人狼物語 三日月国


70 【第36回TRPG村】百鬼夜行綺譚

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【赤】 封じ手 鬼一 百継

ここまで見てはいる。
見ているだけで、戻りはまた遅くなるのだが。

[右手に、恩恵無しサービス振るってイケメン☆彡]
[左手に、継置兄やがんばって!!]
[の、うちわぱたぱた]**
(*4) TSO 2021/04/23(Fri) 22:16:48
封じ手 鬼一 百継は、メモを貼った。
(a1) TSO 2021/04/23(Fri) 23:56:56

【赤】 封じ手 鬼一 百継

戻った。
さァ、何からやっつけようか。

継置兄やは今何か書いておるのか?
(*10) TSO 2021/04/24(Sat) 0:00:13

【赤】 封じ手 鬼一 百継

ん。了解なのじゃ!
では儂は誘蛾への自己完結シーンを落としてから考える、かな。

軽く言うておるが何も考えておらん。
意外と時間がかかるかもしれんのう。
(*12) TSO 2021/04/24(Sat) 0:04:12

【赤】 封じ手 鬼一 百継

連投しにきたら兄やが連投していたので次から連投する(日本語)
(*13) TSO 2021/04/24(Sat) 0:45:25

【人】 封じ手 鬼一 百継

>>3:34 誘蛾 絆取得
===


月に向かって弦をはじき歌う誘蛾を見ていた。

――ただ 請うは そう
  この世の すがた
  これこそ 真実 あな 美しや


歓びと快楽の涙がぽろぽろと珠に成ってあふれるように、誘蛾の調べは、こぼれ、止まらぬ。
その姿を見ていると、儂は、どうしても、ひとりの女性を思い出さずにはいられぬ。


――ねえさま。

徽子ではない、鬼一の血を同じくする姉のことだ。

9年前の百鬼夜行。
それまで、鬼一の一族は、定期的に訪れる百鬼夜行で封じ手としての力を振るい、犠牲を最低限に抑えてきた。
そう聞いていたから、5歳の儂は安心していた。今回も大丈夫だと。

それが突然、父、母、姉を連れていかれたものだから、通例よりどれだけ強力な"百鬼夜行"が行われたのかと、それは如何なる理由故かと、不思議でならんかった。
真実を知れば、なんてことはない。
徽子はすべて知っていた。

姉が百鬼夜行の狂おしい饗宴に魅せられ、屈し、与したのだ。
身内の……ごく親しい身内の裏切りによって、父と母は喪われた。

記憶の中の姉はいつも溌剌としていて男勝りで、その瞳は知性で輝いていた。
堕ちたなど、信じられん。だが事実だ。
つまり、百鬼夜行には、そんな姉を惹きつける"何か"があるのだ。
(5) TSO 2021/04/24(Sat) 0:47:27

【人】 封じ手 鬼一 百継

目の前の、この少女にしか見えぬ女性もまた、そのひとり。
音を奏でれば場を支配し、色を描けば釘付けにして離さず、それでいて只々自由なこの女。

誘蛾。


彼女自身は儂の姉にまったく似てはいないが、ふたつだけ共通点がある。

ひとつは、百鬼夜行にこそ生の真実を見出してしまったこと。
ふたつめは……

「……優雅、ねえさま」

優雅……いや、誘蛾。教えて欲しい。

「百鬼夜行の魅力、如何ほどか。
なあ。抗おうとは、罪深いとは、思わんのか。
お主の見る世界には何があり、どう聞こえておるのじゃ。
あやかしのもたらす享楽は、その他総てを犠牲にできる程、素晴らしいものなのか」

誘蛾は、奏で続ける。儂など此処に居らんように。
儂の歌姫は、知らぬ間に、手を伸ばしても届かぬところまで遠ざかっておった。
理解しようとも、できるとも思わぬ。連れ戻すには遅すぎる。
それなのに語りかけるのは何故か、自分でもようとして説明がつかぬ。
が……

「……教えてくれ、誘蛾」

最後に、祈るように、一言だけ。


[こちらからは〆]
(6) TSO 2021/04/24(Sat) 0:49:46

【赤】 封じ手 鬼一 百継

>誘蛾

百鬼夜行ってどうすごいの?やばいの?美しいの?(意訳)

……というシーンじゃ。
完結しておる故、返事はあれば嬉しいが、なくても構わん。

あとこっそりと、儂の実の姉と誘蛾の名前の読みが同じだという(わかりにくい)
(*14) TSO 2021/04/24(Sat) 0:51:59
鬼一 百継は、>>a2 絆シーンはとりま「任意」安定じゃ[さむずあっぷ]
(a3) TSO 2021/04/24(Sat) 0:52:33

