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【人】 新人看守 ダビー「……。念のためと思い看守様から許可をいただいて用意をしたが、使わずじまいになりそうだな」 無表情、無愛想。機械人形のような無機質さを纏った男は、小さなケースを懐にしまって出入り口に立った。例に漏れず、静観の姿勢だ。 己が先輩に投票したことは、一切語らず。 (7) 2021/10/09(Sat) 21:38:49 |
【人】 新人看守 ダビー「いいや、R-091。俺は彼女に入れていない。別の者だ。詳細は伏せるがな」 ニアに入れていないことは速やかに否定するだろう。 (8) 2021/10/09(Sat) 21:41:01 |
【人】 新人看守 ダビー理由はあるんですけど、置き手紙でちょっと話しましたけど、詳細はどこで話そっかな〜って俺は思っていますよトラヴィス様。なんか明かせそうなところあったら明かしますね、という電波を送りたいけどメタ視点でしか送れないので新人看守は出入り口に立ったままです。 (10) 2021/10/09(Sat) 21:45:40 |
ダビーは、ナフの視線を気付いて一瞥したが、またすぐに周囲を時折観察しながら本日の処刑対象へ視線を注いだ。 (a4) 2021/10/09(Sat) 21:46:45 |
【魂】 新人看守 ダビー「愚を犯す?どうだろう。俺は好意から求めているんだけどなあ?」 「俺が人らしくあるためだよ、アマノ。 貴様らの罪によって生まれた悲哀、憤怒、苦痛、怨嗟。 そしてどんな理由であれ悪と断じられる場所に転がり落ちてしまった犯罪者達。 人々に距離を置かれた存在こそが、俺にとって『人々が当たり前のように享受する喜びや楽しみ、幸福』そのものなんだ」 削ぎ落としてきた表情を、惜しみなく乗せて。 「無理だったよ。父も兄も矯正したがっていたから、俺も努力した。 でも産み落とされた時から取り落としたものの空白は、もう何があっても埋められない! 仕方がないだろう、そう感じてしまうのだから。 愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて。 胸が震えるほどに愛しくて仕方がないんだ。 人々が綺麗だと口を揃えて言うものなんかより、感情を剥き出しにして生まれた取り繕ってなどいない歪なものの方が俺はたまらなく愛おしい!」 (_0) 2021/10/09(Sat) 22:00:57 |
【魂】 新人看守 ダビー「人々が愛さないと言うのなら、俺だけでも愛そうと思ったよ。 日陰に沈む感情を。転がり落ちてしまった者たちを。 ああ……想像しただけで胸が躍る。俺も、人のように好きなものに好きと言う感情を注いでやれるのだから」 うっとりと、惚けたような笑みを貴方に、愛する対象に向けながら男は語るだろう。 そこに悪意は一切ない。 あるのはただ、純然たる好意だけ。 (_1) 2021/10/09(Sat) 22:01:25 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー『処刑』が終わってどのぐらいの時間が経っただろうか。 あなたの部屋の扉を、乱暴にノックする音が聞こえる。 /* 来ちゃった……♡ ニコチンホームズです。五日目になりましたので例のロールを投げさせていただきます。 (-45) 2021/10/10(Sun) 0:54:02 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ「はい」 貴方がノックをすればすぐさま返事が飛んでくるだろう。続いて、扉が開かれる。 「M-701か。何か?」 貴方が青白い顔のまま先輩に最期を与えたのを見ていた男は静かに声をかける。 何一つ、今までと何一つ変わりない表情や態度のまま。 /* ようこそ♡感度94000倍ドッコイ太郎です。よろしくお願いしますね。 (-54) 2021/10/10(Sun) 1:35:17 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 新人看守 ダビー引き抜かれる感触でも、吐き出された熱が外へと流れようとするそれも。 顔の横で、小さく呟かれるのさえぞくりとしてしまって。 声を抑えて小さく震えてから、兎は穏やかに話す。 「よかったよ。…無理に付き合わせちゃったのに少しも和らいでなかったらどうしようかとおもった」 この兎は貴方の歪さをしらない。けれど、例え歪んでいたとして貴方が"ひと"なのであればきっと気にしないのだろう。 嬉しそうな兎はちょっとだけ長い耳がたった。ちょっとだけ。 (-74) 2021/10/10(Sun) 2:58:20 |
【人】 新人看守 ダビー ……これは、兎が処刑者達に喰われる宴の途中の一幕。 「投票を誘導したと言われると、確かにそうだな。 分かった。責任を取ろう」 男はそれだけを呟いて、処刑に混ざったことだろう。 赤 を見た。自分のよく知る赤とは別の、煌々と燃えるような赤。 ブーツを鳴らして前に進み出る。 燃え上がる心臓を服の上からそっと撫でる男の様子は、まったくもっていつもの通り。 何の温度も灯らない無機質な表情のまま腰に下げていた拳銃を引き抜き、銃口を貴方へ向けた。 一発、二発、三発。ガラスの割れる音がする。 赤 の弾丸が兎の脚に噛み付いた。男が使う弾丸は人の体内の中で花が咲くように変形し、より痛みを齎すような構造となっている。 きっと、例に漏れず少女の右足の中で血で作られた赤の花が咲き誇ることだろう。 左脚は既にルヴァが 赤く 染め上げている。兎はもう、己の脚ではどこにも飛べない。 燃え上がるような心臓を抱えていてもなお冷ややかだった看守の処刑は、こうして静かに幕を閉じた。 (51) 2021/10/10(Sun) 3:12:02 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 新人看守 ダビー「ダビー、好きなおでんの具、なに?」 これはメタ時空のトラヴィス。 「私はよくわからない。おでん食べたことないから」 そして耽美なものしか食わないので、アンケートの意味がないトラヴィスでもある。 食べてみたらはんぺんとか好きそう。 (-79) 2021/10/10(Sun) 3:25:39 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー――――少女は赤い瞳のままにあなたを見据えて。 音に、声にせずに。 唇を動かした。 『 楽 し い か い ――――? (-81) 2021/10/10(Sun) 3:30:28 |
【秘】 新人看守 ダビー → 墓守 トラヴィス「トラヴィス様。 ……すみません、俺好きな食べ物とか無くて……」 これはメタ時空のダビー。もともとあるお返事は今からするのでちょっとお待ちくださいね。 「トラヴィス様、そもそもおでんという料理の文化圏ご存知ですか?俺は箸を使う文化があったのでおでんも知っていますが……」 もちもちが好きなんだろうか、トラヴィス様…… (-82) 2021/10/10(Sun) 3:31:08 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 新人看守 ダビー「知ってはいるよ。囚人の希望食とかで異文化に触れることは少なくないしね。なんかあんまり美味しくなさそうだなって思ってた」 いきなり全否定すな。 希望する食事、たぶん素行が良ければご褒美的に与えられることもあるのではないだろうか。知らないけどたぶん。 「うーん。食の楽しみがないのか。……じゃあ今度、お酒をご馳走してあげよう。死ぬほど高い酒は、飲み方を間違えなければそれなりに美味いものだよ。期待したまえ。ではね、トフィーちゃん」 先輩のしょうもない絡みはおわった。 何だったのだろう。 (-84) 2021/10/10(Sun) 3:39:44 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア 男は少女の唇の動きを見た。今までずっと大きな動きを見ることのなかった、囚人たる少女の変化を。 「……」 その時は、ただ無感情にその唇の動きを追いかけていたのだが── ▽ (-85) 2021/10/10(Sun) 3:40:39 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア 全てが終わった後。 イクリールが貴方から『食材調達』をし、看守達が最後の始末を終え、処刑室から誰もいなくなった頃。 「……楽しいかい、だったか」 胸を押さえる。 心臓を燃え上がらせるものより此方のほうが余程いい。 「──ああ。楽しかった。主に楽しいと感じたのは俺が手を下した時じゃない。その後だったがな。 お陰で良いものが見れたよ、B-128……いいや、ニア」 男は確かに笑って、嗤って、心から嬉しそうに貴方の名前を呼んだのだった。 (-87) 2021/10/10(Sun) 3:41:57 |
【秘】 新人看守 ダビー → 墓守 トラヴィス「…………!!!」 「お酒は……………………あの………………」 メタ時空の後輩は貴方の言葉で死ぬほど弱くなった。 実はおしまい野郎の二つある弱点のうち一つが、それなので…… (-89) 2021/10/10(Sun) 3:44:19 |
【秘】 新人看守 ダビー → 中堅看守 アンタレス「望んではいないと思います。彼は宴にさほど乗り気ではなかった筈ですので」 だから、と言葉を繋げる。 「望んでいない上で、俺は願います。 囚人M-701──ミズガネの復活をね。 彼は態度が非常に悪い。この期間中彼と話をしましたが、脱獄を未だ考えている。より罰が必要だと俺は考えます。 それに……反応の良い者のほうが、処刑を観る者たちも楽しめるかと思いますので」 口元を手袋で隠しながら男はそう述べた。 「ありがとうございます、アンタレス様。 ……アンタレス様ご自身は使ってみたい方などいらっしゃらないのですか?やはりこの宴にはあまり興味が無いでしょうか?」 (-91) 2021/10/10(Sun) 3:53:04 |
【秘】 新人看守 ダビー → 気分屋 ルヴァ「そうだな。沢山見られると俺は嬉しく思う。 貴様は……」 沈黙が流れる。思考を巡らせているようだ。 ややあって、続きは静かに投げられた。 「……薬で抑制されていない貴様は、随分と己の制御が上手いようだな。達観していると言えばいいのだろうか。 例え自分が望まぬ状況に立たされたとしても、貴様がたいそう大事にしている『アマリリス』に何かあっても、恐らくはそのままなのだろう。 M-219のような者からも恐らく見られないが、きっと貴様からも見ることは難しいな」 ナフの名を挙げながらも男は一人で貴方の様子を振り返ってそう感想を述べたのだった。 「用件はそれだけか?話を続ける気がなければこちらから切ってしまうが」 (-95) 2021/10/10(Sun) 4:01:57 |
【秘】 新人看守 ダビー → 墓守 トラヴィス「はい。満足しました」 己の指に力を込める。震えが伝わる貴方の指を抱きしめるかのように、絡んだ指が更に擦り寄った。 「とはいえ俺はあまり人の感情に寄り添うことはできませんから……貴方の考えがいったいどれくらい理解できているか分かりません。理解が浅いようでしたら謝罪します。 でも、俺は安心しました。貴方の言葉から、てっきり表舞台から下りた素のトラヴィス様は感情も何もない伽藍堂だと思っていましたから。 感情はある、苦痛もちゃんとある。 生き続けることに苦しさを感じているのに、死人と呼ぶ囚人たちに惹かれては絶望をし続けて……見えない糸で雁字搦めにされているようで、大変に痛ましい。貴方のほうこそ罰を受け続ける囚人のようだ。 ……あぁ、はは。ふふ……」 ▽ (-101) 2021/10/10(Sun) 4:20:10 |
【秘】 新人看守 ダビー → 墓守 トラヴィス「そんな貴方が、大変に魅力的に見えます。トラヴィス様」 男は、心底愛おしそうに目を細めた。 (-103) 2021/10/10(Sun) 4:21:03 |
【秘】 新人看守 ダビー → 魅月守 チャンドラ「……」 顔をシーツに埋めたままの男は、少しだけ静止した。一瞬、貴方を抱きしめる腕の力が僅かに強まったけれど。 嬉しそうな様子に、ちょっぴり困惑中のよう。 「……チャンドラ様はこういった薬を飲んだことがあるのでしたか。確か、限界が来る時とかなどに……」 本格的に熱が溺れる前に話していたことを思い出す。 それで、何かに気付いて思わず顔を上げた。 「…………今がその"限界"だったのですか?」 (-106) 2021/10/10(Sun) 4:32:46 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 新人看守 ダビー「……どこで、そんな悪い顔を覚えたんだい、私のショコラちゃん」 驚かなかった。……いや、驚いたのかもしれないけれど、それを上回るこの感覚は、寂しさだ。 ────予感はしていた。弱く愚かな自分だからこそ、この男は、きっと、猛禽だろうと、初めからトラヴィスはどこかで怯えていた。【私は怖がるものの気持ちがわかる】、そう言った通りに。 彼は私が焦がれる側の、人間だった。 彼自身が、そうあると決めたのだろう。 「……君は、殻を割ったのだね。君を覆う薄い、硬い殻を、君自身が割って、……誠意という壁を、真心という行き止まりを建てて、我々ただびとにとっての迷宮に……」 「……」 「……いつも。置いていかれるなあ、私は」 笑顔は、泣き顔に似ていた。 (-107) 2021/10/10(Sun) 4:36:48 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 新人看守 ダビー「…あー…、覚えてた? そう、だよ。情けないけれど、限界だった。 ほっといたら、崩れ落ちそうなくらい…苦しくて、仕方ない」 バツが悪そうに視線を逸らす。 その声には珍しく苦痛が滲んでいる。 (-111) 2021/10/10(Sun) 4:43:03 |
【秘】 新人看守 ダビー → 墓守 トラヴィス「残念ながら、元々このような顔ですよ。己を殺す必要がなくなった。それだけです」 男は貴方に寄り添うことなどない。無遠慮に振る舞い、無責任に塗り潰したとしても捨て置いてしまうだろう。 「ええ、そうですね。折角宴が始まる前から貴方に看守としての在り方を教わったのに、殻を捨てたから要らなくなってしまった。 ……ただ、全てが無駄だった訳ではありません。貴方の話は興味深いし、俺として、生きやすくなった」 手を揺らして、指を絡め直す。何度も何度も。熱を擦り付けるように、丁寧に。 「堕ちて、塗り潰されて、溺れて沈んでしまえばいっそ楽だったのに。置いていかれると考えられないほど染まってしまえばよかったのに。 …………そうしないと、貴方のご意思で選んだのではありませんか?可哀想な人。だから可愛らしいですけれど」 (-119) 2021/10/10(Sun) 5:14:29 |
