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【秘】 2回生 ターコイズ → オーク フォボス[行こうか、という言葉に頷きながら そっと触れる君は、熱い。 体温というより、負けないという意思が昂って そう感じるだけなのかもしれないけれど。 そのあつさが、私の氷を溶かしてしまいそうで 抱いていた君の頭に頬を寄せる。 弟みたいに思ってる、君。なのにね。 君の熱にとけてしまいたい。 と思ったことは墓場までの秘密にしてしまおう。*] (-130) 2023/06/24(Sat) 19:26:16 |
【人】 オーク フォボス―飼育場:ターコイズ― 出典によってはヒトを食べるオークもいるらしい。 闇の中でナニカに聞いた話だった気がする。 でも普通に美味しいのはいっぱいあるのに不思議でしかない。 >>291何れ分かるときが来るのだろうか? 多分、来なさそうだ。 それよりも前にターコイズに今日の匂いはコレだねって言って怒られる未来が見える。 フォボスは匂いで女の子を見つけられるがその先もあるのは誰にも言ってない。 言う時は汗の話もそうだが多分驚愕よりも恥ずかしがると思っている。 「そーでもないよー。 オレよりターコイズのが、じょーずだもん」 フォボスは嘘偽りなく本心しか言ってない。 煽てる意味はないのだ。 それと比べると>>292ターコイズの方が褒め上手なのは明らかだろう。 お尻しもやけになったら座れないじゃん、地獄。 飼育している魔法生物への愛が深いのがよくわかる事件だったが、自分も含めてお仕置きするときは怖いが普段は優しいのだ。 それにフォボスから見るとターコイズは普通の少女である。 背丈はヒトにしては高いがフォボスからすると少し大きくなった子どもくらいだ。 かわゆだな、かわゆ。 でも語彙力が貧弱だから誉め言葉の種類は少ない (300) 2023/06/24(Sat) 20:02:28 |
【人】 オーク フォボス >>293舞台に到着してターコイズを降ろすとくんかんくんかと周囲の匂いを嗅ぐ。 ビール臭いのが遠ざかっているような感じだ、近くにはいない。 管理状態のことは知らなかったがいないなら問題はなかった。 青々と茂る草むらの上でフォボスは準備体操をして待っていた。 足元にはまるで丸太というか丸太に握りを作っただけの棍棒が二本転がっている。 ストレッチをしているとターコイズがいつもの服装で現れた。 距離は丁度互いの十歩分を足したニ十歩分。 仁王立ちするターコイズはかっこいい。 フォボスは足元の丸太を握り片方を持ったまま片方を地面に立てた。 吹き抜けてくるは冬将軍の風だ。 夏の暑さと合わさっても尚涼しい。 この距離で涼しいのだから近づけばもっと寒くなる。 寒さは動きを鈍らせる。 凍える程の寒さは近接を必須とする者には難行だ。 だが――。 (301) 2023/06/24(Sat) 20:02:38 |
【人】 オーク フォボス「それが、いい――」 フォボスはにやりと笑みを浮かべた。 先手はくれてやると実に雄弁に笑みを浮かべているターコイズだがそのフィールドが先手の有利を潰すことくらい知っている。 丸太を投げても意味はない。 遠隔すぎる攻撃は迎撃される。 接近するにも速さが足りない――。 「――なら、もっと速くなれば、おっけー」 フォボスは首についている隷属の首輪に指をかけた。 ヒビの入っているそれを引っ張り太い首筋と指の力だけで引きちぎる。 脳筋が何故脳筋と呼ばれるか? 問題に対する解答が脳筋だからに決まっている。 (302) 2023/06/24(Sat) 20:02:51 |
【人】 オーク フォボス 先手の有利は、準備の邪魔をされないことだ。 ――師により全身に埋め込まれた魔術回路に魔力を通す。 全身に気炎を巡らせ、血肉の一片に渡るまで肉体強化を施していく。 一瞬にして起こる大量の発汗と蒸発は湯気を羅刹の如くうねらせる。 身を低くし、二本の丸太を身体の前で盾のようにしてそれにも魔力を通していく。 「征くぞっ」 不意打ちはしない。 征くと言ってから真っすぐに突撃するだけだ。 その速度は常よりも圧倒的に速い。 雷鳴よりも速く、空気の壁を喰い破り摩擦で肌を焦がして寒さを感じる前に一瞬で目の前まで駆け抜けよう。 奥の手とは、自分を今の限界まで磨き尽くした先のものだ* (303) 2023/06/24(Sat) 20:04:58 |
