199 【身内RP村】ラブ♡トライアングル(仮)
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| [ それでも言葉裏腹に、身体は預けたまま。 彼がその手を解くまでは、温もりに包まれていたくて。
今だけ、今だけは ……… ] **
(118) 2023/02/14(Tue) 14:10:09 |
| ― 数日前 >>78 ― [ その日は、小テストがあるからだったか、 家でやる気になれなくて、図書室で勉強をしていた。 俺にしては珍しく、 人の気配を欲していたのかもしれない。 誰もいない家に帰ることなんて、 今までなんとも思ったことがなかったのに。 教科書を広げて、ノートにペンを走らせていれば、 近づく気配に顔をあげると、そこには―― 連絡先を交換はしていないけれど、 顔を合わせれば、挨拶を交わして、 顔見知り程度にはなっていた彼がいた。] ……? いいけど [ 彼からの呼び出しなんて、 初めてのことで、驚いて瞳を瞬かせる。] (119) 2023/02/14(Tue) 22:20:58 |
| [ あぁ、最近、彼女と夏祭りに行く約束をした。 もしかしたら―― その、釘を刺しに来たのか。] (120) 2023/02/14(Tue) 22:21:00 |
| [ 訝し気に彼を見つめながらも、 首を縦に振れば、荷物を片付けて、 一緒に何処かへと向かう。 行く先が、人気の少ない場所で 多少、警戒心を持ってしまうのは許してほしい そして、何を聞かれるかと思えば、 一つ目は予想の範囲 >>79] …… それ、君に言う必要ある? [ まさか、お誘いってわけでもないだろうから、] (121) 2023/02/14(Tue) 22:21:01 |
| [ 強がるように、 そんな言葉を返したけれど、] 桧垣さんだけど…… だめ、だった?
[ ついに聞かなければいけない日が来た。 そう思って素直に伝えた。] (122) 2023/02/14(Tue) 22:21:03 |
| [ 彼の返答はどうだったか。 だけど、二つ目に聞かれたことは予想外 >>80 いや、恋敵に そんなことを聞かれるとは思っていなくて、] え…… [ 数秒、思考が止まって、 数秒、理解が進めば、] (123) 2023/02/14(Tue) 22:21:06 |
| ………… その、一目惚れ、で いや、それだけじゃない、けど
って、何言ってんだろ俺、
[ 何を馬鹿正直に答えているんだろう。 見つめ返していた視線を外すと、 羞恥で熱くなった頬を手の甲で隠す。] (124) 2023/02/14(Tue) 22:21:08 |
| そういう君だって…… 彼女のことが、好きなんじゃないのか?
付き合っているっていう噂もあるけど、 なんだか違う気もするし
[ そう、二人が付き合っているなら、 彼女が俺の誘いに乗るのは可笑しいから。
喧嘩をしているなら、あり得るかもしれない。 でも、そんなそぶりもないのだから。] (125) 2023/02/14(Tue) 22:21:10 |
| なんで急に…… こんな話を?
[ 頬の熱さを振り払うように、 軽くかぶりを振れば、 覗き込むように首を傾げた。**] (126) 2023/02/14(Tue) 22:21:14 |
| (a3) 2023/02/14(Tue) 22:22:06 |
| (a4) 2023/02/15(Wed) 5:19:48 |
| ―― 愛智くんと ―― [ ひと気のない場所に連れ出した愛智くんは…… ちょっと警戒してるみたいだった。 >>121 唐突だったかな? うん、そうだね、唐突だったかも。 だけど、そう、人に聞かれたら、嫌だからね。 愛智くんに言いたいこと、聞きたいこと、 色々思い浮かぶんだけど、 まあまずは軽い質問から、と。 そんなひとつめの問いかけに対する答えは、 ……うん、言う必要はないだろうね。 友達と行くんだったら、僕には関係のない話だ。 そう強く言われてもまあ当然だ。 だけど―― ] (127) 2023/02/15(Wed) 12:00:51 |
| え……? [ 君の返答を聞いた時、僕は不思議そうな顔をしただろう。 敵意とか、嫉妬とか、嫌悪とか、 そういうものでは、なくて。 それは僕もやよいと約束していたから、で。 ひとりに対してふたつの約束があることなんて ……今まで、なかったと思うんだけど。 胸が、ざわつく心地を覚えた。 ] ……そっか それなら、 いいんだけど [ だめだったか、と、 それに対して少しズレた返答をして、 >>122 勝手に納得する僕に、彼はどう思っただろうね。 ] (128) 2023/02/15(Wed) 12:01:26 |
| [ 愛智くんは何か言っただろうか。 もしかしたら、彼が口を開く前に、 僕がふたつめの質問をしたかもしれない。 驚いたような愛智くんが固まって、 >>123 暫くの沈黙。 ] …………………………そう [ 一目惚れ、と彼は言った。 言ったね。そっか。 またひとり、勝手に納得する。 ] (129) 2023/02/15(Wed) 12:01:59 |
| [ だけど、同時に、 その声と態度と仕草に、 彼が真っ直ぐに彼女を好きだということが、 分かってしまった。
はじまりは一目惚れ、だったのかもしれないけど、 「それだけじゃない」と、 恐らく、その言葉の方が大事なのだろう。 ] (130) 2023/02/15(Wed) 12:02:41 |
| [ どうしてそこにいるのは君、なんだろう。
……分かってる。僕が間違えてしまったからだ。 ] (131) 2023/02/15(Wed) 12:03:18 |
| ……………… [ 彼から返る問い掛けには、 こちらも暫く沈黙した。 >>125 表情は、変わらないままで。 なんと答えるべきなのか、迷った。 彼女のことは好きだし、 付き合ってるのも間違いではない、けれど。 彼には、ただの幼馴染なだけなのだと言いたくない。 だけど……そんな幼稚な意地は置いても、 やよいは、恋人同士であると、ここで僕が言うことを、 望まないんじゃないだろうか。 ] (132) 2023/02/15(Wed) 12:04:07 |
| …………そうだよ 僕は やよいが好きだ [ だから、事実だけを述べる。 ] ……ねえ、愛智くんは、―― [ 彼からは、さっきからずっと意味不明であろう僕の態度。 それを君が覗き込もうとするのなら、 >>126 ] (133) 2023/02/15(Wed) 12:05:06 |
|
―――― “どちら” が好きなの?