【秘】 新人看守 ダビー → 魅月守 チャンドラ「…………強い人だ。こうして薬でぐずぐずになり肌を重ねなければ、きっと気付かないままだったでしょう」 こういう時はどうすればいいのだったか。 まるで恋人のようにそっと腕を伸ばして貴方の頭を優しく撫でるだろう。上司が崩れ落ちたら困るな、などとあまりに冷え切った理由からだったのだが、その手つきと熱は本物だった。 「何がそこまで貴方を苦しませるのです。この『無礼講』ですか?それとも誰か個人の話で?」 (-121) 2021/10/10(Sun) 5:18:14 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 新人看守 ダビー「君は……ああ、根っからにそちら側だね。ふふ。囚人の幾人かもね、簡単に言うものだよ。『そうしたいなら、そうすればいい』……ふふ。ふふ、ああ…………馬鹿馬鹿しい。何だって、同じ生き物に括られるのだか」 空いている手の甲で目元を覆った。 世界が眩しい。こんなにも鮮烈で、ここだけが暗い。 「グラスに入れられる葡萄酒の量は限られているんだよ、ダビー。『だから』私はここにいる。染まれない。染まるほどに器が無いから。君たちの全てを受け止めきれない。こんなにも君たちに憧れて、ここまでたどり着いて、それでも染まれない!届かないもの、君たちは私に関心など払わないし、私は君たちに届く手立てなど持っていない!ああ、なんて適職なんだ、無能でなかったら尚更よかった!」 叫びに似た笑い声を、湿った喉元が止めた。 「だからね。私は君を恐れるけど、同じ心で祝うよ。 そちら側へ至れなかった私から。 受け取らなくていい……捨てて、置いていってしまえ。 君のすべきことをしたまえ、ダビー」 慣れた痛みだ。すぐ側から羽ばたいたのは、流石に、堪えるけれど。きっと彼の芯は、何かを成し遂げることを願い始めているはずで、────トラヴィスはその舞台に、いないはずだった。 彼は私の手を愛でている。けれど、それはきっと私を愛でているのではなく。もっと大きなものを愛しんでいるに違いなかった。そう、知っている。 (-124) 2021/10/10(Sun) 5:35:30 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 新人看守 ダビー「…っ、」 甘えてしまいたい、なんて気持ちは捨てなければいけないのに。 …まだ、薬が抜けきらない頭は。その熱に縋りたがる。 「…あは、…幻滅、するかもよ。 いや、元から、されてるかもしれないけれど。 今のところは無礼講が、かな。……僕は、この無礼講が、嫌いだ。今回のは、特に。 僕のだいじなものを、傷付けるから」 苦しそうなまま、うわ言のように。ぽつり、ぽつりと。 呟く兎の体には一切の力が入っていないまま。 「だいじ…、なんだ、彼らが。罪を犯して、こんな所に押し込まれて尚、ひとでいる彼らが…すき。 寄り添いたい、彼らがひとでいる手助けがしたい。 ……償いも。ちゃんと見届けたい。 外のだれも知らなくても。僕ら看守は……ううん、せめて、僕だけでも。 きちんと、みていたい。…ずうっと、大好きなんだよ」 (-126) 2021/10/10(Sun) 5:39:44 |
【秘】 新人看守 ダビー → 魅月守 チャンドラ ぽつぽつと切り出された話を全て聞き終えるまで、男は静かに月光色の髪を梳くように撫で続けていた。 「幻滅なんてしませんよ」 自分はそういう姿が好きだから。 「俺の先輩方は仮面を被るのが得意な方が多いようですね。 その笑顔の下で、いったいどれだけ心が泣いていたのやら」 頭を撫でていた手はゆっくりと下りていく。とん、とんと穏やかなリズムであやすように背を叩いた。先程、貴方が自分にしていたように。 「囚人の中には貴方に心を開かない者もいるでしょう。それどころか貴方に傷を付けるのを躊躇わない者だっている筈だ。そんな者たちも、お好きだと? ……チャンドラ様。"ひと"の、どこが好きですか?」 (-131) 2021/10/10(Sun) 6:08:31 |
【秘】 新人看守 ダビー → 墓守 トラヴィス「いいえ、貴方からの贈り物です。いったいどうして捨てられるというのでしょう」 きゅ、と指が一際貴方の指に絡みつく。 「俺のしたい事をしていいのなら、そうしましょう。 ──俺のしたい事は、貴方のような人を愛でる事ですよ。トラヴィス様」 歌うように軽やかに。男は感情を一切隠さず、楽しげに言葉を紡いだ。 「苦しさや悲憤とか、醜いとされるものや、哀れなものに惹かれるんです。それらに振り回されたり、傷ついたりする人のことも。 愛おしいじゃないですか。皆が綺麗と呼ぶものは丁寧に整えられていて、逆に気持ちが悪い。剥き出しの感情で、傷つきながらも産み落とされたものの方が余程美しく愛らしいと思うんです。 俺はそういう日陰に蓋をされて押し込められたものたちが大好きです。人々に忌み嫌われるなら、俺が代わりに愛するんです」 絡めた指を引き寄せて、拒まれないのなら口づけを落とすだろう。 (-133) 2021/10/10(Sun) 6:18:36 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 新人看守 ダビー「ダビー、……それは、」 恐ろしくなる口づけというのも、あるものだな。 トラヴィスは他者に与える印象ほど、性的な関係に慣れた人間ではなかった。だからそれをいっそ新鮮な気持ちで受け取った。奇妙なものを見る目で、唇が自分の指に触れるのを見つめた。 心地よいほどの無関心に良く似た、好意。 「君が愛しているのは、人類なのだね」 好意を持ってこちらを見ているのに、自身を分析し、その結果としてこの行為が与えられているというのに、この寒々しさ。トラヴィスが再三、『遠い』のだと問いたその目そのものだ。彼は 鉱石を愛でるように人を愛でている 。1に1を返すような単純な計算ではなく。彼は人の身で、全てを愛そうとしているような目をしている。こんなものに染まれるものか! 随分と無茶を言うなあ、と、そんなところは要領のいまいち良くなさそうだった後輩のままのような気がして、少し面白かった。 「では、ダビー。見ていることだ。私はこの先、もう少し壊れるだろうから。憎くて苦しいものが沢山ある。まだ、怖くて触れられないものもある。……きっと君を楽しませることができるんじゃないかな。無能な私の足掻く様は」 (-135) 2021/10/10(Sun) 6:37:50 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 新人看守 ダビー「別に、心を開いてくれなくてもいい。 …僕は、従順さを求めていたい訳じゃない。傷付けられてもいい、それだけ、その子だって傷付いてるのかもしれないでしょう」 それぞれ違うのだから、どんな形であってもいいのだと。 貴方の手に甘えたまま、未だ苦るしそうに。静かな声で答えていく。 「ひとの、どこが好き…か……。 僕は。……彼らが、喜び、怒り、悲しみ、苦しみ。悩む姿も。 感情を、欲望を持ち続ける姿も。 ひととしてある姿自体が、好ましいとおもう。 どれかひとつを切り取って選ぶのは、難しいな…」 「だって、どれをとっても。愛おしいもの」 (-140) 2021/10/10(Sun) 6:51:17 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「…………。」 青年の顔色は、今尚青白いままだ。 しかしあなたの姿を認めれば、じっとその目を見るだろう。 「なあ、ダビーサマ」 ▽ (-144) 2021/10/10(Sun) 7:11:56 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー彼の眼の色はより一層、どろりと熔けた 毒 の様に濁る。「言ったよな、てめえはさ。 僕のこの感情を受け止めてくれるって。 忘れたとは言わせねえぜ?今な、てめえの事憎くて壊したくて殺したくてたまんねえんだ、収まらねえんだ。だから、なあ」 「――殺させて?」 ……叛逆者は、後ろ手に何かを隠している。 (-145) 2021/10/10(Sun) 7:13:55 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 濁った青緑色を覗き込む。 「……先輩を殺して当てられたか?」 顔はまだ無表情を装ったままだ。けれど声色は隠しきれない悦びを滲ませ、貴方をくすぐる。 男は濁った翠色を細めて、そのどろりとした水銀を喜んで飲み干すだろう。 「勿論。貴様が隠し持っているものを俺は全て見たいんだ。何もかもぶち撒けるといい。 俺は歓迎し、そして愛そう」 → (-158) 2021/10/10(Sun) 10:20:45 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ そうして男は招き入れる。部屋に引きずり込む。貴方が感情以外、その後ろ手で何かを隠し持っていることに気付いたとしても。 案内された上等な看守控え室。 部屋の隅に特殊な力を用いない、輸血に用いる一般的な医療道具が置かれていた。少し見渡せば机の上に治療ユニットやナイフ、手錠、何かの小瓶──中身が少し減ったドクウツギから抽出した毒だ──、鍵付きの手帳などが整頓して並んでいるのが見えるだろう。 (-160) 2021/10/10(Sun) 10:22:04 |
【秘】 中堅看守 アンタレス → 新人看守 ダビー望まぬ者を眠りから覚まして何になるのか。 話を聞いた上でも理解には至らない。 出された名にほんの一瞬目を伏せて、息を吐く。 「......構わない と言ったが、そうだな。 次の処刑まで 考える時間としようか。」 それは、最後の問いへの答えのようなもの。 ここですぐ決めてしまうのも簡単だが、せっかく問い返されているのだからと。 それに、本当にその理由だけで選んだのか と。 「...この時間の中 もしも私に使いたい者ができた時。 私は迷いなく君との取引をなかったことにする よ。勿論、どうなるかなど分からないがね。」 とはいえ、宴に興味はない。 興味があることといえば薬を作ることくらいだ。 ...果たして誰が魔女の薬を得て舞踏会へと立つのか。 今のところは......、なにも。 (-161) 2021/10/10(Sun) 10:23:33 |
【秘】 新人看守 ダビー → 中堅看守 アンタレス 返ってきた答えに、喉の奥で笑いそうになって、耐えた。口元を手で覆い、滲み出る歪みを隠して代わりの返事を紡ぐ。 当然、蘇生を願う理由はそれだけじゃない。けれど、それは腹の底にしまい込んだまま話そうとしなかった。 「……はい、それは勿論。よくよくお考えください。 そして、他に使いたい者が出来た場合についても構いません。 人を生かすも殺すも、全ての権利はアンタレス様の手の中にある。アンタレス様がどうしたいかを優先するべきだ。 ……全てを気怠そうに眺めていた貴方が、どのような思いでどのような選択をするのか……俺は、興味がありますから」 貴方が別の者に薬を使ったとしても、それはそれで楽しみを見出せる可能性がある。 何一つ、問題などないのだ。 (-162) 2021/10/10(Sun) 10:39:34 |
【魂】 新人看守 ダビー「『無礼講』で許されたのは何も囚人だけではなかったという事だ。 それに……俺のこれは貴様のお陰で出せたところもあるんだぞ?今までは考えてはいけないものと封じ込めて善人であろうと矯正する努力をしていたのに。 悪と断じられるものを思うだけなら自由と言ったのは、どこの誰だったかな?」 貴方が無表情を貫く一方で、男はたまらないとばかりに喉奥でくつくつと笑っている。 「…………うん?勘違いしているようだから幾つか訂正しようか。 俺は基本的に、自分の手で無理矢理相手を縛り付けるような事はしないししたくないよ。魔がさす事があるかもしれないが。 具体的に言うなら、別に俺はアマノの刑期を延ばしたいとは思わない。そのままの貴様を愛でたいから。罪を償い終えたらそのまま外に出るといい。それくらいの縁だったということだ」 あっさり貴方を手放す意図を晒した。貴方個人に執着していない事を示している。 → (_3) 2021/10/10(Sun) 11:10:28 |
【魂】 新人看守 ダビー「……故に、だ。 貴様の望みは聞いてやれないよ、アマノ。 俺は愛しいと思ったもの全てを愛でたいんだ。お前一人に全てを注いでやることは出来ない。 その結果、俺の預かり知らぬところで貴様が壊れてしまったとしても……それはもう仕方がない。それならそれで過程を想像してなぞりつつ、壊れた貴様を愛でるだけ」 男はあっさりと貴方の願いを蹴り飛ばす。嘲笑いながら踏み躙る。果たして男の姿勢は人を愛すると称していいものだろうか。 「私にだけ向けておけなんて、随分熱烈な事を言ってくれたなあ、アマノ?それは挑発か? きっと貴様のことだ。知性の生き物たる人間を守る為に罪を犯した時のように、哀れな囚人を守る為に襲撃を買って出た時のように。 俺に目を向けられそうな者を守ろうとしたんだろうな? ふ、ふ。ははっ、はははははは!」 → (_4) 2021/10/10(Sun) 11:14:09 |
【魂】 新人看守 ダビー「……苦しむ姿は愛おしいと思うけど、一方で高潔と言われるだろうその精神性は虫唾が走るよ」 恍惚とした様子で語っていたのが一変、ぐしゃりと苦しげに顔が歪んだ。 永い時をかけてこの大きな檻に入れられた者たちを愛し、傷つけ、拷問にかける男は……日向にあるものが何より嫌いだった。 (_5) 2021/10/10(Sun) 11:16:57 |
【秘】 新人看守 ダビー → 墓守 トラヴィス「ええ、ええ。貴方の言うことが本当なのであれば。きっと俺にとってはたまらなく甘美で愛おしいものになるでしょう。 あぁ……ふふ、トラヴィス様。トラヴィス様…………」 熱に浮かされたかのような口ぶりで、愛おしそうに貴方の名前を舌の上で転がした。 「貴方のことは、いえ全ての先輩たちは、先に此処で働き貢献した者としての敬意しかありませんでしたが。 貴方のことは好きになれそうです。とってもとっても愛おしい。 貴方が拒まない限り、いいえ、拒まれたとしても。俺は貴方を見ていますとも」 ただびとの看守にどろりと蕩けた瞳を向けながら、もう一度だけ口付けを指に落として身を離した。 「……さて、名残惜しいですが俺はこの辺りで失礼します。トラヴィス様。貴方のご活躍を、お祈りしています」 貴方の脆弱性を理解したうえで、そんな言葉を吐き出した。 (-166) 2021/10/10(Sun) 11:32:51 |
【独】 新人看守 ダビー>>_2 > あなたの語る愛は男にとって苦痛であり、長きにわたるそれは拷問となる。 拷問に嫌悪感を抱く男は、それでも。 ここね、序盤にトラヴィスに看守は拷問官って話をしたんですよ。それ知っててこんな描写したのかうにさん??? 密かに刺さっていますよ、最高ようにさん流石推しロールプレイヤー (-165) 2021/10/10(Sun) 11:34:36 |
