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新世界への案内人(村建て人)は、メモを貼った。 2022/05/25(Wed) 17:48:26 |
【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック彼女の叫びを聞くと、一瞬彼は固まった。 何度か瞬きをすると笑いが込み上げ、 改めて彼女に対してごめんね、と呟く。>>2:117 「そうだね、けど返事は変わらないよ。 俺のいうことを聞くってことはなんでもやるんだ。 簡単にそういう風に聞いちゃダメ。 もう少ししたら外してあげるから、 そんなに暴れようとしないで。 ミンがなんでも聞いてくれるって言うなら ずっと一緒にいてって言おうかななんて 考えてたからそう言う話を引き合いにだしただけ。」 最終的に彼女が諦めたような感じで 肩の力が抜けてしまったようだったので 彼は彼女を拘束する力を少しだけ緩めた。>>2:118 緊張が走る場面だと言うのに、 どうしてこうなってしまうのだろう。 それは多分、彼が生真面目でありながらも 短慮なところがあるからだと言える。 そういうところも少し残念な男である。 (0) 2022/05/25(Wed) 21:08:52 |
【赤】 入院中 阿出川 瑠威[ 如何説明されたところで俄かには信じ難い。 けれどそんなことはどうだって良くて。 そんな胡散臭いものに縋ってでも彼が 俺を手に入れたかった事実さえあれば十分だった。 彼を愛していればこそ、 真っ当な道に戻れるよう促すべきだ。 普通ならそう考えるのかもしれない。 そうだろうなとは思う。けれど…… 自分の為に踏み外してくれるのが嬉しくてたまらない。 戻れなくなってしまえばいいとすら思う。 この感情が、この執着が、正しいなんて思わない 彼に幸せになって欲しいと思わないわけじゃない けれど、それ以上に あの日、向き合うでなく離れることを選んだ事が 痼になっているのだと思う。 二度と離れて行かないように 共に戻れないところに堕ちて欲しくて。 ] (*0) 2022/05/25(Wed) 21:53:31 |
【赤】 入院中 阿出川 瑠威[ 拒絶とは違う視線の逸らし方に勝利を確信する。 やはり彼が求めるのは可愛い路線でいいらしい。 いや可愛い路線ってなんだ。知らんけど。 自分に『可愛い』なんて評価が当てはまると思えないが 彼にとって『可愛い』と感じるのが何なのか そのへんは試行錯誤していくより他ないのだろう。 望む通りの俺に寄せる努力は元よりそれ程苦じゃない。 なんぜずっとそうして生きてきたのだから。 母相手だと息苦しくなってしまったのは 挫折してしまったこともあるけれどそれ以上に 挫折を受け入れようとしない母にこれ以上 何かを望まれたいと思わなくなってしまったからだろう。 彼にの望まれ続けるためなら、幾らでも 彼の望む俺になりたいとすら思う。 たとえそれが『可愛い成人男性』だなんて なかなかにパンチの効いた題材だろうとも。 ] じゃあ気のせいかなぁ。 誠丞さんが冷えてるのかも。 あ。あと、……ぐっすり眠れたのとはべつに その……ちょっとだけ、おなかいたい、かも。 してる時はあんな気持ちよかったのになぁ。 (*1) 2022/05/25(Wed) 21:59:07 |
【赤】 入院中 阿出川 瑠威ふふ、……なんかまだ誠丞さんの入ってるみたいな けど足りなくてむずむずするみたいな へんなかんじ、する。 [ 苦痛を訴えるでなく、すこしだけ気恥ずかしそうに白状を。 シーツで半端に隠れた下肢を……そこに感じていた何かを 愛おしむみたいにそっと撫で摩って、 伏せ目がちに、はにかんだ笑みを滲ませた。 まーーー内臓あんだけ弄り倒せば腹痛くらいしますよね なんて可愛げのない本音すら『可愛い』に分類されるかは まだ未知数なので、飲み込んで黙っておく。 彼なら可愛いと言い出しそうな気はするけれど 飾らず演じない俺を好んでくれればそりゃあ嬉しいけれど だからといって努力を怠って良いかといえば それは完全に別の話だ。 最初くらいは保険をかけて、猫を被っておく方がいい。 ] (*2) 2022/05/25(Wed) 22:00:45 |
