人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【教】 X『教皇』 カルクドラ

 

  ええ、勿論止めませんよ。
  私も手伝いましょう。

  ……私の力は、その為にあるのですから。


[ 『教皇』デセスパールは既に気が触れた『隠者』の言葉に
 笑みを浮かべ、同意した。>>0:10>>0:11>>0:12


 握られた杖先に埋め込まれたタンザナイトから
 美しくも妖しい  ── 
暗色
を灯して。*]

 
(/18) 2022/12/15(Thu) 19:09:03

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 人を好きになるのに理由は要らない、とは
 使い古された良い人の言葉であるが

 なら、人を嫌いになるのに
 理由は要るのだろうか?

 何をした訳でも無い。された訳でも無い。
 それでも、苛立ちを覚えてしまうのは
 何の理由があるのだろうか。

 相手の何が悪い訳でもないけれど、どこか苦手。
 生理的に苦手。
 そのような人が居ることは、珍しくないだろう。
 ただ、表に出さないだけで。


 少なくとも、今の僕は
 タナトスのことが“苦手”なのだと思う。

 前世からの因果、なんて陳腐な理由を盾にして。
 過去の行いを、認めたくなくて。

 過去の『教皇』デセスパールの行いに『僕』カルクドラは関係ない。]




 
  ──なら、何故僕は今でも
    タナトスを避けようとしている?]

 
(362) 2022/12/15(Thu) 19:12:54

【人】 X『教皇』 カルクドラ

── 回想:君の僕の思い出の場所 ──

[ 男が館に来た時、既に『死神』が居たことを知った。
 『死神』の証持ちは誕生し難いはずだが
 最初に感じた正直な感想は
「何故いる?」
だった。

 彼が男に会わないように注意したのと同じく
 男も彼に会わないようにした。>>86
 全員が集まる会合等では、なるべく離れた席に座り
 目を合わせることもせずにいた。

 まるで子供のような意地の張り合いを続けていた。
 それは、七年経った今でも変わらぬまま。]
 
(363) 2022/12/15(Thu) 19:21:30

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 当時のことを謝り、赦してもらえるのだろうか、
  
  
自分が彼にしたことを思えば
  僕が彼の立場ならば、きっと赦さないだろう。



 今の自分には関係ないから、少しずつ修復していきたい。

  
箱庭の『教皇』は僕ではない。
  修復も何も、一からやり直せば良いのではないか。



 だが、どの顔で彼に向き合える?
 それ以前に、彼を前にすると
 魂がざわつき、否応無しに苦しくなるんだ。

 
その苦しさは、何の苦しさなのだろうな?
]

 
(364) 2022/12/15(Thu) 19:22:18

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 倉庫──綺麗に改装されたばかりの祈祷室で
 男は部屋の整理をしていた。
 全体が水色ベースで空、もしくは海を思わせる雰囲気。
 その時洋館に訪れていた女性──
 シャルレーヌだったかチェレスタだったか。
 彼女に貰ったシオンの花を飾ろうとした頃、扉が開いた。

 不在時以外は基本施錠していないので、
 扉が急に開くことは珍しくない。
 しかし、来客の姿が予想外過ぎて
 花を思わずテーブルの上に落としてしまう。>>89。]


  …………。


[ 小さく狭い空間で
 舞い落ちる花びらのみが揺れ動いていた。]
 
(365) 2022/12/15(Thu) 19:22:45

【人】 X『教皇』 カルクドラ

[ 声は出なかった。

 何故君がいるんだ。
 何の用?

 肯定的な反応を必死に探しても出てこない。
 存在しない訳では無い。
 きっと、胸の奥の見えない奥深くに隠れてしまっている。
 時間をかけて探し出せば見つかるはず。

 なのに、なかなか出て来ない。]

 

  …………。


[ 回答を探している間に、掛けられる声>>90

 暫しの間沈黙が続く。

 今までごめん。
 ありがとう。
 そうだね。  
 うん。
 ……。
 …………。

         ]

 
(366) 2022/12/15(Thu) 19:23:20

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
 

     ……そうだね。

 
 
(367) 2022/12/15(Thu) 19:24:00

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ たった一言を探し出し、発するまでに
 数時間掛かったかと思うほどに、数秒の経過を長く感じた。

 怒りの表情、声色は無く共に硬いまま。
 他の人達に当たり前に見せている
 普段の柔らな表情や声は窺えなかっただろう。

 彼はその後どうしただろうか。
 男からは「出て行け」と言った類の言葉は出なかったが
 碌に目を合わせることは無かった──出来なかっただろう。*]
 
(368) 2022/12/15(Thu) 19:24:38

【教】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 長い睫毛が浮き上がり、伏せられていた黄金の瞳が薄ら開く。
 切れ長の黄金は『死神』を見据え、やがて口角を上げて>>/0 ]


  ……そうですね。


  私には人を助け、癒し、救う力など無いのですよ。
  聖者などでは無い、ただの……。


  …………。


  私が持つ“ 贈り物 ”は、何だと思いますか?


[ 死神の思いも何も、知ることは無く。
 ほんの一瞬、“慈愛の聖者”にふさわしい
 優しい笑顔で死神の姿を見据え
 白魚のような指を杖の先端に乗せ、尋ねた。]
 
(/19) 2022/12/15(Thu) 19:38:10

【教】 X『教皇』 カルクドラ

 
 
  私は、貴方が羨ましかったのです。


  神が本来想定していた結果通りなら
  私達は、きっと上手くやれたはずで
しょう。
 
 
(/20) 2022/12/15(Thu) 19:38:22

【教】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ でも、現実はそうではなかったのです。 



        私自身の性質と 『贈り物』の相性が


           あまりにも合わなかったのです。]

 
 
(/21) 2022/12/15(Thu) 19:38:30

【教】 X『教皇』 カルクドラ

 
[  ──── 貴方は悪く無いのです。



      
私が間違ってつくられたのが



               全ての原因なのですから。 **] 

 
 
(/22) 2022/12/15(Thu) 19:38:40
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。
(a58) 2022/12/15(Thu) 20:05:54