【秘】 新人看守 ダビー → 魅月守 チャンドラ「…………」 貴方を労るふりをした手がぴたりと止まる。 慈悲、博愛。そんな言葉がよく似合うだろう精神性だと男は静かに判断した。 自分だって歪みきってはいるものの、人を愛おしく思っている。けれど愛おしむのは一部分だけだ。 貴方のように全てを肯定することなど出来ない。日向にあるべき温かな感情は、自分にとっては毒だから。 「……優しいですね、チャンドラ様は。この監獄では、異質とも呼べるくらい柔らかで……可哀想なほどに。 だから傷つくのでしょう。だから苦しむのでしょう。だから……限界を迎えるのでしょうね」 優しさを感じるほどの穏やかや声でそう語った。傷付き苦しむ貴方を愛おしむと言ったほうが正しいのだけれど。 「チャンドラ様。もし、こうしてまた限界が来てしまったら。 ……また、俺を呼んでいただけませんか?」 (-168) 2021/10/10(Sun) 11:45:18 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー誘われれば、にい、と目を細め。一歩、また一歩と。 ふらふらとした足取りで部屋に、……あなたの元に、歩み寄る。 「は、あはは、そうだな。何であんな事で喜ぶって、思われてんだろ?寄ってたかって嬲り殺しにしてさあ、これが飼い殺しの為の、スッキリする為の宴だなんて、僕はこんなにも苦しんでんのに、ふざけんなよ、」 紡がれる言葉はおおよそ正気の物ではない。 普通ならば、鎮静剤でも投与される様な状態だろう。 だが、今この場は『普通ではない』。 ▽ (-169) 2021/10/10(Sun) 11:47:47 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「僕が喜べるとするなら、それは、」 悦を含んですら居た様な笑みは、一瞬、無表情に変わる。 ふらりとしていた足取りは、その言葉を皮切りに速く真っ直ぐに。 あなたの背に逸り喰らい付く様に、隠していたそれを突き立てる。 ――ナイフだ。既に、調達していたらしい。 「てめえの様な奴の、苦しむ顔だよ」 ▽ (-171) 2021/10/10(Sun) 11:50:25 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビーぐり、ぐり。 突き立てたナイフを、抉りこみ動かす。 動かされると共に、入ってはイケナイものが、例えばそれは狂人の澱みとよく似た毒が、身体に流し込まれる感覚を覚えるかもしれない。 まるであなたの事を味わう様にそうしながら、彼は再び歪み澱んだ笑顔を見せる。 「なあ、なあ?ダビーサマよお、タマキに、僕の友人に何したんだ? やっぱてめえも、我慢出来なかったんじゃねえか、なあ?人権の無い罪人はいたぶるのに丁度いいもんなあ?」 (-172) 2021/10/10(Sun) 11:52:42 |
【独】 新人看守 ダビー あらあらあらあら♡ルヴァ秘話の時も「ナフ、ルヴァにダビーのこと話したの?」って思ったけど……誰がどこまで俺の話をしてくれているの? 嬉しい♡ (-173) 2021/10/10(Sun) 12:06:27 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 新人看守 ダビー「……君、を…?」 「……あまり部下にこんな姿見せる訳にはいかない、のにね。 けれど…そう、だね。考えておく」 何とか強がって、けれど。 ぼろぼろの僕には、あまりにも。 あまい蜜で、溺れてしまいそう。 (-174) 2021/10/10(Sun) 12:10:30 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ「馬鹿だな。そして可哀想に。貴様という囚人は宴を愉しむ気質ではなかったんだな。 それなら此れは貴様の為のものではなかったというだけだ。お前の嫌う"外の人間"の為だけのものになる。愉しむ素質がなかったお前は、檻の中に入れられてなお外の人間たちに貪られる」 愉快でたまらないと言わんばかりに、それは軽々しく放たれた。 ──それも、今だけのこと。 → (-175) 2021/10/10(Sun) 12:22:56 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ「──っぐ、ゥ……ッ!」 皮膚を食い破り、肉を荒らし、血管に割り込んでくる異物。 押し開かれるような強い衝撃に続いて、気を抜けば叫び出したくなるような痛みが燃え広がるように体を侵す。 反射で狂人の体に打ち込もうとした肘を止める。足を踏み砕こうとしたブーツを止める。迎撃しようとした刀を、銃を、掴まないように拳を握る。 戦場に立ち続け染み付いた動作を、愉悦を貪るための知性を持って抑え込む。 「タマキ……?……っああ、U-681……か。貴様、あいつから何を聞いた……? 俺が直接あいつにした事など、ただの会話しかないさ。ああ、宴のはじめには戦闘訓練もしたが……そういう話じゃ、ないだろう……? 俺は、ただ、話をしただけ。"表情と本心を殺さずに"。いたぶるのは、直接何かするのは、趣味じゃないから……俺はただ愛でていたいだけ……、ふ、ふふ…………っ」 全身を巡る血に乗るように、狂人の澱みを含んだ毒が乗る。 それでも男は受け入れる。たのしそうに笑いながら。 (-176) 2021/10/10(Sun) 12:23:59 |
ダビーは、顔を歪めながら笑った。 (a30) 2021/10/10(Sun) 12:29:34 |
【秘】 新人看守 ダビー → 魅月守 チャンドラ「一度見せてしまえば、あとはもう同じですよ。 俺は貴方が限界を迎えて壊れてしまう方が、嫌ですから」 その情は毒のように。 長い耳に吹き込むように、甘く、甘く囁いた。 傷つく姿はたいへんに可愛らしいけれど、看守としては困るから。 打算的な本音を腹の底に沈めて、耳障りの良い言葉を惜しみなく吐き出す。 「大好きな囚人たちには、見せられないでしょう?同じ看守にだって、そう。 それなら……俺にくらいは、見せてください。無理に付き合わせたのが悪いと思うなら、ね」 (-177) 2021/10/10(Sun) 12:38:47 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 新人看守 ダビー「……っ、ぁ…う…」 長い耳は恨めしくなるくらいに貴方の声を拾って。拾い集めて。 駄目だと、警鐘がなるのに。甘い囁きに、脳が痺れていく。 ……あぁ、くらくら、する。 じんわりと、ゆっくり、毒がまわるように。こたえる声が、指先までもが震える。痺れる。…あまくて、甘くて、くるしい。 「……それ、が…君に無理をさせてしまった、お詫びになる…なら……」 (-180) 2021/10/10(Sun) 12:54:48 |
【独】 新人看守 ダビーでもぉ、こういう過激なところってぇ、分かりやすい悪役が一人いても許されるかなって思ったんですよぉ、ほら皆予想以上に大人しいからぁ……(※音声は合成のものを使用されています) M容疑者(仮名)はそう語る…… (-181) 2021/10/10(Sun) 13:02:05 |
【独】 新人看守 ダビーだからって全方位クズをやるな!!鳥飼じゃねえんだぞ!! 皆ごめんねァアアン無敵バフが切れた私はただの弱き民…………毎日毎秒毎回懺悔します (-183) 2021/10/10(Sun) 13:05:15 |
【秘】 中堅看守 アンタレス → 新人看守 ダビー「......君は、...案外 意地が悪そうだ。」 男の選択に、興味を抱くなど。 わざわざ言葉にするのだから 意地が悪い。 「...私は、随分重い役を引いてしまったわけだな。 ...——嗚呼、本当に 面倒だ......。」 人を生かすも殺すも手の中。 そんな言葉に 心が躍ることは......男には、ない。 囚人の前で見せた弱音を思い出し、溜息を零す。 まともであろうとする程に 周りの様子が良く見えて。 ...それでもまだ、男は舞台の内側に。 (-185) 2021/10/10(Sun) 13:18:28 |
【秘】 新人看守 ダビー → 魅月守 チャンドラ「ええ。ありがとうございます」 男は微笑みながら全てを拾う兎の耳に唇を寄せ、恭しく口付けを落とすだろう。 「……ああ、まだお疲れですか?受け入れる側は負担が大きいですから。まだ少し休みましょう。俺は付き添いますからね、チャンドラ様…………」 男が怯える数少ない恐怖の原因は、貴方の温もりによって和らいだ。それが貴方にとって良い事なのか悪い事なのかは分からない。 男は調子が戻り始めたのをいいことに、兎を自分の都合の良いように甘く苦しい仮初の海に沈めていく。 雲に隠れた月は誰にも気付かれない。 二人だけの、甘い毒のような時間はそうして過ぎ去っていく──。 (-186) 2021/10/10(Sun) 13:33:31 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「あは、はははっ、何で?何でだよ?僕が無能だからいけないのか?生まれた事が間違いなのか?もしそうだって言うなら、さっさと殺してくれればいいのに、何でそれすら許されずに今日もこうして生かされてるんだ??」 抉りこみ開いたナイフを引き抜いて、もう一度。 今度は先程の個所より少し左。 「は、……あは、いい声!なあ、もっと聞かせて?僕の為にさ、」 ▽ (-188) 2021/10/10(Sun) 13:51:01 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビーあなたの呻き声を耳に捕らえれば、悦に入ったようにうっとりとした声で。その吐息には熱さえ篭っているかもしれない。 二度目の刃も、狂人はあなたを求めてぐりぐりと、自らの痛みと澱みを塗りたくらんがばかりに抉りこむ。 この叛逆者は、身体能力は無能力者としては少し高い程度の者だ。 もしもあなたが肘を打ち込んだり、迎撃をしようとするならば簡単に伸す事が出来るだろう。 ……あなたがそれを選ばないのなら、彼は狂う事を、笑う事を、毒をあなたへ撒き散らす事を止めない。 「そうだよ、あいつから伝えられた。字だけだったがよ、几帳面でクソ真面目なあいつからは考えられないぐらい乱れた字でさ?『私だけでは済まないのならばきっと君にも』って。 何も無いなら、ああはならねえと思うんだけど?ああ、いや。そうか!焦ったりキレたりするあいつを、慰み者みたいに消費してたのか!!あっははは!!」 (-189) 2021/10/10(Sun) 13:52:44 |
【秘】 新人看守 ダビー → 中堅看守 アンタレス「そうでしょうか?俺はただ包み隠さず思ったことを言っただけですよ」 悪びれもせずに言ってのけた。 「面倒な役回りですか。命にはまだそれくらいの重みがあったということですね。こんな宴に消費される程度には価値が暴落していても」 それでもまだ舞台から下りない貴方を見つめる翠色が、ほんの僅かに細められた。 「……面倒だとしても、それでもなお舞台を下りないあたり流石と言うべきでしょうか。責任感の強い人だ」 そっと静かに瞳だけで笑って、男は音もなく立ち上がる。 「用件は済みましたし、俺はこの辺りで失礼します。舞台を下りないのであれば、きっとまだ宴は続きます。どうかお疲れの出ませんよう」 貴方が引き止めないのであれば、そのまま男は退室するだろう。 (-190) 2021/10/10(Sun) 13:53:00 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 新人看守 ダビー「そう言ってくれるのは嬉しいな。達観かぁ、僕がそう見える?アマリリスの事知ってくれるなんて嬉しいな。」 そうのんびりといつものように言ってみせた。アマリリスの言葉を聞いてさえ。 彼にとって制御できている、は褒め言葉の部類だ。実際、何があっても動じるのは難しいだろう。『動じよう』と判断しない限りは。 「ナフはいつも楽しそうだものねえ。」 戦闘中は尚更だ。となれば、戦闘中の感情の動き。アマリリスまで出してきたのなら、痛みや喪失による恐怖などの負の感情だろうか? そこまで推測できたのなら、たしかに難しいし、推測した手前貴方に見せるつもりもないなと思考した。 「うん、やっぱり難しいのかもね、僕にも。わからないけどね。」 と自己評価をし。 「うーん、それだけ。知りたいだけだからね。ありがとねー。」 そう呑気に言って、そのまま貴方が切り上げるのを待たずして勝手に切り上げた。 (-191) 2021/10/10(Sun) 14:05:10 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ「生まれた事が間違いな者なんて……きっと、いない、さ。それなら、俺は……とうの昔に糾弾されて淘汰されている。貴様は……ただ、巡り合わせの被害者で、切り拓く力がなかった常人だった。それ、だけ──ッぐ、ぁ゛あッ!」 笑っていた顔が崩れる。徐々に浅くなり始める呼吸に合わせ、男の肩が上下に揺れた。 「ぅ、は、は……っ。殺されず、生かされている、理由?分からないのか? 愉悦の為に貪られる為に決まっているだろう。 あんな過去を持つお前なら、ようく知っている筈」毒には毒を。 呻き声の合間から、ぽつぽつと笑い声混じりに貴方へ言葉を返す。 「……ふ、ふふ。はは、おかしな事を。俺は愛しく感じるものをただ、俺なりに愛しているだけ、で……、ぃ゛……ッゔ、ぁ……っ」 言葉が全て吐き出されることなどなかった。内側を抉り、荒らしていく鋭い痛みに思わず喉から引き攣った声がこぼれ落ちる。 次第に手足が震えてくる。そう時間がかからないうちに、男の体は頽れることだろう。 (-192) 2021/10/10(Sun) 14:15:43 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「そうだなあ、そうだろうなあ!ダビーサマはそれでも偶然天職見つけてっけどさ、僕は結局こんなに無様なまんまでさ?間違いばっかりってのは皆変わんねえのに、何でこんなに不公平なんだろうな!! ああ、痛い、苦しい、憎らしい!!こんな世界、滅んでしまえばいいのに!!!」 ナイフをもう一度引き抜いて、狂人はじいっ、とあなたの顔を見る。その翡翠を覗き込む。 絶望と憎悪と狂気と悦楽に染まった緑青が、涙を滲ませながら嗤う。 そしてあなたから己の身にも浴びせられる毒を、受け止めて、酷く苦し気に。それでも笑みを絶やさない。 「……は、っ。あは、……知ってる、知ってるよ。だからな?貪る側の奴にさ、少しでも同じ思いを、して欲しいんだよ。 そうでもなって貰わなきゃ……、収まんねえの」 苦痛に顔を歪めながら嗤い、声を漏らすあなたに、いっそ恋人に向ける様な程の蕩けた色が狂人に滲む。 実際に狂人は、己の身体に熱が灯っているのを感じていた。 ▽ (-198) 2021/10/10(Sun) 16:04:27 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー頽れたあなたを見て、改めて部屋を見渡す。 なんだ、態々持ってこなくても用意されてたのか、と机の上に整頓された数々の器具を見て思う。 ……あの小瓶は、何故少し使用された形跡があるのか。 その理由を考える程の理性は、今の彼にはない。 器具の中から手錠と治療ユニットを持ちだして、再びあなたの元に。 覆いかぶさる様な姿勢になって、あなたの手を取り手錠をはめる。 「は、……なあ、これ嵌められてる気持ち、どうだ?僕はさ、暴れたり脱獄しようとした時とか、そういう時嵌められた事あんだけど……手の自由利かねえのって、思った以上に何も出来なくてさあ……結構、怖えんだよな、あはっ」 (-199) 2021/10/10(Sun) 16:07:03 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 引き抜かれたと同時に小さく呻き声が上がった。刺された二箇所から生命が流れ出し、纏っていた衣服がそれを吸い上げ重くなっていくのを崩れ始めた意識の中で知覚した。 "こんな世界、滅んでしまえばいいのに。" 水の膜が張った 汞 の中に赤 を見た。赤の少女とはまともに言葉を交わしていないので知らないが、罪状は確か『全世界放火罪』だった。彼女もまた、世界を憎んでいたんだろうか。 あの先輩にしてこの後輩ありか。と今の状況と関係のない事を頭の片隅で考えて、笑おうとしたけれど。 痛みが愉悦に浸り切る事を許さない。貴方の毒が平常を保つ事を許さない。 すぐに意識が、貴方の元に引き戻される。 → (-200) 2021/10/10(Sun) 16:37:50 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ「いい、よ。収まるまで……全て、ぶち撒けると、いい……俺は、それが見たくて、こうしているのだから……ふ、ぁは、ふふ……」 それは想い人に向けるような柔らかさと優しさを湛えているようにも見えるだろう。 恋人のように蕩ける狂人と欠落者。けれどその実二人の間に燻る熱は、およそ恋というにはあまりに歪で、あまりに重く、濁り切っていた。 「これの気持ち?……、ふふ、安心した。 手を封じられたら咄嗟に反撃することも、ないだろうから。貴様を間違って伸すなんてこともなくなる」 汗が滲む顔で笑い、そう煽りながら貴方を見上げた。見上げているのに、相手を見下すような物言いをしたのはわざとだ。 既に毒が回り血は流れ、組み敷かれるだけでなく手を封じられている。戦場であれば絶望的な状況にあるというのに、男はそれでも嬉しそうに微笑んだ。 貴方の感情の炎に、薪を焼べるかのように。 (-201) 2021/10/10(Sun) 16:39:13 |