【赤】 入院中 阿出川 瑠威[ 現状に関し熱心に説明されても一向に信じる気は起きない。 真実であることの証明のように晒された器具だって 手が込んでるね、としか思えないし。 ただ『信じて欲しい』と言わんばかりに一生懸命な彼が 可愛らしくて、愛おしくて だから言葉を遮ることなく大人しく説明を聞いていた。 真面目だな、もしその説明が全て真実だとしたら ……いや、たとえ嘘だとしても 俺が信じるか信じないかなんてどうだっていいだろうに。 それでも信じて欲しいのか、俺に。 現状が実質監禁と同じであることは 直接言葉にされずとも何度も念を押されている気がする。 逃がさないと伝えたいにしては 狂気もなく、それを吹っ切った甘さもない。 ただ切実に、淡々と説明する様は…… ああ、そうか。 独り、なんとなく納得する。 赦されたいのかもしれない、と。 ばかだなぁ。 愛おしいと同じ色の感情が溢れる。 ] (*3) 2022/05/25(Wed) 22:08:10 |
【赤】 入院中 阿出川 瑠威夢や妄想の次は詐欺が浮かぶけど。 誠丞さんが信じてるなら、信じるよ、俺も。 けど……べつに誠丞さんちに攫って閉じ込めてくれたって 俺は喜んで監禁されたんだけどな。 ああでもそれだと公になった時うちの両親が面倒くさいかぁ。 ……ざんねんだな、誠丞さんち、行ってみたかったのに。 [ ばかだな、俺がどれだけ貴方を好きか全然わかってない。 けれどそんなところが可愛らしい。 信じられない?不安なのかな、嬉しいな。 拒まれることを不安に思うくらいに 俺を求めているんだろうか。 赦すどころか喜んで受け入れるのに 真実でも、嘘でも、 貴方が与えてくれるものなら、なにもかも。 ] (*4) 2022/05/25(Wed) 22:09:17 |
【赤】 入院中 阿出川 瑠威ね。いつか、連れてってよ。 外出許可出せるくらい、俺を信じる気になったら。 それまでいいこにしてるから。 [ 真面目な彼をここまで追い詰めた理由が、 『左目を治したい』だけじゃないことくらい わからない程頭が回らないわけじゃない。 あの時、飛び降りなくてよかった。 彼が止めに来てくれた瞬間に 彼の目の前で、彼の記憶に焼き付くように 飛び降りてしまわなくて本当によかった。 本当に「ただ風に当たっていただけ」だったのに それだけのことでこんなにも俺に執着してくれる今が幸せで 生きたまま味わえる幸福に酔い痴れる。 貴方が俺を愛してくれる限りは 死ぬ気なんか、微塵もないけれど きっと彼はまだ信じられないのだろうから。 俺がいなくなるかもしれなかっただけのことに こんなにも恐怖を覚えてくれていることが嬉しい。 可哀想に。愛おしむのと同じ温度でそう思う。 俺に囚われてしまった、彼に。* ] (*5) 2022/05/25(Wed) 22:11:03 |
【人】 転生者 アウローラ[ あれから季節がひとつ過ぎて、 学園内の景色もすっかり冬の装いとなった。 わたしたちは、というと相変わらずで。 わたしは学園の生徒として普通に授業を受けて。 彼はそのあいだ、暇を見つけては 図書館でよく本を読んで過ごしている。 このままいくと、わたしが卒業するまでには あの図書館の蔵書を全て 読み終えてしまうのではないかしら…。 他にも、お互い時間があるときに料理を作ったり お休みのときには二人で何度か、 街や郊外の森に出かけたりもした。] (1) 2022/05/25(Wed) 22:53:49 |
【人】 転生者 アウローラ[ 少しずつ、重ねられていく穏やかな日々。 そして少しずつ、彼について知っていることが 増えていった。 粥とお菓子以外の料理を作るのが実は苦手なことも 都合が悪かったり面倒なことは笑って誤魔化そうとすることも、 世界を破滅させることに対する拘りは、結局のところ、 「自分を召喚した、誰かの願いを叶えるため」で。 ……今まで彼をこの世界に喚んだ人たちは皆、 既に此の世にいないということも。 ] (2) 2022/05/25(Wed) 22:54:20 |
【人】 転生者 アウローラ[ ……もし、望みが叶うなら。 わたしの知っている彼が彼のままで在てくれたらと、 そう、願わずにはいられない。 あのひとたちが幸せでいられる「美しい物語」が 続いてほしいと思っているのは変わらない。 ――…でも、それとは別に。 彼の冷たくて、あたたかな掌に、…離れがたい。 離したくないと、その気持ちを抑え難く感じている。 ] (3) 2022/05/25(Wed) 22:58:04 |
