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【人】 工藤 彩葉[二日目に受け取ったメッセージは、 本当にメモみたいだったから。 その場でお返事はしなかったんだけど、 私はその日の休み時間、天ヶ瀬くんの席まで行って。] 天ヶ瀬くんもしかして、全教科捨ててる? …や、ううん、 それだけ色々真剣に考えてるのかもだけど… あの、よかったら授業のノート見る? 最初の一時間以外ちゃんと取ってあるから… [書くのはいつでもって言ったけど やたら授業中に来るじゃない?本当に大丈夫? 私はさらに心配になってそう申し出た。 だから、メモ帳の猫が気になりだしたのは その日の夜になってからだった。] (62) 2022/10/19(Wed) 3:09:56 |
【人】 工藤 彩葉― 二日目・放課後:千葉くんと ― [これが嫌々言ってる気遣いだったら、 もうとっくに売り切れてると思うから。 私は千葉くんが素直に受け取ってくれるのが>>7 嬉しくて、つい言葉を重ねた。] ああ、怖い話はね、夏に朗読の練習してたから。 囁くような声で語るの、 私には合ってるみたいで… うーん、意地かあ。それなら、 別のとこでつり合い取ったらいいんじゃない? ベース弾いてる時の千葉くんはかっこいいんだし、 欠点の一つくらいあった方が 可愛いんじゃないかな。 なんて、そう思うんじゃ駄目? [私の方が畳み掛けて逆効果になったりした? だったらごめんなさいなんだけど。 (86) 2022/10/19(Wed) 5:30:26 |
【人】 工藤 彩葉[私の言葉をなぞって返されれば>>9 なんだか嬉しくて、うんって笑顔で頷いた。 心停止については逆に笑われちゃったな。 結構真面目に心配したんですけど?って ちょっと不満げな顔をして見せたけど、 大丈夫ならよかった。と最後はまた笑顔に戻り。 そんな感じで和んだから、 その後の話題で少し重い空気になっても、 落ち着いて話ができたんだと思う。 それでも、千葉くんの言葉に>>10 うまく返すことはできなかったけど。 千葉くんはまっすぐな人だと思う。 臆病なんて言っているけど、 ちゃんと自分で向き合おうとしていて。 私は逃げるための選択肢だって考えた。 多分、今は選ばないと思うけど。 だから少し、眩しいなと思った。] (87) 2022/10/19(Wed) 5:30:29 |
【人】 工藤 彩葉[結局、今の私が返せる言葉は、 こんなのしかなくて。] …どうにもならなかったら、 傷つくしかないんじゃないかな。…… それでも手を伸ばしたいと願うこと。 それなら、幽霊に叶えてもらっても 納得できる…、かもしれないね。 わからないけど……。 [視線を下げて。弱弱しくなった声。 私の方が、よっぽど臆病みたいだった。] (88) 2022/10/19(Wed) 5:30:31 |
【人】 工藤 彩葉千葉くんは……誰かの地雷踏むようなこと、 しようと思っているの。 [話の流れを考えれば、そんなふうに聞こえたけど。 私も、そこに踏み入っていいのか やっぱりわからなかったから、 詳しい答えを求めたわけじゃなかった。ただ、] これでよかったんだ、って。 心からそう思えるようになったらいいね。みんな。 [きっと、そう。本当に願いたいのはそれだった。 でもそれは、一人で叶えるには 過ぎた願いだとわかっている。 だからこれは、祈りなんだろう。 窓の外を見上げれば、 そろそろ一番星の見える時間になっただろうか。]** (92) 2022/10/19(Wed) 5:30:39 |
工藤 彩葉は、メモを貼った。 (a7) 2022/10/19(Wed) 5:38:26 |
【人】 工藤 彩葉[帰り道送ってくれるっていうのには、>>158 暗くなってきたけど平気なの?って 思わず視線で尋ねてしまったけど。 口には出さないで、甘えてしまうことにした。 予行演習?そうだね、それなら 走り抜ける猫を見た私が「あ、可愛い」って言ったり 家路につくカラスが不気味な鳴き声を残して行ったり 曲がり角で急に飛び出してきた人影にびっくりしたり そんなことがあったかもしれないけど、 千葉くんの心臓大丈夫だった? 大丈夫じゃなかったらちょっと落ち着くまで、 あったかい飲み物でも買って飲んで行こうか。] 証拠をもらってくるの? それってなんだか、本当に肝試しみたい。 [千葉くんの答えを聞いた私は、>>158 ついそんな感想をもらして。 …代償の話がふと脳裏によぎったけど、 呪物…とか言ってた千葉くんなら、その辺りも考えて 適切な物を選ぶのかな。と思ったから これ以上怖がらせても悪いし、口にはしなかった。] (281) 2022/10/19(Wed) 22:43:24 |