【独】 新人看守 ダビーうにさんとかしのさんとかこなさんとか看破された人とちまちま話をすることあるんですけど 監獄ダビー、怖がられてて笑っちった (-202) 2021/10/10(Sun) 17:07:29 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー/* こんにちは。ニコチンホームズです。絶賛おしまい秘話んちゅ中にご連絡失礼します。 この返信からえっちなるかな〜と思いますので、ホームズの方で考えている流れをお伝えしたいと思い、乱入させていただいてます。 考えているのは、 手淫で勃たせたりする→騎乗位(ミズガネ受けダビー攻め)→一回イってもらってから治療、もういっちょナイフ→正常位首絞めックス(ミズガネ攻めダビー受け)→ちょっともういっかいイッてもらって、それからしばらくした後でダビーにお亡くなり頂く という流れかな……と考えているのですが、感度25000倍ドッコイ太郎さんの方は何か盛り込みたい事やこれはやめて欲しい、など要望はありますでしょうか? よろしくお願いします。ニコチンホームズでした。 (-203) 2021/10/10(Sun) 17:13:03 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 新人看守 ダビー「……」 お前だけが弱いのだ、と、言われているも同義だった。 顔をしかめる。もちろん、分かっていて言っているのだろうし……それは悪意では、ないんだろうなあ。 「好きにしたまえ。君の好きに……それはきっと、」 無礼講の場に相応しいだろう、と、思う。 立ち上がるダビーを見て、目を瞑った。人に置いていかれるのを、見るのは苦手だから。 「さよなら、ダビー」 卵から孵り、巣立っていく後輩に、別れを告げた。 思い出とか、思い入れとか、……いろんなそういったものに対して。 (-206) 2021/10/10(Sun) 17:29:52 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ/* お疲れ様です、感度52000倍ドッコイ太郎です。 ニコチンホームズさんのご提案いただいたえっち内容、最高で完璧で非の打ち所がないです。大変興奮しましたありがとうございます。 こちらからの要望はございません。ニコチンホームズさんの熱量に同じ分だけ返せているかドキドキしっぱなしでPLがおしまいになっているので助けてくださいくらいしか今のところ言う事がないです。助かりません。おしまいです。 こちらからは以上となります。感度89000倍ドッコイ太郎でした。 (-209) 2021/10/10(Sun) 17:56:02 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー/* お疲れ様です、ニコチンホームズです。正直えっち文はかなり経験値が足りておらずめちゃくちゃ緊張していますが、感度100000倍ドッコイ太郎さんにも興奮いただける感じの内容を提示できたなら何よりです。後は……当たって砕ける勢いで突っ走りますね! こちらも感度19000倍ドッコイ太郎さんから返信が来る度限界PLになっております。二人でおしまいを作り上げましょう…… では、後ほど改めてロールの方も打ち返しますね。よろしくお願いします。ニコチンホームズでした。 (-214) 2021/10/10(Sun) 18:24:27 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ/* おしまいシリアスロールの前にいいですか 感度0倍を二回出してからの100000倍ってなんですか!?!?!? (-216) 2021/10/10(Sun) 18:27:07 |
ダビーは、トラヴィス様大丈夫ですか?ストレッチくらいなら教えましょうかと思ったけど本編今やばくて…… (a35) 2021/10/10(Sun) 18:29:50 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「…………、」 蘇生から目覚めた身体が漂う。 探しものをするために、キョロキョロと辺りを見渡して。 新人看守……あなたの姿を探している。 あなたの姿はどこに在るのだろうか? この少女は見つける事が出来るかな? (-222) 2021/10/10(Sun) 19:08:50 |
【秘】 新人看守 ダビー → 墓守 トラヴィスこれは本編がおしまいになっているので(なっていなくてもだけど)メタ時空のダビー。 「(『PLがトラヴィス様非童貞説の話を聞きたがっています』のメモを掲げて目を逸らしている)」 こっちもおしまいなことしてる…… (-223) 2021/10/10(Sun) 19:10:15 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア 貴方が恐らく目が覚めてから、うんと時間が過ぎた後。きっと探しものは見つかることだろう。 今肉体がおしまいになっている予定のレスがある為、どこの時間軸なのかはちょっとふにゃっとした曖昧な感じになるのはどうかお許しください。 貴方の姿を認めると、新人看守はおもむろに口を開いた。 「B-128か。蘇生は無事済んだようだな。問題はないか」 看守として管理する囚人の安否確認らしい。男の顔、態度は貴方が見かけたことのあるものと何ら変わりない。 (-226) 2021/10/10(Sun) 19:28:47 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー/*(ふにゃっと時間、了解いたしました!) 「…………、嗚呼、身体は問題ないよ」 少女もまた、普段通りだ。 あなたが表で見かけていたとの何ら変わりない姿と態度。 「……、少しだけ、聞きたい事があるんだ。 いや、なんだ、看守と雑談、なんて普段はできないから……」 「…………、時間、いいかな?」 (-230) 2021/10/10(Sun) 19:35:56 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 新人看守 ダビー「どうかと思うよ」 どうかと思ったメタ時空のトラヴィスだ。 「いや普通に、実家の義務にあったっていうか。実家にそういう役目の女性を呼んで、あれこれ教わったりしただけさ。女性に望まれる『抱き方』とか……あと遺伝子の採取と……ほら、血を保つためにはね、万が一のことがないように色々あるんだよ。そういうかんじ」 そういうかんじだ。 色恋の気配はあんまりない。 (-231) 2021/10/10(Sun) 19:36:51 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「そうか。問題がないのなら何より」 端的に返答した。続いて時間があるか尋ねられれば、小さな頷きとともにこれまた淡々とした声が返ってくる。 「そうか。それなら応じよう。時間ならあるからな。 ……場所の指定は貴様に任せる。このまま立ち話でも構わないし、重要な話であれば人目つかない場所への移動を勧める。俺が貴様と話しているのを見たら慌てそうな奴がいるかもしれないのでな。落ち着いて話が出来ないだろう」 貴方に最期を送った後輩の姿を思い描きながらそう提案した。その話に他意は特になく、そのまま言葉通りの意味だ。 (-232) 2021/10/10(Sun) 19:43:05 |
【秘】 新人看守 ダビー → 墓守 トラヴィス「俺もどうかと思います」 どうかと思ったメタ時空のダビーだ。 「はあ、なるほど……貴族って色々やらなければならない事あって大変そうですね。アブノーマルな趣味の令嬢と結ばれることになったらどうするんですか?」 どうするって何が? (-236) 2021/10/10(Sun) 19:49:14 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「…………、やったあ」 やったあ。 「うーん、いくつか……話したい事があるから。 長引く可能性も考慮して……、 座れそうな場所が、良いだろうか……?」 ああ、そうだ、と思い出す。 「……、カウンセリング室。 カウンセリングを必要としない代わりに、 …………、部屋の貸し出しをね、頼んだんだ」 そこにしようか、と。 漂う身体はカウンセリング室まで移動を始めるだろう。 (-238) 2021/10/10(Sun) 19:55:24 |
【神】 新人看守 ダビー……と、通信機が使える状態であったのならば。そのように話していた可能性もあったかもしれないが。 男はニアの処刑の後から長時間姿を見せないことだろう。その為、このチャンネルを使った議論にも暫く姿を見せることはない。 通信機自体は男がいる空間に置いてある。ただ、触るどころか手に取れない状況にあった。 ──男と同じ空間にいる人物は、その限りではないけれど。 (G11) 2021/10/10(Sun) 20:01:06 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 新人看守 ダビー「別に何もしないよ、そんなの」 しなかった。 「非公認の愛人なんてお互い様だもの。血を残すための婚姻なのだから、血を残すための交わりだけしかしないさ。恋愛で結ばれるわけじゃなし、好きでもない男に抱かれたいとは思わないだろう、向こうも。仮に想い合うような夫婦になったとしたら……まあ……うーん。あんまり想像つかないけど、やってはみるんじゃない?アブノーマル」 (-240) 2021/10/10(Sun) 20:02:01 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「カウンセリングを受けなかった?……そうか。俺も問題はないから、その指定を呑もう」 無表情ながらも僅かに疑問に思ったのか、視線が貴方の頭から爪先をゆらゆら。それから勝手に納得したかのように頷いた。 目の前の少女は、息絶えるその瞬間まで普段通りでいた。そう考えると、カウンセリングも必要ないかもしれない。そんな結論だ。貴方が内心何を思っているかはともかくとして。 男は貴方に従い、大人しく漂う後ろ姿を追いかけるのだった。 (-242) 2021/10/10(Sun) 20:07:33 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー自身の目の色の中に"先輩"と似た色があるのだとは、実の所叛逆者は知らない。 お互いにそういった心の闇に深入りはせず、ただ"普通"に過ごしていた。……この無礼講にて、それぞれの片鱗を見る事はしたが。 とはいえあなたがその様な事を考えているとは、自身の中の 毒 の様な感情にすっかり浸っている彼が、知る訳もなく。▽ (-244) 2021/10/10(Sun) 20:08:38 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「……あっは、これだけやられても、まだそんな事言うんだ。もしかしたら、クソ共以上にてめえ、イカれてんのかもなあ?あいつらは表情とか見る前に木っ端微塵にしてやったから、分かんねえけど!あは、はははっ、あははは!!」 あなたの額に滲む汗を、悦に浸りながらつう、と指でなぞる。 柔らかく愛おし気に笑んでいても、それは確かに痛みや失血や毒に寄る苦痛の証だと、狂人は知っている。 それが『自身にも確かに身に覚えがある事』であるが故に。 「は……っ、バッカみてえ。囚人相手に、罪人相手に、壊れかけの玩具相手に、お偉いお偉い看守サマが反撃したくないなんてさあ……!」 焼べられた薪は、より強い炎となって身を焦がす程に燃え上がる。 取ったあなたの手を、あなたが痛みを感じる程に強く握り、そしてそれは突然離される。 ▽ (-246) 2021/10/10(Sun) 20:09:44 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「……ん、ああ、そっかあ。そんなら、」 手を離した狂人は、組み敷いた姿勢のまま蕩けて濁った視線を、あなたの顔からゆっくりと下に。 留められた上着のベルトを外し、留め具に手を滑り込ませてあなたを暴く。 伸ばされた手は、そのままズボンのベルトへ。 緩やかに隔てるものを外しながら、時折つ、と下腹部の辺りにいやらしく指を伸ばし、あなたに『何をしようとしているのか』認識させようとする。 「"こっち"も、どうだい?……ダビーサマ?」 抵抗しなければ、或いはしようとしなければ。 そのままファスナーを下ろし、下着に手を伸ばし。荒く甘く吐息を零しながら、彼は"あなた自身"に手を触れるだろう。 (-247) 2021/10/10(Sun) 20:10:50 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「…………、さて」 カウンセリング室、その一室。 砂の箱庭へ……兎の人形ひとつ、男性の人形をひとつ。 向かい合わせで置いて、砂を撫でる。 気が済めば手遊びを止め、空いている椅子へと座るだろう。 場所は……出来れば、あなたの正面が好ましいが。 