【人】 闇の精霊 アルカード―― 学園寮/屋根の上 ―― ……ここにいたか、娘。 [夜闇に紛れて、ゆらりと 我が姿を現したのは学園寮の屋根の上。 部屋から気配が消えたので何処へ消えたかと探していれば。] まったく。 これで風邪を引いたらどうするのだ。 我は看病などせぬからな。 [言いながら、手にしたマグカップの片方を娘に差し出す。 屋根の上に座り込む娘の傍らに腰を下ろせば、 羽織っていたマントを娘の背にかけた。 これで少しはマシだろう。] (4) 2022/05/25(Wed) 23:01:41 |
【人】 闇の精霊 アルカード――…それで、どうした? [ 娘がこうしてふらりと屋根の上に昇ろうとするときは 大抵何かを悩んでいるときだいうのが、 ここ数か月のあいだに学んだことの一つだった。 マグカップの紅茶を一口飲んでから、 覗き込むように首を傾げて娘の顔を見やる。 ]* (5) 2022/05/25(Wed) 23:02:04 |
【人】 芸術の悪魔 インタリオ[ 在るべき形を保った表情>>2:120 完璧を装う従者の振る舞い>>2:122 状況に合わせた規律の厳守>>2:123 そうあれと教育したのが悪魔ならば、 滲む怯えで崩すのもまた、同じく。>>2:125 浮かべた笑みは支配欲の充足で先程までとは種類を変えている。 ] (6) 2022/05/26(Thu) 2:46:35 |
【人】 芸術の悪魔 インタリオオレもそう思うとも 君が人間に、教会なんかに奪われる前に拐えて良かった [ 作り上げた優しさを含む声で語れども、言葉に嘘は無い。 事実、神僕に報復を与え人の手の届かない地へと連れ去った。 世俗に疎いわけがないと言ったのは、先程の魔術師だ。>>2:123 悪魔は己の下僕を取り巻く事象を常に把握していた。 与えた名を少し変えて、人間社会で名乗り始めたことも ある男を誑かし傀儡とし、立ち上げた団体の名前も>>2:94 主の教えに反し、自ら表舞台に立ち始めたその先の全ても。 彼の元へ足を運ばなくなった期間のことすら、全て知っている。 ] (7) 2022/05/26(Thu) 2:47:13 |
【人】 芸術の悪魔 インタリオ[ 魔術師と悪魔は、 少年がアレイズとなった際に改めて契約を結ぶ運びとなった。 かつて悪魔が滅ぼした彼の故郷で語られた言葉を叶える為。 館を離れて以降も生命を継続させながら、 今まで与えてきた知識の数々の対価を支払い続ける為に。 人々を誘い、堕落させ、陥れ、悪魔が望む魂を送り続ける。 いずれはその魂もゲヘナへ戻り、そして終わる。 人の世において、国に排除される程に名を売り人々を率いようと その定義が常に首に手足に、心に 不可視の枷として掛かっている。>>2:120 浄化され天に昇る救済も、救えぬものとして消滅させられることも 定められた結末に反している。 ] (8) 2022/05/26(Thu) 2:47:30 |
【人】 芸術の悪魔 インタリオねえ、アレイズ お前の主がそんな心配を抱かなければならなかった理由は何? ……聡明な“主宰殿”なら当然、分かるよね [ 語らいの中で褒めた当時の彼は 己に火の粉が掛からぬよう、権力者の陰に潜みながら甘言を囁き 駒とした者を使い他の悪魔と契約をさせ、更に力を得て 危険は全て人間達に背負わせつつも、痕跡一つ歴史に残さない手腕。 それはまさしく、悪魔の教えに準じたものであった。 しかし――――今はどうだろう? 猛禽の視線は一時、物言いたげに机の上の本へと向けられる。 ] (9) 2022/05/26(Thu) 2:47:52 |
【人】 芸術の悪魔 インタリオお前の失敗とは、裏切り者を見抜けなかったことじゃない もっと重大な部分で長い間、間違え続けていた筈だよ [ 広範囲に渡る大きな不幸で潰えた魂の品質は、確かに良くない。 翠の星が運命を狂わせ、儀式の贄としてきた者のほうが上質だった。 しかし、争いが終結しすぐに国を出て行ったのは 母国への愛着など既に潰えていたとしても、 激動に流されることに疲れたからだと主は見抜いていた。 それは自ら頂点に立ち、人々に教えを説くことも同じではないか。 事実彼は友と嘯いた利用対象を喪い、築いたものを奪われ そうして最後には売られる平穏と程遠い時を過ごしたのだから。 ] (10) 2022/05/26(Thu) 2:48:08 |
【人】 芸術の悪魔 インタリオ[ 無自覚に行っていたのだとすればその矛盾は、 短気な炎の悪魔を召喚する際に銀の指輪を忘れてしまうよりも 余程致命的といえよう。 理解した上だったのならば、それは―――― グラスを置いたままの両手は、今度は血の気を宿さぬ頬を包み “いつか”のように息が掛かる程顔を近づけ、囁きを落とした。 ]* (11) 2022/05/26(Thu) 2:48:28 |