工藤 彩葉は、メモを貼った。 (a39) 2022/10/19(Wed) 22:47:16 |
【人】 工藤 彩葉― 一・二日目:天ヶ瀬くんと ― [うん のうみそ じゃなくて、 届いた文面に、いちいち心の中で ツッコミ入れたりもしたけれど。 のうみその出来がどうこう以前に。 やって出来ないのとやらないで出来ないのじゃ 話は違うんですよ、天ヶ瀬くん。 というわけで提案したその後の話に 一応?やる気は見られたので。>>238] じゃあ、とりあえずこれとこれ。 あとまだあったっけ… 残りは今日の授業全部終わってから渡すね。 次の授業の時までに返してくれればいいから、 時間割の近い順から写していって。 [そう言って、足りない分があればその日、 帰りのSHRの前に渡すことになっただろう。] (323) 2022/10/20(Thu) 0:41:55 |
【人】 工藤 彩葉― 二日目・お昼:天ヶ瀬くんと ― [そんな感じで、多分授業に身が入っていなくて 休み時間も席を外しがちだった天ヶ瀬くんだから。 昼休み、私がとぼとぼ出て行くのまで 気にかけてくれたら少し驚いたけど。>>239 事情を話して、興味を持ってくれたんだったら ありがたくお願いしてしまおう。 お弁当持って、なかったら購買で何か買って。 お礼は飲み物一本、私のおごりね。それと] 天ヶ瀬くん、何かかけたい曲ある? [ゲストには、そんな権利があってもいいんじゃない? ユメリンでも何でもどんと来いだよ。 ※曲数に制限はもちろんあります さて、その日は、 ゲストによる曲解説が長くなりすぎて いつもよりおたより読めなかったりしましたか? そんな日があってもいいよね、多分。] (325) 2022/10/20(Thu) 0:42:14 |
【人】 工藤 彩葉― 三日目:天ヶ瀬くんと ― [なんだかんだと、 昨日も眠るのが遅くなってしまった。 遅刻しない程度の時間には起きられたけど、 見えたメッセージへは 一旦、既読をつけるしかできず。 なんだか、いつもと違う調子の 天ヶ瀬くんの全体メッセージには、 やっぱり少し驚いてしまったけど、 ここまでやり取りしたメッセージの中に 思い当たることがあったから。 朝のおはようは、教室で言ったと思う。 けどその後、私はまた授業中にメッセージを送った。] (326) 2022/10/20(Thu) 0:42:20 |
工藤 彩葉は、メモを貼った。 (a42) 2022/10/20(Thu) 0:49:41 |
【人】 工藤 彩葉― Grandad ― [お別れの準備をしないといけない。 それができるのは今のうちだけなんだって わかっているけど、 やっぱりそんなの嫌だよね。 そんなことを考えながら ひとりでギターを弾いたって、 楽しい気持ちになれるわけがなかった。] (399) 2022/10/20(Thu) 4:45:26 |
【人】 工藤 彩葉[大好きなおじいちゃん。 小さい頃は、毎年遊びに来てくれていた。 おじさん…息子を亡くしてから元気がなくなって。 足腰が弱って、もう長旅は辛いんだって。 認知症が進んで、私のことわからなくなったって。 この間、肺炎で入院したんだって。] [砂時計の中身が落ちるのを、下から見上げている。 あとどれだけ残されているのか私にはわからない。 降り積もった砂の山から、想像するしかない。] (400) 2022/10/20(Thu) 4:45:29 |
【人】 工藤 彩葉[おじいちゃんはちゃんと、 おじいちゃんになるまで生きてくれた。 でも、まだ早すぎる。そう考えてしまう。 退院したって聞いた時はほっとしたけど、 老いには誰も逆らえない。 幽霊にだって、きっと無理だろう。 きっとこれが、私の人生ではじめての 永遠の別れ≠ノなる。 どんな準備をしたらいいんだろう。 どうしたら後悔しないでいられるのか。 大人でもわからないことが、 私にわかるはずなかった。] (401) 2022/10/20(Thu) 4:45:32 |