「先ずは…………、先の兎の処刑、その時の話だ」 「あの時の答えを兎は……聞けていないからね」 『楽しいかい?』と唇を動かした、その瞬間の話だ。 改めてあなたに。楽しかったかい?と問う事だろう。 (-251) 2021/10/10(Sun) 20:19:49 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア 男は大人しく貴方の向かいに座っていただろう。 律儀に人形遊びから始まり、椅子へ座るまでの動作を見守る。 「ああ、あの時か。俺が答えた時は、もう既に貴様は事切れていたものな」 「楽しかったよ。俺が殺した瞬間ではなく、その後に楽しみを見出していたがな」 たいして間もおかずに答えは放たれた。心の底からたまらないとでも言うように、笑みを先ほどまで無機質めいていた顔に乗せて。 (-252) 2021/10/10(Sun) 20:28:40 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「嗚呼、…………なるほどね」 返事は軽いものだった。 いつも通り、怯える様子も驚く様子もなく。 「キミはやはり、最初から兎を……、見てはいないな?」 疑問が確信に、近くなっていく感覚があったから。 「もう一つ、質問しよう……票先の誘導についてだ。 あの"処刑という舞台"を楽しくするには。 …………、兎意外に、適任がいた筈だ」 無抵抗な少女を殴った所で楽しい画が出来るとは想像し難い。 そして少なからず、この少女の死を"悲しむ者"がいる。 では何故、この少女を指名したのか? 「処刑自体が……、楽しむ目的では、ないんだよね? なあ」 「――――キミは一体、 誰の何を見ている? 」 (-255) 2021/10/10(Sun) 20:43:10 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ「イカれていなければ、俺は今ここにはいなかっただろうよ」 それはまるで恋人を眺める片割れのように。 それはまるで子供を見つめる肉親のように。 汗を指でなぞられれば、苦悶を孕んだ熱っぽい吐息まじりに笑みを深めた。 「それは、そうだろう。反撃して貴様が地に伏してしまえば俺の愉しみがなくなる。壊れないように大切にするのは当然だ……ッ、い゛っ……」 燃え上がる感情のままに。痛むほどに手を握られ顔をしかめた。 → (-258) 2021/10/10(Sun) 21:01:37 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 自身の顔からその下へ流れていく視線に気付いた時点で、先程まで笑みを浮かべ続けていた男はその表情を曇らせた。 「……っ、」 続いて体が強張る。ベルトに触れた時点で何をするかは気付いていた。それが分からないほど無知でも無垢でもないのだから。 「……、ああ、そうか……徹底的に、壊され、たものな……貴様は……。 そこに手が伸びるのも、当然、か……、……っ」 先程と同様に笑みを浮かべようにも、まるきり同じようにとはいかなかった。 貴方の手が望むままに男の熱へと到達しても、男はまるで抵抗しない。痛みを抱えながら貴方の様子を目に焼き付けているだけ。けれど、体は確かに次の行為への抵抗を示していた。 (-260) 2021/10/10(Sun) 21:02:20 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア 沈黙。そして、思案。 貴方の言葉を聞いているのかいないのか、眉一つ動かさず空白を置いて。 長いようで短い時間が過ぎたのち、ゆっくりと唇を開いた。 「B-128、なかなか鋭い目を持っているんだな。 さて、それでは答えようか。 一つ目の質問。そうだな、貴様を見ているわけじゃない。俺の興味が湧けばきちんと見ていたかもしれないが、今の貴様にそれは無い」 気遣いの欠片もなく、すっぱりと男は言い切った。 → (-269) 2021/10/10(Sun) 21:28:03 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「二つ目の質問。投票先の誘導については、半分は先日議論の場で発言した通りだ。 貴様が最もこの催しに反応を示していない。たいして反応のないものをずっと生きながらえさせていても後半の議論がつまらないだろう? 何もする気がないのなら、せめて人々に殺されて少しでもこの宴を彩ってほしいものだ」 確かめようもなく、出せる証拠もないが、この言葉は本物だった。最初貴方の名前を挙げては話を来た時は、この理由しかなかった。 「ああ、でも。後になって考えて、貴様に票が集まるよう誘導したのは悪くなかったと結論に至った。俺は俺で処刑が見たかった者が他にいたから、そちらに入れたが……。 ……さて、最後の質問の問いだ」 → (-270) 2021/10/10(Sun) 21:28:35 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「処刑自体を楽しんでいるわけじゃない。 俺が見たいのは人だ。それも、きちんと痛みを感じ素直に曝け出す者。剥き出しの感情を見せてくれる者。 ──俺が望むのは愛おしいと感じる者達の、愛おしいと思える感情が生み出す物だ。 表情、言葉、行動……それら全てを、俺は見て愛したい」 (-272) 2021/10/10(Sun) 21:29:07 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「……ぁは、そうだよ。あの時言っただろ?もしかして想像してなかったのか?」 強張り表情を曇らせたあなたに、漸く嗤う余裕を無くしたあなたに、濁り蕩けて熱を篭らせた愉悦の視線を向ける。 枷を外された檻の中の獣は、あなたの全てを喰らい尽くすまで止まることは無い。 「は、……痛かったり苦しかったりすんのとさ、身体が勝手に気持ち良くなんのがないまぜになると、ホント訳わかんなくなるんだよ。 どんだけ嫌だって言っても止めてくれねえしさあ……お陰で、こういう知識はむやみやたらに増えるしさ?本当に、もう。嫌になる」 そのまま下着を下ろし、あなた自身を外気へと引き摺り出すと。片方の手は根元を握り、もう片方は輪を作る様にして上下に何度もくちくちと動かして。 時折強めに握ってみたり、かといえば触れる程度に弱くしたり。 彼は"慣れた手つきで"あなたを責め立てていく。 (-273) 2021/10/10(Sun) 21:45:36 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー淡々と流れていくような、あなたの声を聞く。 その言葉を、一瞬たりとも逃さぬように、兎は耳を立てて。 「……、なるほど」と。再び軽い返事をひとつ。 「"人"を見たいのは兎もそうだ。 …………、故に、キミの元へとやって来た訳だが」 「……、正解だったようだな。普段の立ち振る舞いからじゃあ、 その思想を全て汲み取る事は難しい……、努力が感じられる」 ただの分析でしかない。 が、あなたに直接話を聞けた事で鮮明になってきた。 あなたの"歪み"が。 「人のマイナス面での感情の露呈、 キミはそれに…………、特別な感情を抱く人間だと」 「嗚呼、あともう一つ…………、なに、これは純粋な疑問だ」▽ (-275) 2021/10/10(Sun) 21:54:29 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー赤 ただの防衛、威嚇。 視線をあなたに合わせる事はしないだろう。 その 兎 「処刑の時……、口元を抑える動作を良く、していただろう?」 参加していない処刑も、中継を通して見ていた。 全員の立ち振る舞いを。 「あれは…………、」 そう、純粋な疑問、質問。看守、囚人、関係なく。 この兎は、あなたという"人"に興味がある。 「―――― 隠していたのかい? 嗤う、口元を 」人の痛々しい姿や死そのものに、抵抗を感じているとは思えない。 ならば、自己防衛や驚きの類から来る動作では無い、と。 ……思考した。 (-276) 2021/10/10(Sun) 21:57:57 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 愉悦の視線を向けられても、返せるのは最早笑いにすらならない掠れた音のみ。 確実に快楽を与えてくる狂人の手の中で、熱は順調に育っていく。それに合わせて腰は震え、肩は跳ねて。貴方の望むままに男の肉体は追い詰められていった。 「……っ、……や、…………っ、くそッ……」 金属の擦れる音がする。自由を奪われた手が何度も揺れては空を切る。 やめろと言いかけて、その言葉を噛み殺すように唇に歯を立てた。 下腹はこんなにも熱いのに、刺された箇所から命が流れて寒気を感じる。異質とも呼べる状況が齎す感覚に、男は余裕を散らして逃げるように頭を振った。 そうしばらくしないうちに、先走りで濡れたであろう貴方の手の中で、男の昂りは熱の解放を求めて震えるだろう。 (-280) 2021/10/10(Sun) 22:04:19 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「そうか。何にも興味を持たないと思っていた貴様が、人を見たがるのか。こうして話さなければ知らないままだったな」 "普段の立ち振る舞い"のまま男は答える。 男は処刑時に燃えるような感覚を抱いた。その熱さは知っていたはずなのに、それでも 赤 を一度だけ見る。その行動の中に含まれた心情が知りたくて、炎の中に手を入れたのだ。 「…………ああ。どうしても、その癖は直らなくてな。 ──正解だ。 俺が愛するものは人々に忌み嫌われる日陰の存在だ。そして、俺のこの感覚も例に漏れず拒まれる。人に紛れて生きていくには、隠し通すしかないだろう?」 心臓を押さえながら男は嗤った。手で口元を覆うことはしない。 だって、もう隠す必要がないから。 (-282) 2021/10/10(Sun) 22:17:15 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「この無礼講の間ならば……、立場関係なく、 "人"に興味を示しても良いのではと……、思ったんだ」 故に、よく見えるし聞こえるよ、人々の本質が。 ただの防衛、威嚇。あなたの出方を伺うための……起爆剤。 そんな 赤 「キミは実に素直な子だね。 もう少し、…………誤魔化しを入れられると、 …………、思っていたんだけれどな」 新たな疑問が、ひとつ。 「…………、本当は、隠したくないんじゃないのか?」 (-286) 2021/10/10(Sun) 22:33:13 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「そうだな。『無礼講』だからな」 煌々と燃える 赤 を見て答える。心臓の痛みなど気にも留めない。「そこまで推測し、見抜いている者に誤魔化しても意味などないだろう。ああ、なんだ……暫く騙し通していたのだから、もう少し誤魔化してほしかったのか?」 貴方がそんな期待や望みなど、こちらに抱いているとは思えないけれど。 「……本当はな。誰だってとめどなく溢れるものを好き好んで押さえつけたいと思うものか。 でもな、隠す必要がある限り隠し続けるしかない。人に紛れて生きるのであれば、人が忌むべきものを隠すしかないんだ」 (-287) 2021/10/10(Sun) 22:48:43 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「ん、……、気持ちいい?それとも痛い?苦しい?なあ、ダビーサマ? 今のてめえの表情さ、普段の済ました機械みてえなのより、僕らを消費し愛でる笑顔より、ずっとずっと『いい顔』してるぜ」 狂人の毒は、宿した狂気は、留まる事を知らない。 言葉を噛み殺し、耐える様に表情を歪ませるあなたも。抵抗する様に手錠をカチャカチャと揺らす音も。 その全てが彼の歪み澱んだほの暗い欲を、掻き立てる熱となる。 「……、はっ、ぁ……そろそろ、かな……」 解放を求め震えるそれを確認すると、手を離して自身もズボンと下穿きを下ろす。 この狂人もまた、己のそれに熱を燈し主張している。 暫くその後ろに手を伸ばし、濡れた水温を立たせ小さく声を上げながら解していたかと思うと、再びあなたの方に手を伸ばし、膝を付きながら跨る姿勢になり。 腰を上げ、ぴとり。あなたの昂ぶりを、自身の秘孔に当てがって、 ほんの一瞬だけふ、と、そちらを見る目が哀愁を帯びるものの。それは直ぐに溶けて消え、そのまま。 「……ん、ぅ、」 ゆっくりと腰を下ろして、中へと収めていった。 (-290) 2021/10/10(Sun) 22:51:00 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー視線を下げる。赤が消える。 ただの防衛、威嚇。……それも、必要がないと感じたからだ。 「キミの言う事も、…………最も、だね」 バンを抱え直す。浮遊する身体は、再び砂の箱庭へ。 ミニチュア、人形を足していく。 この無礼講に参加している人数分を…… 「兎はね、…………隠すのが上手いなあ、と思ったよ? そして、それの意味する事は…………、 それを隠し、普通を演じる時間が長いから成せる事だとも」 男の人形とは対極。兎の置いてある場所、その横へと並べて。 並ばれた人形たちは、たった一人、男の人形の方を向いている。 「きっと今、こうなっているだろう…………、? えいっ」 そして兎の人形を……人差し指でぴんっ!と弾き飛ばした。 「…………、意味は、分かるかな?」 (-292) 2021/10/10(Sun) 22:58:48 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ「……っ、………… 最悪」 皮が破けて鉄の味が広がる唇を震わせ、吐き捨てた。呼吸の合間に投げ捨てられたそれは偽りなどではない。 性的な行為。男の苦手なもののうちの一つだ。 仄暗い熱に当てられた貴方の手が離れた事を知ると、少しでも苦痛から逃れようと肉体は必死に呼吸を繰り返した。 それでも体は悲鳴を上げ続ける。むしろ、快楽によって意識の外に放り出されていた傷の痛みが再び戻ってきて男を更に苛んだ。 失血と毒によって霞み始めた視界の中で、狂人が自身の秘された部分を解し、己の熱を喰らうところを捉える。哀愁を帯びた瞳もしっかり見ていたけれど、意図を拾いきれなかったから捨てた。自分に必要なのは自分に向けられた感情ではない。相手が外に晒す感情だけだ。 普段よりも鈍くなり始めた頭で次の行為を理解して、霧散していた笑みが一瞬戻ってくる。 「……は、はは。こっちが犯されると、思っていたが……貴様が乗るのか。覚えた味はそんなによかったか? …………淫乱」 (-299) 2021/10/10(Sun) 23:17:08 |