【人】 落星 クロウリー[怯える下僕に主が向けたのは、人間の贋作じみた笑みではなく 悪魔の本質を表したような嗤い。 今ある筈もない無数の羽音の幻聴を確かに聞いた。 そう在れと定められたことすら、当人に容易に崩される。 まるで舌の上で遊ばれているようだ。 悪魔を相手に平等に始められなかった関係、契約という名の隷属。] ありがとうございました …………貴方が来なければ、どうなっていたことか [救われたことについて、もっと言葉を尽くして礼を述べるべきだろう。 しかし、上手く浮かばず表情を保つことしか出来ない。 まるで上っ面でしかないと、きっと思われてしまっただろう。 偽り無く下僕を助けようとしたからこそ、 その意図について考え、遠い日を思ってしまう。 迅速な救出を遂げた先に書籍を所有していた事実に、 全てを知っていると確信してしまった。] (12) 2022/05/26(Thu) 4:03:07 |
【人】 落星 クロウリー[強調された呼び方に含まれる皮肉。 銃口を後頭部に押し付けられるよりも背筋の冷える感覚。 想像出来ぬことでは無かったというのに、 こうして当人に突き付けられると生きた心地がしない。 奈落に縛られている筈の悪魔の瞳は、何もかも見透すようだった。 私という存在が狭小過ぎるのだろう。 主にとって好ましい在り方は、既に語られたそれ。 アレイズ=クロウリーとしての生き方を始めてから背いていた道。 悪魔が指摘した間違いは、私にとっては────*] (13) 2022/05/26(Thu) 4:03:41 |
【人】 甲矢 潮音[そして現実。] ────…きて、……起きて、流歌 [僕は夢の中と同じように胡座の姿勢で 腕の中にいる流歌を起こそうとしている。 瞼が持ち上がれば伝えるだろう。 誕生日おめでとう、これからもよろしく、……と。] (14) 2022/05/26(Thu) 8:44:42 |
【人】 甲矢 潮音[あそこでの痛みはなくなっているが 指にはかわりにきらりと光るものがあった。 模様が刻まれた銀色の指輪。 僕の左手にあるのと重ねると ト音記号や五線が完成する二つで一つのものだ。*] (15) 2022/05/26(Thu) 8:45:20 |
甲矢 潮音は、メモを貼った。 (a0) 2022/05/26(Thu) 12:38:57 |
【人】 乙守 流歌― 現在 ― ( ん…… ) [ ねむったままのおひめさまが ゆるやかに瞼をあけるみたいに、 ゆっくりと世界の光をうけいれた。 ……んー、んー? ] (16) 2022/05/26(Thu) 17:45:11 |
【人】 乙守 流歌[ 覗き込む潮音の顔。 実は一番好きな角度はここから見るもの。] いきてる? [ ぺたぺた。潮音の頬を触る。 熱はわかる。あついのも。 耳も聞こえるみたい。 ついでに自分の胸元も確認して ……うん。 ……うーーん?? 昨日と今日の境界線がいまひとつ。 パパやママに挨拶をした記憶があるような、 ないような。 潮音の部屋に来た記憶も曖昧。 ] (17) 2022/05/26(Thu) 17:46:49 |
【人】 乙守 流歌[ ……夢だったのかな。 ……愛してる、っていってくれたのも。 ] あ、ありが…… [ 痛かったけど、今痛くないっていっても 死ぬかと思うくらい痛かったんだよ?指とか! ゆび? ] (18) 2022/05/26(Thu) 17:47:30 |
【人】 乙守 流歌と。。。 [ 確かにあった痛みの代わり。 指先にひかる音のかけら。 ゆびわだ、ペアリング。 交互に見る。指先、潮音、指先、潮音。 何度も瞬いてたら誕生日プレゼントって 教えてくれたかな? ] (19) 2022/05/26(Thu) 17:48:46 |
【人】 乙守 流歌わあああ、 わああああ ありがとう、ありがとう、ありがとうーー! 潮音だいすきーー!!! [ 話したいことはいっぱいある。 いっぱいあるけど、あるけど、 嬉しいんだもん! 身体が二人でいっこになるくらい、抱きついた。 だいすき、だいすき。 例え何があったとしても。 (20) 2022/05/26(Thu) 17:54:15 |
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