【秘】 オーク フォボス → 2回生 ターコイズ「えー、石造りは、壊れるよ。 でもそっか、みんな頭打ってたら、壊れちゃうね」 耐久性だったかな。丸太も使ってたら壊れてしまう。 生活の中で知ってることだからすぐに理解できた。えらい。 トイレ問題はわりと切実だ。 ヒト用のはすぐに詰る、ナニガとはいわないが詰る。 そう言う点ではすでにマブダチだろう。 構造上の欠陥ではないだろうか、専用のトイレが用意されていたのは幸いだった。 武器は最終的に丸太である。 質量と速度で殴れば大体勝てると覚えたからだ。 質量は正義だと。オークの概念が言っている。 ただ背が高いのは悪いことだけではない。 ターコイズが喜んでくれるから抱えているのは好きだった。 お尻も柔らかいし。 (-134) 2023/06/24(Sat) 20:20:10 |
【秘】 オーク フォボス → 2回生 ターコイズ「天才はそーなの? 手数は多いといいよね、速さは大事!」 今回は勝つつもりなのは用意した速度>>303もあるがそれは慣れられれば終わりだ。 奥の手はその先にある。 スイングでは届かない先に影響を与える方法が。 それは戦い始めれば体感できるだろうことだ。 今度は強い雄に護られる強い母にしてしまおう。 離すつもりは最初からないのだ。 その全ての努力は氷の君を溶かすために。 今も大気との摩擦熱を纏って君の元へと駆け抜けている* (-135) 2023/06/24(Sat) 20:20:23 |
【秘】 オーク フォボス → アカツキ―アカツキとの日々― 「かわいくて、いい女だぞ。 不満そうな顔も、いいな」 アカツキの細い指先が花弁を掻き回せば溢れた愛液が太腿や尻を伝い胸板の上に滴ってくる。 淫核はフォボスが舌や指で可愛がり続けたことでもっと触れて欲しいとばかりに大きく育ち、花弁も熱を覚えれば淫らに口を開くようになっていたか。 「よく、言えたな。 えらいぞ、アカツキ。 恥ずかしがって、かわいいな」 小さな声もよく聞こえる。 口ごもったアカツキの頭を撫でるとすり寄り甘えて強請ってくる腋の下に両手を差し入れて身体を持ち上げた。 フォボスは身体を起こすとアカツキを柔らかなクッションの上に寝かせて手を離して覆いかぶさった。 そのサイズ比は大人に対する幼女と変わらない。 唇を重ねて奪うと両足首を掴み脚を広げさせる。 (-137) 2023/06/24(Sat) 20:37:39 |
【秘】 オーク フォボス → アカツキ いやらしくひくつく秘裂へと肉の槍を宛がい肉体強化を施すとゆっくりと穂先を埋めていった。 蜜孔はじっくりと、確実に押し広げられていく。 奥まで広がり切れば子宮もまた押し上げられよう。 少し動いただけで蜜孔全体が抉られ、擦られて刺激を受けるような圧迫感のある雄はこの頃になるとアカツキの身体が慣れてくれば躊躇いもなく子宮口を責め立て激しく突き入れ快楽の深みに沈めるようになっていた。 当然のようにその最後は避妊することもなく中に出していた。 中に入り切らない分で肉体を白に染め上げてしまうのだ。 ただ、匂いでわかるのだ。 今日はデキそうな日とか、そういう日はずらしている。 『グランド』の日までは未だ** (-138) 2023/06/24(Sat) 20:40:08 |
【秘】 2回生 ターコイズ → オーク フォボスえっ。 こ、こわれないはずよ?普通は……そう、ふつうは……。 でしょう。経年劣化もあるでしょうけど、 衝撃は重なるものよ。ダメージの積み重ねともいうわね。 一見なんともなくても、中身はぼろぼろとかよくある話ね。 [耐久性、そのとおり。 えらい。と私は君をとっても誉めた。 先達というか巨人族の先生もいるので、 大体君やキングトレント族やら巨人族やらの 大きな人専用トイレはこの学園にあった。よかったね。 筋肉を増やして物理で殴るは確かに最強だ。 あたれば、誰でもふっとぶ。 膂力的には君に大きく劣る私としてはちょっと いいえかなり、うらやましい。 でも、今のままでも腕に乗ってこの景色を見られるなら。 まぁ、それも悪くないなと思っていたりも、する。] (-139) 2023/06/24(Sat) 20:43:32 |