【人】 工藤 彩葉[アーヤって、まだ私を呼んでくれた頃は。 海の向こうへ会いに行くことはできなくても、 少しでもいいから元気になってほしくて。 おじいちゃんのくれたギター、 絶対弾けるようになるまで練習するから 私にちょうだいって、おねだりをした。 誰も弾かないままになってたギター。 おじいちゃんは何も言わなかったけど、 残念そうにしてたの知っていたから。 弾けるようになったら聴かせてくれよ、 ってすごく喜んでくれたよね。 だから私は約束をした。 でもね、楽器なんて 鍵盤ハーモニカやリコーダー以来だった私は、 あっという間に躓いてしまって。 受験もあるし、本格的に頑張るのは 高校生になってからでも遅くないと思って、 一度ギターを片付けた。 そんな時間はないって、知らなかったから。 私の一番の心残りといったら、きっとそれ。 それは、わかっているんだけど。] (402) 2022/10/20(Thu) 4:45:35 |
【人】 工藤 彩葉[このギターは、元々私のものではなかった。 日本の音楽教育について知らないおじいちゃんが、 学校ではこれを弾きなさいって、 お兄ちゃんの入学祝いに贈ってくれたもの。 でも、こっちの授業で使うことはなかったし お兄ちゃんもギターは向いてなかったみたいで、 すぐに興味をなくしちゃって。 おじいちゃんは仕方ないなって笑って、 私の入学祝いには別のものが贈られた。] (403) 2022/10/20(Thu) 4:45:37 |
【人】 工藤 彩葉[そう、私のギターじゃなかったの。 今更約束を果たしたところで、 何も届かないかもしれない。 どこかの誰かがギターを演奏しているって、 それだけで終わってしまうかもしれない。 仮に何か、感じるところがあっても おじいちゃんが思い出すのは誰なんだろう。 本当は誰に弾いてほしかったんだろう。 そう思ったら、練習の手は いつの間にか止まってしまって。 期待して、努力して、 それで自分が傷つく結果になったら ギターごと嫌いになってしまいそうで。 私はいつまでも、約束を果たせないままでいた。]** (404) 2022/10/20(Thu) 4:45:43 |
【人】 工藤 彩葉― 三日目・午後:千葉くん ― [授業中のやり取りが横行(?)しているなあ>>425 って、千葉くんのメッセージに気付いたら まずはそれを思った。 それが教室から送られているものなのか メッセージでは見えないから、 サボりかどうかまではわからなかったけど。 どちらにせよ、今日が期限の最終日だと思えば あまり咎めるような気も起らなかった。 し、 案外私もサボってたりしてね? なんて、それはまた別のお話ということで。 旧校舎へはまだ行っていなかった。 私はあまり、日中に行くって考えがなかったんだけど メッセージの文面を見れば、 そうじゃない人も結構いたのかな。 千葉くんは、向き合おうとしていた人と ちゃんとお話しできたのかな。 気になることといえばそれだけど、 まずは返信を。] (517) 2022/10/20(Thu) 21:29:16 |
工藤 彩葉は、メモを貼った。 (a59) 2022/10/20(Thu) 21:34:18 |
【人】 工藤 彩葉― 三日目・午前中:かなちゃん ― [昨日のかなちゃんのメッセージ、お返事はしたけど その後返ってくることはあったかな。 返信がなければ、具合が悪いのかも、 それとも今は休んでいるのかもって考えて 邪魔はしなかったと思う。 どちらにせよ、今日のかなちゃんは 朝から登校していたから。>>460 私は笑顔でおはようって声をかけたんだけど。 ヒソヒソ聞こえてくる声に、やめなよ、って 言いたい気持ちが胸の中にはあったのに。 こういう時、いつも私を引きとめる声があって 「優等生ぶって、何様のつもり?」 学校に来なくなったあの子に言われた言葉。>>1:50 私はうまく声を出せなかった。] (558) 2022/10/20(Thu) 23:09:36 |
【人】 工藤 彩葉[…そんな感じだったから、 ちゃんと声をかけられたのは ヒソヒソが落ち着いた後だったか、 それともHRのあとか、休み時間になったかな。] かなちゃん、今日のお昼ね、 あの曲かけてもらえることになったから。 楽しみにしていてね。 [それだけ伝えて。 今日、当番じゃない私は、 お昼休み真っ先に教室を出たりしなかったけど。 かなちゃんはその曲を、 どこで聴いたんだろう。]* (559) 2022/10/20(Thu) 23:09:38 |
工藤 彩葉は、メモを貼った。 (a62) 2022/10/20(Thu) 23:14:08 |
(a63) 2022/10/20(Thu) 23:45:45 |
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