【赤】 封じ手 鬼一 百継

儂はまだ氐宿の秘密を知らんのよな。
だから絆シーンは書けない……書かない。のじゃ。

明日に備えて今日くらいは早く寝るかのう。
と言いつつもう少し見ているのだよ。
(*15) TSO 2021/04/24(Sat) 0:54:41

【人】 封じ手 鬼一 百継

>>7 継置
===

百継、と名を呼び捨てにされ、飛び上がるほど驚いた。
それはまさに、あやかし除けの香を前に、今後どうしていこうと考えているところであった。


これらの香は、一葉には毒じゃ。
しかし皆を守るためには必要である。
母さまや姉さまが生きておれば細やかな助言が貰えたかもしれん。
儂に残されたのは、父譲りの、大掛かりで大雑把な術への出力の仕方のみ。

首をひねって試案をしていたところに突然声がかかり、間抜けに「ひゃ」と言いながら振り返る。

「継置か」

そこには儂の子がいた。
継置はいつも容赦がない。

――家族を喪うつもりか?


「そうしないために、考えておるのじゃ」

今まさにやわい、痛いところを突かれ、幼い口調になる。

「儂は!」


つい、先ほどのことであった。
一葉と話し合った。
醜い己の雑念を自覚し、一葉への親愛という矛盾する感情も認めた。
しかし尚割り切れぬものも抱える。
(8) TSO 2021/04/24(Sat) 1:21:46

【赤】 封じ手 鬼一 百継

ここまで書いて、一旦返すか、強引に秘密取得シーンに繋げるか思案しておる。
強引に秘密取得に繋げても良いが、それだと拗ねた態度のままになるので、欲を言えば一旦返したい。

どうかのう。
(*18) TSO 2021/04/24(Sat) 1:23:40

【人】 封じ手 鬼一 百継

>>8 続き
===


「如何にして良いかわからぬだけじゃ。
徽子も、誘蛾も、儂から離れていき、一葉は信じておるがあやかしじゃ。
家族とは思うておるが、やはり未だ心の整理がつかぬ。

一枚岩と思っておった。
正しく努めてきたと思っておった。

それ、なのに」


「やだよ……もう。何も喪いたくない」


正解を教えてほしい。
従うから。

儂は、弱り切っていた。

[パス]
(9) TSO 2021/04/24(Sat) 1:31:52

【赤】 封じ手 鬼一 百継

胸を借りるぞ。
返すのじゃ。
(*20) TSO 2021/04/24(Sat) 1:32:31

【赤】 封じ手 鬼一 百継

すまぬ……
今夜はここで、ぱたり、じゃ**
(*21) TSO 2021/04/24(Sat) 1:41:37

【人】 封じ手 鬼一 百継

■秘密取得 継置 成功
>>10 続き
===


武人とはこういうものか。
一言一言が、太刀のように、儂に斬りこんでくる。
しかしそれは、傷つけるための刃ではない。
余計なものを削ぐためじゃ。

最も単純で、根源で、魂から出る言葉での交流を実現させるための腕なのだ。


儂かてそれが解らぬほど子供ではない。
兄やは多少粗野ではあると思うがの。
儂に対してこんな言い分は、継置兄やをおいてほかには決して許さぬよ。
先ほどまで弱っていた自分が噓のよう。
継置兄やの声が届くたび、それが心に血流を促す。

呆気ない程、嘘のように。
(11) TSO 2021/04/24(Sat) 2:17:52

【人】 封じ手 鬼一 百継

――おれの事は?信じられないか?



「うん」


首をかしげて、甘える仕草。
実を言うと、もう信じているのだ。
信じたいのだから。信じてどうなろうと後悔はしないのだから。
だから、これはただの我儘。
なあ兄や、その口に出して聞かせてほしい。

「兄や、儂の力になってくれるか。
真実を、今ここで、聞かせてくれまいか」

[パス]
(12) TSO 2021/04/24(Sat) 2:20:25

【秘】 武官 継置 → 封じ手 鬼一 百継

だがいい加減寝る寝る詐欺は寝ろ。
(-4) 青磁 2021/04/24(Sat) 2:35:33

【秘】 封じ手 鬼一 百継 → 武官 継置

寝る[こて]

ありがとう…
(-5) TSO 2021/04/24(Sat) 2:42:47

【赤】 封じ手 鬼一 百継

何がじゃ?