【秘】 2回生 ターコイズ → オーク フォボス そうよ。この学院にきて、その人らとは 才能の差を感じるわね節々に至って。 [至極真顔で頷く私。 さて、ついうっかり口を滑らせてしまっていた 奥の手、とはどんなものだろう。 予想はしているが実際がどうかは体験してみねばわかるまい。 ターコイズ・レムノは君の成長を楽しみにしている。 同時に、負けて失望されたくないともまた自身を奮い立たせている。 雷よりもはやく。閃光よりも鮮烈に。 駆けてくる君に、氷の娘は瞳を揺らがせた*] (-140) 2023/06/24(Sat) 20:44:11 |
【人】 オーク フォボス―飼育場:氷の君と― >>310女の子が言われたら絶対怒るって知ってる。 だから言わない。 あ、今日デキそうな日だなとか絶対に言わない。 正座は足が痺れるしその間ターコイズはきっと怖い顔をしたままだろう。 「ほんとの、ほんとに、ほんとだぞ」 そうして言葉を重ねていたことが戯れであったかのように>>311神経を研ぎ澄まして集中を重ねる。 気炎に包まれた身体は熱い、大気との摩擦熱で熱された身体は燃え上がりそうな程のそれを、一番最初に折檻された時の魔法への対処に当てる。 それで対処しないなら楽だがそれをしないわけがないという信頼があった。 >>312熱で冷気を溶かして進む。 >>313不意打ちではないがこれは意識外からの攻撃だ。 氷の壁も薄く、元より丸太は盾の役割しか求めてはいない。 氷の壁を打ち破ると共に破損し砕け散る丸太たちは木片を撒き散らし後方へと吹き飛んでいく。 (321) 2023/06/24(Sat) 21:09:18 |
【人】 オーク フォボス 氷を打ち砕く音が聞えた。 >>314続けて飛来する氷柱は細やかで、立ち止まる必要もない。 腕を盾にし氷柱をも砕き、代わりに腕が砕かれ血潮が飛ぶ。 傷つくことは怖くない。 肺に吸い込んだ空気を漏らすことなくその距離に到達する。 ターコイズは距離を離そうとしたがそこは丸太がギリギリ届く範囲だ。 常よりも近いのは脳筋で真っすぐいくと決めた速度と獲物のはずの丸太を盾にしたからだ。 手は届かない距離、しかし――。 フォボスは大きく口を開いた。 ドラゴンブレスとはドラゴンの放つ炎の息である。 フォボスにそうした炎を放つ器官は残念ながら存在しないが、声は出る。 四肢を強化する技を見てきたフォボスが行きついた肉体強化系の奥の手は、肺と喉を強化して放つ咆哮だった。 気炎と魔力、体内の熱を伴った指向性ある咆哮は残り全ての力を使った短期決戦の奥の手は>>311纏う冷気を吹き飛ばす音響兵器として届くだろう。 (322) 2023/06/24(Sat) 21:09:27 |
【秘】 オーク フォボス → 2回生 ターコイズ その内容が―― 「タリィ! オレの女になれええええ!」 というものでああったりするが――。 (-142) 2023/06/24(Sat) 21:09:41 |
【人】 オーク フォボス 圧縮された音は身体を震わせる。はずだ。 鼓膜を震わせ、身体の芯にまで届ける一撃。のはずだ。 初めて使うから効果がでるかはわからない。 正直、これに対処されれば打つ手はない。 決まれと祈りながらフォボスはターコイズを両手でがしっと抱きしめる――鯖折りの体勢に入るつもりで残りの数歩分を駆け抜ける* (323) 2023/06/24(Sat) 21:10:27 |
【秘】 オーク フォボス → 2回生 ターコイズ 壊れないらしいが実際壊れたし自信はないようだった。 経年劣化はありそうだ。 何せキャメロットはとても古い。 ぼろぼろなのは仕方ないかもしれない。 えらいと褒めらえると相好を崩して笑う。 やっぱり褒められるのはいいなあと呑気なものだ。 「さいのーの差は、わかるけど、わかんない。 いいところ、伸ばせば、いーよ。 オレはこの肉体!」 問題は自分よりも質量が大きい相手だがそういうときに技が必要になるんだなあと知っている。 そして届かない相手を掴むのもまた技だ。 潜水で培った肺活量も、この速度も。 才能ではなく努力で手にいれたものだから** (-146) 2023/06/24(Sat) 21:23:58 |
【秘】 2回生 ターコイズ → オーク フォボス …… ふぉ、ぼ …… [何時ものセリフだけじゃなかった。 愛称で、呼ばれたこと。 ――もう!ばかね!と叫ぶのではなく。 そのひとことで。私の動きはほんの僅かに止まる。 逼迫した戦いだとそれが致命傷になるのは理解してたのに。] (-150) 2023/06/24(Sat) 21:38:45 |