新人看守 ダビーは、メモを貼った。 (a72) 2021/10/10(Sun) 23:28:28 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア 箱庭へ視線を移す。 丁寧に並べられた人形の数を見て意図を汲み取りつつも、貴方の話に耳を傾ける。 「そうか。でももう、何人にも俺の内側を明かしてしまったからな。完全に元の日常に戻ることは不可能だろうよ」 少女の指が兎の人形を弾き出した。対極にある人形に視覚が備わっていたならば、きっとその外側へと放り出されてしまったことだろう。 「……。兎は貴様か。そして向かいに立つのは俺。指で弾いたのは……恐らくは、俺が貴様に興味が無いと言ったことの暗喩か?」 観察して、一つずつ丁寧に答えを組み立てた。 (-303) 2021/10/10(Sun) 23:35:14 |
【秘】 看護生 ミン → 新人看守 ダビー/* お返事遅くなって申し訳ありません!!煮るなり焼くなりすきにしてくださいませ!! 「そうですねぇ……。医者を目指してたいうか、医学の勉強をしてたんは事実です。輸血の勉強をしたんも、その一環で。 ほんまは心療系、精神の治療が専門やったんですけど。やっぱり、基礎的な知識と技術は必要なので」 真面目に動き回る看守の様子を何とはなしに目で追いながら、零された疑問に答える。 「それが、精神の矯正による治療に興味を持ってしまったばっかりに。大変なことをしてしまって」 (-305) 2021/10/10(Sun) 23:38:14 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「皆の動向や反応を見れば…………、 それも何となく、予想が……、つくよ」 あなたの答えを聞く。兎はこの少女、頷きをひとつ。 向かいにいたのはあなた、頷きをふたつ。 最後の答えには、首を横にも縦にも振らなかった。 「箱庭に答えなど無いからね……、逆を言うと、 『俺が貴様に興味が無いと言ったことの暗喩』 ……という解を導き出した事が答え、だとも言えるが」 少し考える素振り。そうだね、と呟きながら。 「兎が、どういう意図で動かしたか、の説明はしようか」▽ (-306) 2021/10/10(Sun) 23:47:03 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「兎は…………、」 「 誰の敵でもない。誰の味方でもない 」「兎は、」 「 此処に居る全員が"同じ"に見える 」「みんな同じ "人間" に見える」「…………、という事の表明、だね」 並べていた人形を、人差し指で一つずつ、優しく弾く。 倒す、倒す、倒す、倒す、やがてそれは全部、砂の中へ埋もれて。 「兎は、キミの一部、その人間性、特性を把握した。 肯定も、否定もしない……」 「キミがそういう"人間"だという事実を、受け取った」 それだけの話、その表れだ、と。 バンを抱え直す。……浮遊する身体は、椅子には戻らずに。 (-309) 2021/10/10(Sun) 23:52:05 |
【秘】 新人看守 ダビー → 看護生 ミン/* お疲れ様です!どうかお気になさらず、リアル最優先です!煮るなり焼くなり好きにしていいなら棺桶さんとミンさんに美味しいご飯をご馳走します! 「確かに、医学は基礎をきちんと把握しておかねばならないしな。過ちが重大な危機を引き起こすことだってある」 やるべき事を済ませると、貴方の元に戻ってきた。 それからぽつりと静かにこぼれ落ちた言葉を拾い上げ……男は、備え付けの椅子を貴方に勧めるだろう。話が聞きたいという意思表示だった。男の意思に従うも従わないも、貴方の自由だ。 「……貴様の犯行に及んだ理由、当時の様子など、聞くことは可能だろうか。可能だったらで構わないが」 命令しても口を割らない者は割らないと知っているから、無理強いはしなかった。 (-312) 2021/10/11(Mon) 0:00:49 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「……」 男は表情を変えない。ただ、食えない兎だなとは思ったが。 全てが無に帰っていく箱庭と、それから話はおしまいだと言わんばかりに浮遊する貴方を見ながら男は口を開く。今度はこちらが問いかける番だ。 「……B-128。貴様が人を知りたがり、そして等しく扱っていることは分かった。 ……その内側にあるものはなんだ? 貴様は人となりを知ってどうしたい? 人間性、特性を知って尚"同じ"と断じるならば、貴様が記憶したその情報に意味はあるのか?」 (-314) 2021/10/11(Mon) 0:06:59 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー吐き捨てたその言葉を捕らえ、それが心からのものと理解し。"こんな事でしか喜べない"と称した狂人は悦に浸る。 あなたの身体が悲鳴を上げようと、苦痛に悶えようと、ただただあなたを腐食したいと願っている。 「ぁ、……ふ、……あは、何でだろうなあ、どうしてこうなったんだろうなあ?ずっとずっとずっと嫌だったのに、何で、どうして。 ……ああ、けど、僕の事をただ消費しようとしてたてめえがさ、消費される側になって、そんな風に吐き捨てる姿見ながらするのは、今までよりもずっと、気持ち良くてたまんねえや……」 狂気と憎悪と快楽と、 そしてどうしようもなく隠し切れない悲哀と嘆きと。 それらをいっぺんに享受しながら、貪りながら。 ▽ (-318) 2021/10/11(Mon) 0:19:20 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビーあなたが痛みや熱に抗おうとするのも厭わずに、狂人は手を付いて腰を揺らす。 その中心を己の"いいところ"に擦り付ける度に、中があなたを締め付き逃さず絡み付ける。 「……ッ、あ、う、っはァ、……は、ぁッ、きもち、い……」 うわごとの様に呟いて、熱を持った吐息を零して、次第に動きは加速する。 こんなにも歪んだ関係なのに、あなたの熱を欲していく。 (-321) 2021/10/11(Mon) 0:21:11 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー首を傾げる。「これは想定外、」と。 興味が無いのならば、問われる事は無いと思っていたからだ。 浮遊する身体はあなたの正面、椅子まで戻る。座りはしないが。 「その質問には答えられないな」 「…………、というのも、 人となりを知っても、 どうもしない からだ」純粋だ。 「ただ事実を知りたい、知った上で、定義し直したい」 それだけの話だ。 「だから、情報を得る事に意味はある。 …………、兎は性格上、 知らない物を定義したくない 」「キミに関しては、人間性が何処か感じられなかったからな」 それは、今までのあなたの言動、態度。 機械的なその姿には、人間性を感じ取れなかったという話。 「でも、…………演じていたのだろう? その本質が分かった今、兎は……、 キミを"人間らしい"と思えるようになった」 その事実を確認したかっただけだ、と。 それ以上もそれ以下でもなく。自分が納得の出来る形で。 (-324) 2021/10/11(Mon) 0:27:09 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ「……ッ、ぐ、ぅ……っ」 抵抗はしない。けれど逃げられもしない。行き場のない男の肉体に、暴力的な快楽が叩きつけられる。 手足はとうに痺れてまともに動かせず、視界がにわかに暗く歪み始めてきた。狂人が男の体に手をついているのなら、きっとその手は透明な穢れだけでなく傷口から溢れ出した血液でも汚れてしまうだろう。 寒いのに熱い。痛いのに気持ちいい。苦しいのに楽しい。 何もかもがぐちゃぐちゃに一緒くたになって混ざり合った内側に振り回される感覚に吐き気がした。男は「自分で自分が制御出来ない状態」を何より一番恐れていたから。 「……っ、は、あれだけ俺のことが嫌いで、憎くて、とびきり反抗的だった、のに……っ、浅ましく、セックスに耽っているなんて……ふふ、はは。哀れで、無様で、たまらなく愛おしいよ、ミズガネ……ッ!」 もうまともに体も動かせなかったから、下から突き上げて攻めることも叶わない。ただただ狭い貴方の内側に容赦なく締め付けられる。 遠くに聞こえ始める貴方の声から離れたくなくて、歪で濁った感情を言葉に乗せた。 男の限界は、もうすぐそこ。 (-329) 2021/10/11(Mon) 0:46:47 |
ダビーは、自室にいる。扉の向こうで、苦痛まみれの呻き声を溢し続ける。 (a73) 2021/10/11(Mon) 0:52:22 |
ダビーは、それでも"愉しい"を確かに感じていた。 (a74) 2021/10/11(Mon) 0:55:27 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「……そうか」 普段よく見る時と同じように、淡々と返した。 「俺もまた貴様への認識を改めよう。貴様は全てに無関心な訳ではなかった。むしろ、俺よりも広い視界を持って世界を見つめていた。 だからといって何かするという訳ではないが。ただ、そう……ああ、この認識を改めるという行いは。定義し直す事を望む貴様と似たものだろうか」 きっと話さないままだったとしたら、何一つ分からないままだったから。 「……人間らしい、か。他者に求めていた訳ではないが。欲していた言葉をここで聞くなんてな」 ブーツが鳴る。傍まで戻ってきた貴方とは反対に、今度は男が椅子から離れた。そのまま出入り口へ。 (-336) 2021/10/11(Mon) 1:25:30 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「……んッ、は……、なあ、なあ、ダビーサマ、今なら分かるだろ?痛いのと苦しいのと気持ち良くなんのがないまぜになる、訳わかんなくなりそうな感覚、」 付いた手にあなたの血が滲むのも構わず、狂人はうっとりとした視線で逃がさず捕らえていく。 途中、一瞬だけ動きを止め。つ、とその傷口を優しく、それでも痛みを与える様に、なぞる。 「……。違えよ、ダビーサマ。 てめえの事が憎らしくて、大嫌いで、あのクソ共にそっくり"だからこそ"、そうやって呻いて足掻いて苦しんでるとこが、欲しくて欲しくて仕方ないんだよ。 あは……、あはは、良かった、てめえがどうやらこういうの苦手みたいでさ?お陰でその顔が見れたんだから、」 告げて、痛みと快楽に浸されるその反応を余すところなく楽しんでから。 「あ、……っふ、ッ、……は、んぁ、あッ、……っ、」 再び手を付いて、そのままあなたを絶頂へと導こうと、一層激しくいやらしく、腰を揺らして締め付けた。 (-337) 2021/10/11(Mon) 1:30:07 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「…………、嗚呼」 こちらも普段と同じ、淡々とした返事をして。 「キミにも何か得るものがあったのならば。 兎は…………、キミと話せた事を、嬉しく思うよ」 長く話に付き合ってくれて有難う、とお礼を一つ。 「そういう訳だから、兎の前では無理に取り繕う事なんて事も、 しなくていいからね、……ダビー」 なんて、これは決して強制する言葉ではない。 隠すのが面倒なら隠さなくても良い、というだけの話だ。 あなたの話を聞けて。あなたの事が少し知れて満足したらしい。 あなたが部屋から出ていく事を止めたりはしない。 「またね、」とだけ挨拶の言葉を零して。 あなたの姿を見届けてから、部屋の片付けを始めるのだろう。 (-343) 2021/10/11(Mon) 1:50:47 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ「………………分かりたく、なかったさ……っ、」 視界が暗い。音が遠い。死の淵に着実に引き摺られていても、白い指が傷口をなぞれば肉体はひくりと跳ね上がる。痛みと快楽以外の感覚はどこかに置き去りにされてしまった。 「…………。ぁは、は。ふふ。 …………可哀想に。 」今のお前と、その嫌う者達や俺。同じ穴の狢じゃないか 口元が歪む。笑えたかは分からない。けれど、笑うつもりで唇が震えた。 「……っあ、く…………ぅ……っ!」 より激しくなる水音。苦痛に悶える心とは裏腹に、下腹に溜まる快楽は酷く甘美な味がする。しかし最初と比べて遥かに弱々しい男の呻き声は、汞の毒によって命が蝕まれていることを如実に伝えてくるだろう。 濡羽色の髪を乱しはしたなく踊る狂人を拒めない男は、相手の熱い内部に締め上げられて追い詰められ、そのまま陽芯に溜まった欲を素直に吐き出した。 (-344) 2021/10/11(Mon) 1:53:53 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア ぴたりと。扉に手をかける男の動きが止まった。 「……」 肯定もしない、否定もしない。敵でもなく、味方でもない。世界に公平な貴方。 貴方がもし少しでも何処かに傾いていたとしたら、男は普段通りぶっきらぼうに返事をしてそのまま立ち去っていた事だろう。 「…………ああ」 男は救いを求めている訳ではない。例え仮面を捨てて思うままに過ごした結果、一人になってしまったとしても。男はまるで意に介さない。男はただ己の思想のままに動くだけだ。 敵意があればそれは途端に愛でる対象になる。好意は苦痛を感じて素直に受け取れない。 歪んだ男にとって貴方の距離感は、一番息がしやすいものだった。 「…………………………ありがとう、ニア」 一度だけ振り向いて、それだけを呟き男は去っていった。 (-349) 2021/10/11(Mon) 2:04:56 |
【独】 新人看守 ダビーニア先輩、こちらのこと分析してくれるしまさかのダビーにとっての一番いい距離感で接してくれたし、一度の会話でもちぱいメロメロになっちゃったな (-351) 2021/10/11(Mon) 2:08:47 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー素直なその言葉を聞けば、どろり、濁った眼は『ああ、漸く分かってくれた』と言いたげな色で。 そして、その後告げられた微かに笑ったかのような言葉に、狂人はほんの僅かに表情を歪めて、か細い声で呟いた。 「……本当に、なあ、」 ▽ (-357) 2021/10/11(Mon) 2:46:17 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「……ッ、あ、あぁああー……ッ、!!」 含んでいたあなた自身の、溜まっていたモノが中にどくどくと流し込まれる感覚。 熱いそれを奥で受け止めれば、衝撃で身体を震わし甘い声を漏らしながら、彼もまた頂に達して白濁を吐き出す。 吐き出されたそれは、ぴゅく、と水音を立てながら、あなたの腹へと落ちる。 「……、はー…、はー…っ、ん……」 荒く呼吸をしながら、恍惚とした様子で余韻に浸る。 けれど、あなたの呼吸の音が酷く弱弱しくなっている事に気付くと。 ▽ (-358) 2021/10/11(Mon) 2:47:24 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「……まだ、だって。まだ、死んでもらったら困るんだよ。 だってさあ、こんなんで済む訳、ねえんだもん。だから……」 欲を吐き出したあなたを一度、開放する。引き抜けばぐちゅりと音を立て、白いそれは狂人の後孔から垂れて伝い足を濡らす。 彼が手を伸ばしたのは治療ユニット。 ――狂人はそれを用いて、あなたの傷口と失われた血を治そうと、している。 (-359) 2021/10/11(Mon) 2:49:07 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 絶頂に身を委ねて震える貴方を見て、男は目を細めていたかもしれない。柔らかく、喜色に染まった翠色で。 欲を吐き出し終えて疲労した体は速やかに意識を手放そうとしたが、それを温度も情も無い人間の技術が阻んだ。 傷が塞がっていく。手足の痺れが無くなっていく。体が元に戻っていく事は良い事である筈なのに、命が本来持つはずの治癒力も無視した一方的な医療機器はどこか気味悪く感じた。死すらも克服した人の技術は、この程度の傷など数分のうちに治すことだろう。 「……ミズガネ。貴様……友人と呼べる者も先輩と仰ぐ者もいるのに、それらを捨てても尚復讐に走るのか」 まともに動かせるのは口だけだった。治療は正常に行われている。それでも、痛みの残滓や快楽の燻りは消えた訳じゃ無い。消えない感覚に疲弊した体の上に汗や精液などを散らしたままぐったりと横たわっている。 冷め始めた頭で、冷めた声で問いを投げた。ただ、暇だったから。魔がさしたから。明確な理由が分からないまま問いかける。 (-365) 2021/10/11(Mon) 3:07:23 |
