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【人】 愛智 哲弥…… やった、 [ ぽつり、と スマホを握りしめながら、 今度は、喜びに震えた声を零した。 じんわり、と広がっていく現実感に、 無意識に口角があがって、一人でにやついてしまう。] (20) 2023/02/13(Mon) 10:11:22 |
【人】 愛智 哲弥[ 浴衣、持っていないな。 バイト代で貯めているお金もあるし、 買ってもいいけど、浮かれすぎか? 夏祭りまでの間、そんなことを考えながら、 当日の約束の時間は何時にしようか。 朝から行く?お昼ご飯のあとにしようか。 メッセージのやり取りを繰り返して、 彼女の希望を聞きながら、そんな風に 当日の予定を決めるのが楽しかった。*] (21) 2023/02/13(Mon) 10:11:24 |
【人】 愛智 哲弥― 夏前のある日:結城くん ― [ 一方的に知っている人。 そういう認識だったけれど、 それは、どうやら違ったらしい。 名前を呼ばれて、数度、瞬きをすれば] あ、あぁ……そう、だけど 君は…… [ なぜ、と問おうとした声は、 また、途中で止まったから、 名前を問われたのかと思ったのか、 彼は丁寧に既に知っている名前を教えてくれる。] (22) 2023/02/13(Mon) 10:11:51 |
【人】 愛智 哲弥[ やよい。 そう親しげな距離感で紡がれる音。 ざわり、と胸の奥が疼くのは、 きっとまた、 嫉妬 しているからだ。一緒に過ごした時間は、 どうあっても彼に適うはずもない。 頭が良くて、顔も良くて、家は病院で、 彼自身も医者を目指している。 欠点だらけの自分と比べてしまったら、 比べることすら烏滸がましく思う。] (23) 2023/02/13(Mon) 10:11:55 |
【人】 愛智 哲弥あ、ごめん、ありがとう [ 一瞬、気まずい沈黙が流れたが、 散らばったノートを拾ってくれて、 あまつさえ、一緒に実験室まで行ってくれるらしい。 優しい人だというのは、よくわかる。] そう、だな…… うん…… 桧垣さんのおかげで、 大分慣れたと思う [ 学校に慣れたかと、 問う声にあえて、彼女の名前を出したのは、 ほんの少しの対抗心。 困ったら彼女に聞くと良いと、 彼の方から言われれば、にこりと笑みを浮かべて、] (24) 2023/02/13(Mon) 10:11:58 |
【人】 愛智 哲弥そうさせて貰ってる 優しいのは、君も一緒だけどな [ わざわざ名前を何度も出すのは、 付き合っている彼女に近づく男だからだろうか、 それとも幼馴染に対する過保護なのだろうか。 彼がどんな腹積もりなのか、 ]隣で笑いながら、表情を見るが、 人の感情がよくわからない俺に 読み解けるわけもなく。 ここまで悪いな、ありがとう [ 律儀に一緒に運んでくれた彼に礼を言って、 実験室を出ていく背を見送った。 それから、廊下ですれ違う時など 顔を合わせるときには、軽く挨拶をするくらいの 仲にはなったんじゃないかな**] (25) 2023/02/13(Mon) 10:12:04 |
愛智 哲弥は、メモを貼った。 (a0) 2023/02/13(Mon) 10:14:02 |
【人】 愛智 哲弥[ 約束の時刻に、約束の場所で、 君に逢えると心を躍らせて、 明日の準備を進めていた。 君に贈る贈りものが、 きちんと鞄にあることを確認して、 射的に、くじに、ヨーヨー釣り、かたぬき、 たこやき、とうもろこしに、かき氷、 りんご飴、わたあめ…… 君と過ごせる祭りが どんなものになるか、想像しては微笑んで ] (70) 2023/02/13(Mon) 22:30:35 |
愛智 哲弥は、メモを貼った。 (a2) 2023/02/14(Tue) 10:20:49 |