【秘】 2回生 ターコイズ → オーク フォボス[キャメロットが建ってから大分立つから そりゃあもうあちこち風化してるところもあるだろう。 果たして壊れたのは何方の所為なのか、それとも両方の所為なのか。 いい子いい子と私は君を褒めて。 長所を伸ばせばよいのだと、純粋に言う君。 嘗て、才能のある人に嫉妬して、それを飲み込んで。 笑みを讃えていた自分よりずっと。 前向きで、強いなと、思った。] そうね。フォボスはフィジカルと それを強化する魔法が優れてるものね。 ――それだけで何時か、才能を凌駕するかもしれないわ。 [最近の成長を見れば本当にそう思う。 ああ、その言葉を己が身で 実感するなんて思いもしなかった。 君の努力は、数歩先を走る私を、掴んで捕らえたのだ*] (-151) 2023/06/24(Sat) 21:39:57 |
【人】 オーク フォボス―飼育馬:氷の君と― 種族としてのオークの才能と言えばその膂力とどんな種族の女の子とも子どもを作れるというくらいだ。 ――師により身体に埋め込まれた魔術回路は少ない魔力を効率的に扱えるようにするためのもので、精神抵抗力が皆無とも言えるのは元来耐性がないからにすぎない。 意地と気合と努力と根性で>>329その言葉を引き出し、一年で覚えた技術の全てを注ぎ込み挑んだ。 それが新たな可能性とは思っていないのはフォボスらしいところだろう。 「わーい! わーい! やったぞ! オレが! 勝ったぞ!」 有効射程は丸太よりやや長い程度の魔力を伴った咆哮は>>330予想外であったろうし>>331タリィの驚愕の表情が物語っている。 腕の中にいるのだから勝負は決したと思っている。 (335) 2023/06/24(Sat) 22:11:06 |
【人】 オーク フォボス「あれ、なあタリィ…………。 オレの勝ちだよな?」 勝ったら愛称で呼ぶと決めていた。 咆哮で叫んだのはターコイズの愛称である。 勝利を確信していたが何らかの方法で音が届かないようにされればそこで詰んでいた。 例えば、自分自身を氷で包み込む、などだ。 魔法の効果は弾いたが物理は弾けない。 これもこれまでの対処の意志外のことだったろう。 尋ねながら嬉しそうにタリィを抱き上げて、 そういえば咆哮を受けるとくらくらするよねとそのままの体勢でじいと見つめることにした。 (336) 2023/06/24(Sat) 22:11:34 |
【秘】 オーク フォボス → 2回生 ターコイズ 見つめるファボスの眼差しは熱いものがある。 これまでいいこいいこと褒めてくれたタリィを自分の女にするのだから別の意味で身体は熱くなっていく。 才能を凌駕するかもしれないと言ってくれたが、 努力と組み合わせで力は何倍にも増すのだと示せたろうか。 正々堂々ではあったが意識外の攻撃が多かったので次は効かないだろうが―― 「タリィはきょーからオレの女だぞ。 きょーからはオレが護ってやる」 ふんすと意気込んで捉えた氷の君の冷たさを熱量で溶かしていこう* (-152) 2023/06/24(Sat) 22:11:46 |
【秘】 2回生 ターコイズ → オーク フォボス[弟みたいに見てた男の、熱を孕んだ視線に気づく。 楽しそうに、嬉しそうに。 自分が護ってやるのだと、笑う顔を見て。 思わず視界が潤んだのは悔しさもあり、悲しさもあり。 嬉しいと思う気持ちが、確かにあったからだ。 悪あがき、できないじゃない。 そんな笑顔見せられたら。] (-155) 2023/06/24(Sat) 22:27:43 |
【秘】 2回生 ターコイズ → オーク フォボス[抱きしめる君の背に、腕を添わせる。顔は見せてあげられない。 多分今迄で一番みっともない。 ちょっと泣きそうで、真っ赤で、序に先ほどまでの戦闘で 髪の毛だって乱れてる。可愛さもないし。 それでも、熱に溶かされた娘は君に紡ぐ。] 次は、負けないわ。 [―― 負けました、ではないあたりが素直ではないし。 護ってねともいわないあたり本当にかわいげがない私は。 弟みたいだったはずなのに。 君を自分より強く、努力家の1人の青年として。 漸く、見てしまったことに気付くのだ*] (-156) 2023/06/24(Sat) 22:28:24 |