(134) 2023/02/15(Wed) 12:06:12 |
| (135) 2023/02/15(Wed) 12:07:06 |
| [ きっと、なお意味不明だったであろう僕の言葉。 僕はもしかしたら、 意地悪そうな顔をしていたかもしれないね。 ]
夏祭り、やよいと行ったらいいよ
[ そこで、告白でもなんでも、するならすればいいし、 しないなら、その時はその時。 ]
でも、君が好きなのが“どちら”かなら…… 間違えちゃ、だめだよ
[ 僕みたいに、ね。 ] (136) 2023/02/15(Wed) 12:07:43 |
| [ 君には選ぶ権利がある ] [ 僕には選ぶ権利はない ] (137) 2023/02/15(Wed) 12:08:46 |
| ……応援してるよ、愛智くん 僕は、 やよいに、幸せになってほしいからね [ 僕には、 彼女 だけの幸せを願えない ……だけど、彼女の幸せだけしか、 願うことができない日が来るのなら、 どうか、せめて、幸せであってほしい。 ] (138) 2023/02/15(Wed) 12:09:28 |
| [ その時そこにいるのは、僕じゃなくて、良いんだ ** ] (139) 2023/02/15(Wed) 12:10:28 |
| (a5) 2023/02/15(Wed) 12:13:43 |
| ── 少し先のこと ── [ 朔也くんがお父さんのところへ案内してくれたなら 先生とふたりで話がしたいと、人払いを。 ] こんにちは、先生。 今日は、初めて会いますか?2回目ですか? [ 2回目だったらごめんなさい。 朔也くんに教えてもらってからずっと、 結城先生にはお世話になってる。 わたしの症状を知っている先生にだからこそ、 言える言葉があった。
] (140) 2023/02/15(Wed) 18:17:27 |
|
……もしかしたらもう、 やよいと話したかもしれないけど、 症状が同じとは限らないから。
[ それからわたしは、ひどい頭痛のこと、 突然倒れて眠ってしまうことなど、 最近の体調不良について相談をした。 ] ** (141) 2023/02/15(Wed) 18:17:30 |
| [ 私 は知らなかった。 お父さんが私のお医者さんであったこと >>42 なんで私にこんなにたくさんのことを聞くのかな、 そんな風にして、毎回接してきた。 私はその人を先生とは呼ばなかったし >>38 ただの朔也くんのお父さん、として接してきたから きっと。 桧垣やよいは、 私以上に、自分のことを気にかけていたんだろう 朔也くんに、相談するほどには。 >>140 そんなことも、知らなかった。 ──── 閑話休題。 ]** (142) 2023/02/15(Wed) 19:07:35 |
|
[ 職業柄。 いろんなことを知りたくなる性質だけど。 彼女と朔也君の間に起こったこと。 聞き耳を立てる無粋は流石にしない。
だから、どれほど二人の時間が存在していても。
本日二度目となる邂逅は、 息子の友達をもてなす客間ではなく。 朔也君に案内されて訪れた 僕の仕事場である診察室での出来事だろう。 ]
(143) 2023/02/15(Wed) 19:30:59 |
| [ いいや。 二度目という表現には語弊がある。 それはもう、 みんな知っているよね? ] (144) 2023/02/15(Wed) 19:31:10 |
| [ 丁寧に挨拶をしてくれる少女。 >>140 いつものように診察椅子に座らせて。 朔也君のパパではない顔で微笑んで。 まず一番最初に医師として、 しなければならないことを確認する。 ] 君の名前を、聞いてもいいかな? [ 答えが返ってくれば、僕は笑う。 ああ、そうだったね。 ──── どうもありがとう。 ] (145) 2023/02/15(Wed) 19:32:46 |
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なかなか覚えられなくてごめんね。
[ 続けて、謝罪の言葉を添えたなら。 きみに対しても、少し話をしただろう。 ]**
(146) 2023/02/15(Wed) 19:32:58 |
| [ 問われたことに素直に答えた。 反発や否定のような答えが返ってくると、 そう思っていたけれど、彼の反応は予想と違った。 自然な反応で驚いて、 >>128 それから―― それなら、 いいんだけど などというのだから、俺もまた驚く。 腑に落ちなくて、納得できずに、 言われた言葉を咀嚼するのに時間がかかる。 だから、すぐに言葉を返すことができなくて、 彼はさらに、質問を重ねた。 その問いに、また驚いてしまったのだけど。] (147) 2023/02/15(Wed) 22:52:44 |
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