【魂】 新人看守 ダビー「これは実際の映像ではなくメタとかいう奴の俺なんだが」 独り言のようなものです。トンチキできなくて禁断症状が出てきたので許してください。 「本編の自分が大変なことが起きている場合、それが例え時間軸が確定していなかったとしても全体に出にくいな……」 全チャ賑やかしの民の永遠の課題だと思う。 (_6) 2021/10/11(Mon) 3:13:14 |
【魂】 新人看守 ダビー「貴様何気にトンチキしまくってるだろうが。ハモとか。ハモとか。ハモとか。 …………前言撤回。貴様、トンチキできるな……裏切り者じゃん……」 退室了解よ。アタイ今回多方面から怖がられてトンチキがマジで縁遠いわ。愉悦部として頑張ります。現場からは以上です。 (_12) 2021/10/11(Mon) 3:36:06 |
ダビーは、血を持て余してるなら欲しいんだが!!!と言いたいところだったが今動けないでいる。 (a129) 2021/10/11(Mon) 3:50:02 |
ダビーは、あまりの血の確率に思わず表に出てきてしまった。何もなかった顔でフェードアウトしました。 (a131) 2021/10/11(Mon) 3:50:33 |
ダビーは、他人の血でもいける為の道具も持ってるけどお披露目は出来なさそう…と言う事は残念ながらなかった。 (a135) 2021/10/11(Mon) 3:54:41 |
ダビーは、今元気どころか瀕死だけどトンチキしたかったのでイマジナリーダビーとしてみてくれの電波を出した。 (a138) 2021/10/11(Mon) 3:56:10 |
ダビーは、U-681貴様今喧嘩中(オブラート表現)だがそれは止めといたほうがいい…の電波を出した。ゆんゆん。 (a139) 2021/10/11(Mon) 3:57:20 |
【魂】 新人看守 ダビー「アマノ!自分で食える分だけ取れと習わなかったのか貴様!!ちょ、やめったわけが押し付けるな!!」 好きな食べ物:なしの男なので……甘党では無いので…… (_20) 2021/10/11(Mon) 4:04:31 |
【魂】 新人看守 ダビー「………………」 あ!!レスバ即負けした!!大人しくお菓子食べてる! 「……あれは酒の種類が多すぎて何が良いのか分からなかったから……教えてもらおうと思ってだな…………むぐ……」 (_22) 2021/10/11(Mon) 4:08:49 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー傷が塞がり、あなたの意識が引き戻されるのを、熱っぽい視線で見ていたが。 その後投げかけられた冷めた色の問いを聞けば、ふ、とその視線が酷く暗さを帯びたものに変わる。 「…………、そうだなあ。こんな事知られたら、きっと失望される……そんなの今更、慣れてるけどさ。ほんと、馬鹿みたいだ。……何やってんだろうな、僕は……。 ……は、はは……なあ、例えば、さ。それ外したら、殺してくれたり……する訳ねえか、てめえは僕の"こういうとこ"が見たくて見たくて仕方ねえんだし」 暗さを帯びたまま、転がっていたナイフを再び手に。 壊れかけの、あるいは既に壊れている青年が、次に選んだのは肩口。 今度は抉る事はせず、ただただ淡々と。刺して、引き抜く。 (-392) 2021/10/11(Mon) 7:27:10 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー/* ドッコイ太郎さんお疲れ様です。ニコチンホームズです。おしまい中に失礼します。 これ……5日目期間中に終わるか!??という気がしてきたので、表での殺害&蘇生申請のアクションだけ事前にやっておくのもアリかなと思い始めてきたのですが……いかがでしょう。6日目、ダビー処刑候補に上がっている様ですし……!! (-394) 2021/10/11(Mon) 7:32:18 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 暗さを帯びた緑青を見上げ続ける。 言葉を拾って、その意味を何度も噛み砕こうとする。 「貴様の関係者が失望するかどうかは俺の口から言えるものではないから、そこは避けるとして。 ……殺してくれたり、だと?…………。 …………生憎貴様の望みを叶えてやる事はない。ないが……随分と破滅的だな。復讐を取り上げられたら、望むのは自分の死か。 此処にいる限り無理矢理蘇生が行われ、貴様が散々味わってきた壊されては直される絶望を味わう羽目になるのに」 先に出てきた親しい者たちからの失望される事への恐れ。続いて共に生きることよりも死による逃避を選んだこと。その事実から、推測を組み立てる。 「………………ああ、もう、疲れて擦り切れてしまったんだな、本当はきっと」 分かったつもりになった訳ではないけれど。 ……嫌なことが繰り返されて、思考の一切を捨てて己を殺してきた身としては。ほんの少し、気持ちを理解できるかもしれないと傲慢にも考えてしまった。 → (-404) 2021/10/11(Mon) 8:34:31 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 再び凶器を手に取った相手を見つめ続ける。凪いだ水面のような静けさがあった。 銀色が閃く。 瞬間、肩口に燃えるような鋭い痛みが咲いた。 赤が舞い、毒が再び神経を侵し、自由を奪っていく。 「ッあ゛ぁっ!……ぅ、ぐ、ぁあ゛……ッ!」 繰り返される。何度も、何度も何度も何度も。 男は変わらず抵抗しなかった。決して翠色の視界から緑青を手放そうとはしないまま、与えられる全てを享受した。 ただ、心身に齎された疲労は決して消える事はなかったようで。 男の顔からは笑みが殆ど消えていた。浮かべようとしても、努力したそばから容易く散らされるのだ。絶え間なく訪れる痛みに、先程よりも分かりやすく表情が崩れていった。 (-406) 2021/10/11(Mon) 8:37:04 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ/* ニコチンホームズさんお疲れ様です。感度略太郎です。レスが来るたびにミズガネさんを好きになりながらおしまいになっています。 たしかにダビー今夜吊られる可能性が高いので、ニコチンホームズさんさえ差し支えないようでしたら表で殺害&蘇生申請しただいてもよろしいでしょうか……!?殺ること殺ったら、あとは思う存分じっくりヤることヤりましょう……!これ最悪な誘い文句ですね。 お手数をおかけしますが、ご一考いただけますと幸いです。 (-407) 2021/10/11(Mon) 8:37:35 |
ダビーは、傷の治療を受け、それから再び傷を付けられる。何度も、何度も何度も。 (a171) 2021/10/11(Mon) 8:41:27 |
ダビーは、それを肯定した。それを、喜んで受け止め続けた。 (a172) 2021/10/11(Mon) 8:42:28 |
【独】 新人看守 ダビーこれトラヴィス様の癒した〜っていうアクションの後にダビーのこれきたのなかなか最悪だな そんなつもりなかったんですよ いやこれはマジで 許して (-410) 2021/10/11(Mon) 8:49:42 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー/* 感度略太郎さんお疲れ様です。ニコチンホームズです。ダビーもすごく……凄くいいですね……アナタ最高よ。 了解です!でしたら、表の方でちょっくら宣言してきますね。最悪な誘い文句に爆笑しました。 以上、宜しくお願いします。ニコチンホームズでした。 (-414) 2021/10/11(Mon) 10:06:43 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「知ってるよ。……知ってるに、決まってんだろ……今までだってそうだったんだからさ……。 奴らが赦せなくて殺したくて、こんな地獄に堕ちてまで消費されるのが嫌で、逃げ出そうとしても無理で、それなら眠ったまま二度と目覚めなくなりたいのに叶わなくて、何も分からなくなるぐらい狂う事すら出来なくて。……。もう、嫌だ……」 暗く、暗く。例えれば光の一切届かない深淵の様なそれを。 あなたに求められるままに与え、そして己もまた埋まらないものを埋めようとするかのようにあなたを求め続ける。 赤い花が咲き、自らにもあなたの生の証が飛び散り。 歪んだ欲を満たす為の声と表情があなたからまろび出たのを捕らえ、己に再び熱を燈しても。 青年はわらわない。冷えたそれは、燈した熱と混じり合い、何もかもを腐食させていく。 「…………、」 からん、とナイフを近くに投げ捨て。 あなたの腹に飛び散った己の白を、つう、と掬う。 (-417) 2021/10/11(Mon) 10:58:06 |
ダビーは、物言わぬ屍になっている。大人しく運ばれて蘇生治療を受けるだろう。 (a177) 2021/10/11(Mon) 13:21:06 |
ダビーは、表に出れないけどミズガネにそれちょっと俺に寄越せよ……って思った。死んでるけど…… (a178) 2021/10/11(Mon) 13:21:42 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 肉体の持ち主がどのような精神構造をしていても、基本人の体は死にたがるような作りになっていない。異常があれば、生命の危機に瀕すれば、肉体はSOSを出す。 けれど男は体の異常を一切合切聞き入れず、あろうことか腹に力を入れて起きあがろうとする。 肩に刻まれた傷が開いて痛みが更に燃え広がる。毒に侵された喉が痙攣したように何度も引き攣る。 それでも男は無視をした。叶うならば、手錠で繋がれた両腕を持ち上げ、その腕の中に貴方を囲おうとするかもしれない。 「ミズガネ」 男は貴方を真っ当に癒すことなど出来ない。今も貴方の絶望に愛しさを感じ心が打ち震えるのを感じながら、汞の腐食の全てを肯定しようとする。 「来て。今だけ溺れよう」 生まれながらの欠落者は、酷く、酷く優しげに囁いた。 ああ、ようやく俺も人のように人を愛することが出来る。 (-438) 2021/10/11(Mon) 14:00:52 |
ダビーは、与太時空でミズガネに輸血パックをベシッッとされたら真顔で「ありがとう」って言うよ。 (a181) 2021/10/11(Mon) 14:02:41 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ/* 拝啓ニコチンホームズ様 心配になったので念のためご連絡差し上げました。 表現描写とか色々で「愛する」とか言っていますが恋愛的な意味ではないのでどうかご安心ください。(こう、寝取りにならないかが……どうしても気になっちゃって……) ミズガネの今後がどうなるか心配になりながら見守るファンをしていますが、少なくともこの男の愛とかに応えようとすると地獄に真っ逆さまです。ハピエンは無いです。……頼む……こっちに来てはいけない……先輩やチャンドラ様と幸せになってくれ…… 現場からは以上です。 敬具 感度32000倍ドッコイ太郎 (-442) 2021/10/11(Mon) 14:11:02 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「……、は……?」 あれだけ痛みを与えられて、あれだけ毒を与えられて。例え身体に取ってはその傷はまだ新しいものでも、精神に刻まれたそれは確かに蓄積している筈で。 壊れかけのこの身はそういった人間の構造をよく知っていて。 だから、起き上がり自身を囲い、まるで抱きしめるかの様な姿勢を取るあなたに、酷く驚いている。 確かにその血はあなたの命を削り取り、確かにその毒はあなたに苦痛を与えている。それは見て分かるもの、なのに。 (……ああ、これが。執念、ってヤツ……?) 目の前のあなたは、愛する人に囁く様な声で、愛する人に囁く様な言葉を吐く。 けれど青年は知っている。これは『アスカ・ミズガネ』への愛では決して無いのだと。 あくまで『嘆き苦しみ絶望する人間』への歪な感情なのであると。 それを理解していながらも、静かに頷いてあなたにもたれかかり。その首筋に舌を這わせる。 ――消費したいのは、お互い様だ。 (-452) 2021/10/11(Mon) 15:17:48 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー/* 拝啓 感度75000倍ドッコイ太郎様 お疲れ様です。ニコチンホームズです。大丈夫です、此方もその様に解釈しておりますし、ミズガネの方もダビーに対して恋愛的な意味での感情を持つことはない……ないはず……! 先輩ともチャンドラ様とも現状恋愛関係ではないのですが、念の為両者PLに事前に ヤッてくるけど大丈夫!? と確認は取っており、そこは問題ないです!!ダビー……ダビーこれ どうなるんですかね……ホームズは震えております。幸せになるといいなあ(震え声) 現場からは以上です。 敬具 ニコチンホームズ (-453) 2021/10/11(Mon) 15:18:23 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ とくとくと脈を打つ首筋に舌が触れれば、男の唇から漏れ出る吐息に嬉しそうな色が乗る。「ミズガネ」と相手の名前を呼ぶ声は心底嬉しそうだ。くすぐったそうに身を捩れば、喜ぶ心とは反対に痛みに叫ぶ肉体が傷口から赤い涙を更に流した。 本当は何かもう少し声をかけようかとも思ったけれど。 憎い相手を殺したくても殺せない。逃げ出すことも、死んで眠ることも叶わない。狂い切ることも出来ない雁字搦めの事実を理解している貴方の先程が独白が大変に哀れで 大変に愛しくて 、きっと何を言っても自分からでは受け取られないと判断してやめたのだ。「……っはぁ……ふふ、ミズガネ……」 だから、名前に想いを込めて舌の上で転がした。 手錠がちゃり、と高く鳴る。腕を曲げて抱きしめて、自分もまた返すように貴方の肌へと唇を寄せた。 「……それで、次は?次は何をしてくれる?」 もし拒まれないのなら濡羽色の柔らかな髪をかき分けて、その奥に潜んだ白い耳朶に舌を這わせ、歯を立てる。柔らかな感触をひとしきり楽しんでから貴方に続きを促すだろう。 (-465) 2021/10/11(Mon) 16:11:22 |