【秘】 オーク フォボス → 2回生 ターコイズ「うん! オレも負けないぞ! タリィはずっと、オレの女にするからな」 顔はあげてくれないがフォボスの勝ちでいいようだ。 負けるときも潔い、いや、答えは素直ではないがそれはそれで可愛いからいい。 負けず嫌いなのは知ってるしそこもいいと思っている。 髪の毛なんて動けば乱れるものだ。 髪の毛を乱す程に真っすぐに打ち合ってくれたことに感謝する。 身体を抱きしめながら頭を撫でる。 「タリィはいい女だぞ。 強くて、優しくて、かっこよくて、 可愛いからな。 強い子が生まれるだろ。 オレは楽しみだ」 (-159) 2023/06/24(Sat) 22:55:11 |
【人】 オーク フォボス 囁くにしては大胆な物言いをしたフォボスはまだくらくらしているタリィをそのまま抱き上げた。 相対したまま座れるようにお尻の下に腕を入れて飼育場付近の人目のつかないところ――着替える小屋ならだれもこないだろう、多分。 落ちていた杖と買っておいたご飯を頭にのせて、ほいほいと乙女を一人拐かす。 場所の異議申し立ては聞き受けたが最早歯止めなんて効きはしない** (351) 2023/06/24(Sat) 22:56:26 |
【秘】 2回生 ターコイズ → オーク フォボス そっか。ずっと。 [なら。いいや。 負けたくはないけど。――きみが、いいや。 素直ではない私を君は抱きしめながら、頭を撫でる。 それに甘えてしまうのを悟られないように。 でも撫でて欲しいものだからそっと気づかれぬ程度に 頭をその手に押し付けて。 今なら君の言葉を素直に、ぜんぶ信じられる気がする。 だから、君にとっては私は、良い女であるんだろう。と 肯定の言葉を、零していたけれど。] うん……。 ……うん? [子? ……こけ、こっこ? こども。つまり子供が生まれるくらい長く傍にいてくれるのだろうか。 と、回復しきれてないのもあってまだ危機感の足りない私は 隠していた顔をあげてきょとんとした表情で、 君を見上げてしまうのだ。] (-164) 2023/06/24(Sat) 23:24:12 |
【人】 オーク フォボス―飼育場:タリィ― 一度負けたからと言ってずっと負けるわけではない。 >>357それはフォボスが示したことで、次はフォボスが追われる番だ。 追われることは慣れている。 追い付かれないように駆け抜けなければならない 相手も次に勝つために努力してくるのだ。 フォボスは勝つまで諦めないつもりだった。 この後も続いたとして魔力が残っていない状態でどうやって勝つかを考えて、もしも負ければ次に絶対勝つと決めただろう。 先のことはあまり考えていなかった。 目の前の夢だけを追いかけている。 タリィから異議申し立てがなったのでそのまま着替え小屋へと連れ込んだ。 魔法生物たちがのんびり草を食んでいたが今日は干し草ロールを運んでいないと見るとあっさり興味を失い草を食みに戻っていた。 小屋の中には大型の子も休める場所もあるだろう。 よいせと腰を降ろすと縋るように抱きついてくれていた身体を逞しい太腿の上に降ろて座ってもらう。 そう言えば腕からは血が出ていたからもしかするとフードは血で汚れてしまったかもしれない。 座ったタリィを上から見つめて、にんまり笑みを浮かべた。 (369) 2023/06/25(Sun) 0:12:44 |
【秘】 オーク フォボス → 2回生 ターコイズ「タリィ、今からなにするかわかる?」 ずっとと言ったがこれからも負けない努力を積み重ねてずっと勝ち続けるという意味でもある。 また頭を撫でながら尋ねて、先程とはちょっと圧が違うなと首を傾げる。 さっきはタリィから頭を擦り付けていたと気づくのは少し掛かる。 「こけこっこじゃないぞー? 子作りだぞ。オレは、タリィを抱く」 うん、子どもが何人も生まれるだろうが世界が終わるまで一緒だ。 仲間になって身内になって家族になるのだ。 オーク的意味なのでやや家族の意味合いはヒトとは異なるのだが、あまりにもきょとんとした表情が何もわかってくれていなさそうで、それが可愛くて頬を指で撫でながら明確な言葉を投げかけてまた反応を待とう* (-168) 2023/06/25(Sun) 0:12:58 |
(a41) 2023/06/25(Sun) 0:39:10 |
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