取り返しがつかない方向で関係は変化して そのまま独り消えてしまう可能性もあったのかもしれない。 生きてて良かったと思えるのは未来のこと 今はただ、こうしていられることを喜ぶだけ。 心の問題が絡む出席日数は、難しい問題で ついつい、一時苦い顔にもなってしまったけど。 その後すぐ「頑張ります」って千葉に宣言した。 怠慢を正し気力を取り戻していったら、 そうした目に見えない傷も治していけるのかもしれない。 安堵するような笑みが崩れない行く先があるといい。 ] (500) 2022/10/20(Thu) 20:05:40 |
【人】 帰宅部 津崎絵音そうか [ ついでみたいに切り出された、でも大切なこと。 返事は短く促すように、 でも少し声色が嬉しそうになっていた。 ずっとずっと悩み続けてた千葉が決めた願い。 聞く権利を得られたのなら、知りたい。 ちゃんと顔を上げて、向き合って、その目を見て ────確かに聞き遂げた。 ] ……それ、最高の願いだな [ やっぱり熱心に思考を語ることは無かったけど 心からの祝福を込めて、そう返した。 誰かを救い、強い意思で自身の決断も出来る奴。 これから歩む先をファン1号として見ていたいと強く感じた。 こちらも同じく片手を挙げ、千葉に背を向け歩き出す。>>398 投げやりな思いや恐ろしさも無い今は、 フェンスの穴を潜り、旧校舎へ、その奥へ 迷いなく一歩一歩進んでいく。* ] (501) 2022/10/20(Thu) 20:05:54 |
【人】 帰宅部 津崎絵音── 旧校舎 ── [ 草木が生い茂る敷地にある旧校舎は、 やはりどこか自分達が通う校舎より暗く感じたけれど 昼間と夜では見え方がかなり違う。 幽霊が出る場所というよりは、 ただ忘れ去られた物寂しさと過去を彷彿とさせられた。 オレはきっと、この場所みたいになりたかったんだな。 歩みに合わせ軋む床の音だけが聞こえる空間は静かだ。 やはり、あの時と同じで何も起きる気配が無い。“今は” 映画やゲームといったフィクションだと、 幽霊は一つの建物内の特定の位置や部屋に出たりする 所謂地縛霊ってやつ。 ただ一度出会い、二度目もそうだったとして 彼女がそれだとも限らなく解き明かすつもりも無いけど、 足は自然と月夜に出会った二階の廊下を目的地とした。 ] (502) 2022/10/20(Thu) 20:06:12 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 気がつけばその突き当たり、まさに邂逅の地へと立っていた。 ──途中までしか記憶が無い。 この先のことを思うばかり、無心で歩んで来たのか はたまた、選択の期日を伝えグラウンドに皆を送ったように 今度はその膝元まで連れて来られたのか?……なんて。 いつにも増して睡眠不足に苛まれているせいで、 ファンタジーじみた思考になっているみたいだ。 白く、淡く光る人影は記憶のままにその場所に>>1:n1 ただ違う点が彼女の側に備え付けられた>>476 死者には不必要で、ある意味では必要なものたち。 お供えだって、すぐに分かった。 ならその椅子はなんだろう?彼女と対話する為のもの? そこまで想像に難くないけれど、 オレはそこに座らない、オレは対話を求めない、オレは] (503) 2022/10/20(Thu) 20:06:25 |
【人】 帰宅部 津崎絵音……神様、 [ 自然、思考もなく膝をつく姿勢になっていた。 彼女は可笑しそうにしている。旧き学び舎に佇む幽霊を 救いの主のように呼び敬意を示す生者の様に、なのだろう。 愚かだろうか、狂っているだろうか。 それでも、 何かに縋らないと生きられない人間もいる。 あなたにとって、望ましかろうとそうでなくとも。 相変わらず床に足をつけることもなく、 白昼夢じみて宙で揺蕩いこちらを見下ろす彼女は やはりひどく優しい声で、 ──願いは決まったのかと問い掛けてくる。 ] (504) 2022/10/20(Thu) 20:06:46 |
【人】 帰宅部 津崎絵音オレは、オレの願いは…… [ 喉が乾く、 鼓動が激しくなるのが分かる、 独り温め続け、 諦めた願いが再び頭を過る。 ] (505) 2022/10/20(Thu) 20:07:45 |
【人】 帰宅部 津崎絵音交通事故で後遺症を負った右腕が、 また満足にピアノを弾けるようにして下さい [ はっきりとそう告げ、祈りの形に手を組み頭を垂れた。 願いを大きく捻じ曲げて尚、 奇跡を望むオレにとって彼女は神様であった。 ] (506) 2022/10/20(Thu) 20:08:04 |
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