【人】 愛智 哲弥― 数日前>>78 ― [ その日は、小テストがあるからだったか、 家でやる気になれなくて、図書室で勉強をしていた。 俺にしては珍しく、 人の気配を欲していたのかもしれない。 誰もいない家に帰ることなんて、 今までなんとも思ったことがなかったのに。 教科書を広げて、ノートにペンを走らせていれば、 近づく気配に顔をあげると、そこには―― 連絡先を交換はしていないけれど、 顔を合わせれば、挨拶を交わして、 顔見知り程度にはなっていた彼がいた。] ……? いいけど [ 彼からの呼び出しなんて、 初めてのことで、驚いて瞳を瞬かせる。] (119) 2023/02/14(Tue) 22:20:58 |
【人】 愛智 哲弥[ 強がるように、 そんな言葉を返したけれど、] 桧垣さんだけど…… だめ、だった? [ ついに聞かなければいけない日が来た。 そう思って素直に伝えた。] (122) 2023/02/14(Tue) 22:21:03 |
【人】 愛智 哲弥………… その、一目惚れ、で いや、それだけじゃない、けど って、何言ってんだろ俺、 [ 何を馬鹿正直に答えているんだろう。 見つめ返していた視線を外すと、 羞恥で熱くなった頬を手の甲で隠す。] (124) 2023/02/14(Tue) 22:21:08 |
【人】 愛智 哲弥そういう君だって…… 彼女のことが、好きなんじゃないのか? 付き合っているっていう噂もあるけど、 なんだか違う気もするし [ そう、二人が付き合っているなら、 彼女が俺の誘いに乗るのは可笑しいから。 喧嘩をしているなら、あり得るかもしれない。 でも、そんなそぶりもないのだから。] (125) 2023/02/14(Tue) 22:21:10 |
愛智 哲弥は、メモを貼った。 (a3) 2023/02/14(Tue) 22:22:06 |
【人】 愛智 哲弥[ 夏祭りは、彼女と行けば良いという。 "どちら"かなら、間違えるなと、 助言めいたことを投げかけてくる。 あまつさえ、応援しているとさえ言われると 正直、気味が悪いとさえ思ってしまう。] …… 君はそれでいいのか? 自分で幸せにしようって思わないのか [ 俺が知らないことを彼は知っている。 それだけは、明確に分かる。 同時に彼が未練があるのに、諦めようとしている そんな気がして…… 少しだけ腹立たしい。 ] (149) 2023/02/15(Wed) 22:52:49 |
【人】 愛智 哲弥…… いや、悪い。いい 彼女も望んでくれるなら、 桧垣さんが幸せになれるように 俺は努力する。それは間違いないけど それは、あくまで俺の言い分で、 君からしたら、 そんな保障ないんじゃないかと、 そう思っただけだから…… [ 彼女のことが好きで、彼女の幸せを願うこと。 彼と俺は同じ気持ちを持っていると思うから、 彼の言葉に理解はする。 彼女を幸せにしたいと思う。 そうすることを彼女が望んでくれるなら、 いくらでもなりふり構わずに努力する。 だけど、人と深く関わったことがなかったから、 ]心の底では、不安がないわけじゃない。 (150) 2023/02/15(Wed) 22:52:51 |
【人】 愛智 哲弥桧垣さんと君がどういう関係なのか、 二人の間に何があったかなんて、 俺は知らないけど…… 一人で考えて、一人で決めちゃうって、 俺は寂しいって思うよ [ 俺が言っても、言葉に重みなんてないだろうけど、 彼女と過ごすようになってから、芽生えた感情だ。 二人で何かをするなら、 二人で進む道なら、 一緒に考えた方が、嬉しいし、楽しい。 そう幸せだと感じたから。] (151) 2023/02/15(Wed) 22:52:54 |
【人】 愛智 哲弥俺に言われてもって感じだよね うん、…… ごめん こういう話、あんまりしたことなくて 上手く言えなくて…… [ 当たり障りのない言葉を言うのは得意なのに、 ちゃんと想って、言葉にしようと思うと、 こうも上手くいかないんだな。と、 彼女と話している時以外に、初めて感じながら、 視線を少し横に流すと、ふぅと小さく息を吐く。] (152) 2023/02/15(Wed) 22:52:56 |
【人】 愛智 哲弥話って、これで終わり? [ 彼が肯くなら、 そう、と言って帰るために、 鞄を肩に引っ掛ければ、歩き出そうとした。**] (153) 2023/02/15(Wed) 22:52:58 |
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