【魂】 新人看守 ダビー「貴様息するようにボケだすのなんなんだ?????」 のんびり死たまえ、使えそうで使う機会のないフレーズですね。使いたい気持ちもわかります(?) ダビーものんびり勢だけどダビー今死体だからネ…… (_24) 2021/10/11(Mon) 16:28:48 |
【魂】 新人看守 ダビー「………………わかった…………好きなだけボケるといい…………」 素直に労った。この男クズだけど看守としての仕事はちゃんとするタイプなので……囚人が何かあったら肉体は労うよ…… 肉体は。 (_26) 2021/10/11(Mon) 16:35:18 |
【魂】 新人看守 ダビー「ところで今気付いたんだがアマノ貴様この窓は俺のものなのにこのまま順当にいけば持ち主を追放して決闘窓独り占めすることになるのか?なんて奴だ」 ダビー!!!オロナミンC窓!!!卒業します!!!!!拍手で送り出してください!!!!!(?) (_28) 2021/10/11(Mon) 16:42:48 |
【魂】 新人看守 ダビー「アマノ貴様!!!私は次死ぬだろうとか言っておきながら票一つも集まらなかったくせに!!!最終的に勝者はいないとか言っていたくせに!!!このたわけが!!!!!!」 見える相手に見せるように心情とかソロールとか回想投げるの楽しいからね!是非この窓は好きなように使ってね!(それを別村でやったら『全方位から許せねえ』って言われた) じゃあなアマノ!!!俺の卒業ライブ(処刑)見に来てくれよな!!! 票は……集まるんじゃない……?知らんけど…… (_30) 2021/10/11(Mon) 16:52:49 |
【魂】 新人看守 ダビー「まあ元々このゲーム殺したい奴に投票する傾向だからな……シリアス時空でも言ったが犯人探しは初めからしてなかったし……貴様、狼だし今から処刑死も難しいだろうな……俺を殺して吸った命でせいぜい長生きしてくれ」 見せながらとは言うけどソロールでも独り言でもなんか投げたらそれは見える相手に見せながらのロールになるわ!使えそうなら駆け込み寺でも独り言でも好きに使いましょ! ふふふ……ものすごくやる気のある処刑、楽しみにしてるわね……ビッグラブ…… (_32) 2021/10/11(Mon) 17:11:18 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー舌先からあなたの鼓動が伝わってくる。滲んだ汗の塩気を含んだ味がする。 その傷口にも這わせてしまおうか、と思ったが。ぐっと押しとどめて、代わりに指でなぞり、毒の入り混じった血液を掬い弄ぶ。 嬉しそうに、愛おし気に、甘い音で名を呼ばれれば、それが何処から来るものであろうと己の芯は熱を持つ。 そういう風になってしまっている。 「……っ、あ、……。……ダビー、サマ」 耳を食む事を拒みはしない。小さく名を呼んで、歯が立てられる度にぴくり、肩を震わせて。 その手は求める様に、与える様に、あなたの背に回される。 互いの舌が、肌から離され。その続きを促されれば、蕩け滲んだ虚ろな目で翡翠を見つめる。 「……。も、一回……。……、今度は、僕が。ダビーサマの、中に」 白濁と汗と唾液と、色んなもので湿り濡れた己の指を、あなたの足につう、と這わせ。懇願する様に告げた。 (-472) 2021/10/11(Mon) 17:27:45 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 白い指が赤を掬い上げる。なぞられた傷口からは確かに痛みが生まれているのに、甘く痺れ始めた頭はそれを快楽として誤認する。毒の症状以外の理由で、男の体は切なげに小さく震えた。 ぐずぐずに蕩けた緑青。どんな宝石よりも綺麗だと、熱を孕んだ翡翠は微笑み、貴方の全てを受け入れる。 「……、……ああ。構わない。 好きに抱いて。好きに壊して。 何もかも、ミズガネの好きにしていいから」 返答に一瞬言葉が詰まった。 目の前の相手ほどではないだろうが、それでもこの体は軍人として国の駒になった時から汚れている。そこで根付いた恐怖心が顔をのぞかせたが、それすらも踏み倒して貴方を求めた。 ようやく自分が求めていたものを愛でることができるのだ。体を暴かれる恐怖など、なんてことはない。 まだろくに触れていないのに、一度達した下腹に熱が募っていくのを感じた。 再び腕を上げて貴方を解放すると、脚を自ら開く。矜持や尊厳の欠片もない淫売のようなその仕草は、男が処女ではない事を示す証としては十分なものだっただろう。 (-476) 2021/10/11(Mon) 17:59:50 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「…………、」 少し詰まったとはいえ、その懇願が思った以上にあっさりと受け入れられたものだから。顔を上げた青年の表情に、少しだけ驚きの色が混じる。 腕を上げて開放され、躊躇せず足を開くその様子に。ああ、そこは"同じ"なのか、と熱でぼやけた頭で思った。 生命が危機に扮した時、そういった欲が高まるらしい。 何時だったか、誰かがそんな話をしていた様な気がする。 濡れて湿った手と指は、するりと、足からあなたの秘孔へ。 中指から順につぷ、と挿れて。ゆっくりとその中を押し開き、暴き、解していく。 もう一方の空いた手はいっそ優しくすら思える様に、あなたの身体に添えて。伝った汗をなぞり。こわれかけの青年は、す、とその目を細める。 (-482) 2021/10/11(Mon) 19:06:51 |
【秘】 新人看守 ダビー → 叛逆者 ミズガネ 秘されていた場所に指が潜り込む。受け入れたことがあるとはいえ、本来受け入れる為の器官ではないのだ。異物感に思わず顔が歪む。 「……っ、ぃ、いい。丁寧にしなくて、いい、から……優しくしなくていいから……」 汗をなぞる指に合わせて体が捩れ、頭は力なく揺れ動いた。 男が最も恐れていることは自分で自分の制御が出来ないこと。痛みはまだ耐えられるけど、気持ちよくなるほうがかえって振り回されるので怖かった。そもそも、優しさといった厚意を向けられるのも苦しかった。 今の貴方は、まさしく男にとっては毒だった。 蕩けていた瞳に焦りが滲む。細められた虚ろの目に、訴えかけるように視線を注いだ。 (-486) 2021/10/11(Mon) 19:29:14 |
ダビーは、ゆっくりと目を開いた。 (a188) 2021/10/11(Mon) 20:30:22 |
ダビーは、体が動くかを確認する。問題なし。…………俺は、いつも通りだ。 (a189) 2021/10/11(Mon) 20:31:05 |
ダビーは、カウンセリングを受けた。一般的にどういう受け答えをしたらいいかは、何となくわかる。はず。 (a190) 2021/10/11(Mon) 20:32:35 |
ダビーは、自室に戻った。端末を手に取り、一つのチャンネルのログに目を通す。 (a191) 2021/10/11(Mon) 20:33:07 |
ダビーは、ダビー (a192) 2021/10/11(Mon) 20:33:45 |
ダビーは、ここで誤字するのはしんどい (a193) 2021/10/11(Mon) 20:33:54 |
ダビーは、投票先を見てゆっくりと笑った。 (a194) 2021/10/11(Mon) 20:34:32 |
ダビーは、ミンに「今のはNGシーンなので……見なかった事にしてくれ……」と顔を覆った。 (a195) 2021/10/11(Mon) 20:36:05 |
ダビーは、トラヴィス様!?!?になっている。 (a198) 2021/10/11(Mon) 20:43:52 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー「……。なんか、もう……分かんねえんだよ……。どうしたいのか、どうすりゃいいのか……。……なら、せめてさ……頭の中、真っ白なるぐらい。気持ちよくなりたい、って……」 うわごとの様にそう呟いて、あなたの視線を捕まえる。 少しずつ押し広げ、指を増やしていって。その中が十分に受け入れられる程に解れた、と判断すると、それを引き抜く。 己の指とあなたの内側が、名残惜しそうに透明な糸で繋がれる。 「……ん……、」 そうして片方の手はあなたの腿に、もう一方は近くの床に手を付いて。 既に先走りを零している、自身のものをぴとり、と当て……ゆっくり、腰を押し進め、あなたの中に収めていった。 (-500) 2021/10/11(Mon) 20:44:05 |
【人】 新人看守 ダビー 新人看守に用意された看守控え室。 議論のチャンネルを最新のものまで全て眺めて、端末の電源を落とした。 「……ふ、ふ。はは。あはは。貴様も同じだな。俺から離れた周りの人間と同じだよ、アマノ」 首筋をなぞりながら、湧いては止まらない笑みを隠しもせずに外に晒した。 (110) 2021/10/11(Mon) 20:49:14 |
【人】 荒野の山羊 ダビー「──思うだけなら自由。貴様の言葉だろうが。 だから俺は、俺は貴様に晒したと言うのに。晒した途端すぐこれだ。 俺は何も、なぁんにも罪を犯していないのに。 俺よりもよほど正しい価値観の犯罪者と違ってなあ?」 (111) 2021/10/11(Mon) 20:50:02 |
【魂】 新人看守 ダビー 人として生きることが面倒くさくなったから、全てを殺して指示に従うだけの駒になった。 人を殺しても国の為と喜ばれる世界だった。自分を動かす者が悪だと言う相手を斬り捨て撃ち殺すだけで褒め称えられる。 国を失ってからは罪なき者たちが善であり、罪を犯した者たちが悪であると父に言われたのだったか。 ただ、この監獄に来てから俺の中にある色々なものが変わっていった。 善と呼ばれる日向にいる者でも悪辣な部分があり、二面性を持っていること。 そのもう一方の側面の為に、人々が抱えている飢えを満たす為に……凶悪犯罪者達は、悪と呼ばれ日陰に追いやられた者達は生かされているということ。 悪は生きることを求められているのだ。 例えそれがどのような扱いだったとしても。 生きることが、許されているのだ。 (_33) 2021/10/11(Mon) 20:53:43 |
【魂】 新人看守 ダビー それなら……それなら。 「俺も生きても許されていいと思わないか? 俺らしく生きてもいいと思わないか?」 ああ──俺の居場所は、ここだったんだ! (_34) 2021/10/11(Mon) 20:54:16 |
【置】 新人看守 ダビー(部屋の机の引き出しに鍵のかかった手帳がある。持ち主が開いていた時には全て鉄の臭いがする赤いインクで文字が走っていた。) [新人看守の手記] チャンドラ様:悪いと思っているのなら、貴方の傷をどうかこれからも見せてくださいね? トラヴィス様:好きですよ。何処にも行けない亡霊のような貴方は大変に愛おしい。 アンタレス様:一番まともな人間そうですが、だからこそこんな場所では一番生きにくそうだ。 メサ:S-586。少しずつ人間性を獲得しているのだろうか。おめでとう。そのまま苦しんでくれ。 アマノ:人としてあり続けようとし、傷つき苦しむ姿がたまらなく好きだ。……一方で、その精神性には反吐が出る。気に食わない。 ナフ:M-219。裏表のないその気質のまま悪を謳歌して楽しそうにする姿が腹立たしいんだ。それはそれとして、貴様答えは出せそうか? ミズガネ:たまらなく可愛らしくて綺麗で健気で可哀想で愚かで痛ましくて……ああ、ああ。愛おしくて仕方がない。 メレフ:E-253。貴様、どこに向かってる?(ろくろを見ながら) ニア:…………………………ありがとう。 キンウ:A-192。まともな感性のように思える。苦しくはないのだろうか。それなら、興味はない。 ルヴァ:A-042。俺が求めているものは貴様には無いとは思うが、その制御の上手さは見習いたいものだ。 ミン:T-028。……正されたその器では、持っていた罪を受け止め切ることは難しいんじゃないか? イクリール:R-091。きちんと会話をしたことはないが、M-219みたいな雰囲気がする。あまり近づきたくない人種かもしれない。 (持ち主が赤いインクで綴られた文字を手のひらで撫ぜると、文字たちは静かに紙の中へと消えていった。) (L3) 2021/10/11(Mon) 20:54:53 公開: 2021/10/11(Mon) 23:50:00 |
【秘】 看護生 ミン → 新人看守 ダビー「そうですねぇ。どんな仕事でもそうやと思いますけど、基礎は大事ですから。特に医療にかかわる人間は、程度の差はあれど命を預かるものですから」 そう話す囚人の顔は、ほんの少し明るかったかもしれない。 椅子を勧められて、一瞬怪訝な顔をしていたが。意図を汲み取って腰掛ける。 両手を膝の上に揃えて、囚人はぽつぽつと話し始めた。 「最初は、ほんの興味本位やったんです。洗脳による精神矯正……確かな効果があるとされながら、使われへんようになった技術があるって知って。 それが、現代でもどの程度通用するんか、試したくなって」 勤勉な看守なら覚えているだろうか。この囚人は電気の異能を持つ、とデータにある。瞬間的な出力は非常に低く殺傷能力は皆無、だが緻密な操作が可能であり、 電気を使う機械類を自在に操ることができる らしい。おそらく自身の異能を駆使して、独学ながら"治療用"の機械を作り上げたのだろう。 「重い精神疾患のある患者さんにこっそり試したら、恐ろしいほどに効果がありました。それで、思ったんです。 『ああ、人間の精神ってこんな簡単に変えられるんだ』 って」 (-506) 2021/10/11(Mon) 20:57:23 |
【秘】 看護生 ミン → 新人看守 ダビーそこからは早かった。 悩みを持つ人間を見つけ、看護生の立場を利用して治療と称して施術を勧めた。 自らが勤務する船での限界を感じると、自らの能力を駆使して廃棄予定の医療船を奪い、そこに犯行の場を移した。 「当時の私は、他人の精神を書き換えることを楽しんでいました。ストーカー気質の人間の性格をより攻撃的なものに歪めて、意中の人を襲わせたりして。家族思いの母親の性格を正反対に書き換えて、自らの子供がいる居住区に火を放たせたりして。それを見て笑っていました。 ……本当に、なんて恐ろしいことをしてしまったのかと思います」 そう話す囚人の両手は強く握られ、震えている。 (-508) 2021/10/11(Mon) 20:59:13 |
ダビーは、わらっている。 (a199) 2021/10/11(Mon) 20:59:29 |
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