[ひょっこり]
(*50) TSO 2021/04/24(Sat) 12:47:51

【赤】 封じ手 鬼一 百継

氐宿はなんというか
儂は自覚なく、とてもとても文字数を食う振りをしてしまっていたのだな…()

感嘆した。
拘りそして極上の力作をまことに感謝する。
(*51) TSO 2021/04/24(Sat) 12:50:27

【赤】 封じ手 鬼一 百継

の、のう、兄や。

先ほど屋敷で儂の前を足早に通り過ぎて行った娘を知らんか?
その、気になって。
名前だけでも、と思うのだが……。
(*53) TSO 2021/04/24(Sat) 13:01:38

【赤】 封じ手 鬼一 百継

気が……な、何を言うておる。
儂がこの9年間、政と力の研磨に終始し、そういったことには滅法疎いのを誰より知っておろうが。

もうよい、一葉に聞くとする。
(*55) TSO 2021/04/24(Sat) 13:56:59

【赤】 封じ手 鬼一 百継

む……そうか……
また逢うことができるだろうか……

[ぼー]


儂は本日、16時頃からシーンを落としに来る。
更新前後は張り付いていると思う。
の連絡じゃ。
(*58) TSO 2021/04/24(Sat) 15:09:49

【独】 封じ手 鬼一 百継

弄り尽くしておるところが目に浮かぶ。
一葉の人徳の致すところだのう(違う)
(-29) TSO 2021/04/24(Sat) 15:11:54

【秘】 封じ手 鬼一 百継 → TC ぽきゃ

一葉の行動順ダイスの落差にめちゃくちゃ笑ろてしもうた。
「持って」おる……間違いない……

……別に用は無い。
ただ話しかけたかっただけじゃ
[むにむに]
(-30) TSO 2021/04/24(Sat) 16:29:31

【赤】 封じ手 鬼一 百継

ゆるっと連投じゃ。
(*60) TSO 2021/04/24(Sat) 17:05:16

【人】 封じ手 鬼一 百継

■マスターシーン


かなめ石の前にひとり座して、しめ縄を巻かれたその岩を眺めていた。


耐え忍びつつ平穏であった9年間に比べ、あまりに短い直近の十数日は、まさに激動の其れだった。
儂が見ていた世界はがらりと色を変え、信じていたものの一部は夢と消えた。

毅然とした当主であろうと努め、己を高めていた筈の、自分の正体も知った。
心は丸裸に剥かれ、自らの弱さ、幼さ、見苦しいばかりの悪辣を眼前に叩きつけられた。
仲間の一部は去り、二度と戻らぬことを知った。


それでも今、何故か、心は凪いでいた。

理性は「何を呑気な」と叫んでおる。
封印の術が使えぬことに対して、焦るべきなのだろう。
儂は鬼一の名を、この都の民の命を負う責があるのだから。
実際、自分が封じ手として未完成であると知った時は大いに慌てたものだが……。

目を閉じる。
焦燥や無力感のかわりに、絆を繋ごうと手を差し伸べてくれた者たちの声が蘇る。
それは確かな力になり、かつて腹の内で燃えていた暗い焔の代わりに、あたたかな光を宿してくれる。
(30) TSO 2021/04/24(Sat) 17:07:01

【人】 封じ手 鬼一 百継

――オレが百継様を御守りする。
――どんなことがあっても、百継、お前を守る。


「揃いも揃ってのう」

くっくと喉を鳴らして笑う。
心がくすぐったい。ああ……ただ、嬉しいのだ。


人のようなあやかしも、あやかしのような人も知った。
憎しみを糧にしていた自分はもういない。

只、封じ手……否、此処の護り手として、やはり儂は人の世とあやかしの世を分けようと望む。
(31) TSO 2021/04/24(Sat) 17:07:52

【人】 封じ手 鬼一 百継

あやかしに、人を惹きつける快楽、愉悦の姿が見て取れることは、最早否定はすまい。

そちら側の世界に焦がれ、自ら飛び込む者もいる。

しかしそれは、大麻の、あの妖しい薬のもたらす歓喜に似て、弱い者から虜にする。
儂の都には不要である。
(32) TSO 2021/04/24(Sat) 17:08:17

【人】 封じ手 鬼一 百継

「とは言うものの、じゃな。
未だ儂は術を行使できんままなのかのう。
文献を漁り、日々色々試してはおるが、結局、何を以って可能となるのかも解らんままじゃ」

よっこらせ、と立ち上がる。

「どうしたものかのう……教えてくださいませよ、父上」

そして、何の気なしに、かなめ石に触れた。

――刹那。


「!?」


稲妻のように、身体の中を衝撃が駆け抜けた。
両手を見下ろす。
何かが、つい数瞬前とは何かが違う。
決定的な変化が、自分の身に起こったのが解った。

もう、大丈夫だ。
根拠はないが、確信がある。
自分は、"成った"。

突如訪れた進化の原因はきっと、他でもない……

「儂は、あの2人に、また礼を言わねばならんらしい」

静かな感動に震えながら、両手を合わせ、暫くそのままでいた。


[鬼一 百継の能力【稀代之封血】が行使可能になりました]
(33) TSO 2021/04/24(Sat) 17:13:50

【赤】 封じ手 鬼一 百継

もっと早く「いんふぉ」できたら良かったかのう。
儂のリミット解除の条件「2人以上に絆を繋いでもらう」が達成されたので、能力解禁じゃ。

とてもありがとう、なのだよ。
(*61) TSO 2021/04/24(Sat) 17:15:40