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【人】 やる気のないアルバイト でゅーーすしゃせー。 [もし、何処からともなく現れた扉を経て この店に連れてこられた者がいたとして このやる気のないアルバイトは カウンターに肘をついたまま、ぺらり、ぺらり 手元の本を捲っているだろう。 来訪者がもし怪訝な顔をしているならば いつまでも入口を塞ぐ客に胡乱な目を向けて] ……あんたァ、そこいたら邪魔っショ。 入るなら入ってくんないッスか。 [などと、小バエでも払うみたいに 片手で空を払うのだ。] (1) 2020/09/09(Wed) 20:35:22 |
【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす[それでもまだ納得しない異世界フォーリナーが もし万が一いたとしたら…… やる気も愛想もないアルバイトは舌打ち一つ。] よーこそ。『漫画喫茶 コズミック』へ。 俺バイトなんで知らねースけど…… あんた今「異世界の扉」的な何かを通って ここまで来たンスよ。 まあ、飲み物もアイスもセルフサービスだし 注文したいなら軽食も用意出来るっス。 シャワーも個室もあるし…… ゆっくりしてったら良いんじゃないッスか? 食い逃げと器物損壊、その他物騒なことしなきゃ どんなお客でも基本歓迎ッス。 [とか言いつつ、また手元の本に視線を落とす。 本当に歓迎する意思があるかどうかは謎である。] (2) 2020/09/09(Wed) 20:46:00 |
【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす[それでもまだまだ理解の追いつかない、 困ったフォーリナーがいたならば アルバイトは一旦手元の本をカウンターに伏せ 大きなため息をこれみよがしに吐いてみせる。] ……漫画喫茶、ッスよ。 マンガ、知らないッスか? まあ、小説とか、絵本とかもあるけど。 とにかく、オーナーの趣味で集めた本を 時代も世界も関係なく読んで欲しいってサ。 あーなんか、オーナーの魔法で あんたが何処の誰だろうと 本は読めるみたいなんで。良かったッスね。 ソファーもあるし、個室もあるんで。 後はもう、ごゆっくり。 [ふあ、と欠伸をひとつ。 カウンターに伏せた本を取り上げると アルバイトは古びた『万葉集』をまた開いて 今度こそ知らぬ存ぜぬを決め込むつもりでいる。]* (3) 2020/09/09(Wed) 21:03:59 |
やる気のないアルバイト でゅーーすは、メモを貼った。 (a0) 2020/09/09(Wed) 21:35:47 |
【独】 やる気のないアルバイト でゅーーす/* 村名は、村建てペアのお相手ななとさんのお誕生日が村終了後なので、お誕生花の萩にちなんだ和歌から(調べた)(ストーカー) これで日程間違ってたら本当に恥ずかしい死ぬ。大丈夫だと思いたい。 (-1) 2020/09/09(Wed) 23:08:48 |
【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす[万葉集を捲って、目に止まった一文を そっと舌の上に載せて、アルバイトは微笑んだ。 「楽しく生きられるなら、 来世は鳥や虫に生まれましょうか」なんて。 随分とささくれた歌じゃないか、と 詠み人の心境をなぞってみるだけで この短文ひとつで心が躍る。 この本は、元はオーナーの持っていた本だけれど 「それほど好きならば」と譲ってもらったのだ。 お陰で端はぼろぼろだし、 表紙にはフライヤーの油のシミがついて 点々と黒く滲んでしまっている。 それでも、この本を手放す気は、無い。] (19) 2020/09/10(Thu) 19:25:35 |
【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす[ふしゅるる、と興奮気味に喉を鳴らして カウンターの下に巻いたとぐろをうねらせて、 アルバイトは思考をめぐらせている。 もし、この句が詠まれた世界に 今すぐ駆けていけるなら…… お仕着せも全部かなぐり捨てて 多分この店には一生戻ってこない。 そうして気の向くまま、句を詠って過ごすのだ。 ─────オーナーから 「この万葉集の世界にお前が言ったら ヨウカイだ、って殺されちまうぞ」なんて 聞かされたけど、多分それはこのバイトに 男を縛り付けるための詭弁に違いない。] (20) 2020/09/10(Thu) 19:33:00 |
【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす[いつか、桜を見てみたい。 夏の夜に光る蛍や、萩の月に 移ろう季節を感じてみたい。 アルバイトはひとり、ふわぁ、と欠伸をすると 代わり映えのしない店の中で ゆったりと尾を揺らしている。]* (21) 2020/09/10(Thu) 19:35:20 |
【独】 やる気のないアルバイト でゅーーす/* わーい人が増えると嬉しい ‹‹\(´ω` ๑ )/››‹‹\( ๑´)/›› ‹‹\( ๑´ω`)/›› (-12) 2020/09/10(Thu) 19:57:31 |
【秘】 ヒナ → やる気のないアルバイト でゅーーす/* 村たて、おつかれさまです! この後離席するので戻るまで投げっぱなしになってしまうのですが、【霊感少年】の窓って追加してもらえたりしますでしょうか…? (ダメなら村人で参加しますー!)** (-25) 2020/09/11(Fri) 17:19:14 |
【秘】 やる気のないアルバイト でゅーーす → ヒナ/* ご参加いただきありがとうございます。 霊感少年追加致しましたので、役職変更のほどよろしくお願い致します。 (-32) 2020/09/11(Fri) 19:02:00 |
【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす[箒でさっさか床を掃き清めながら、一句。] うーん、やっぱ季語がねえよなァ…… 詠人の憎しみも、これじゃ半分も伝わらない。 [ぶつぶつ、無人の店内を清掃しながら 男は和歌作りに勤しんでいた。 いつか、扉の向こうに開けた悠久の古都で 歌人らと共に詠いたい、と 密かに夢見てはいるものの…… オーナーの目は厳しいわ、時給は低いわ、 素敵な句が読めないわ、時給は低いわ。 ふしゅるるる、と吐き出す息は、青い。] (99) 2020/09/11(Fri) 21:21:44 |
【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす[─────万葉集にハマる前は、 人間の世界の歌が好きだったのだ。 所謂、ミュージカル、というやつ。 日常が突然色を変え、音楽が鳴り響き 想いを歌にして相手に捧げるのだ。 いつかこの扉の向こうに行ってみたい。 獅子の子の生誕を、人殺しの理髪師の喜劇を 獣と女が愛し合うのを、天へ昇る猫の祭典を、 醜い仮面の男の悲恋を、自由を勝ち取る人の戦いを、 この目で、見たい。聞きたい。 そう思っていたらオーナーが 「それはァ⤴い ⤴い⤵ 心ォがけェ⤴」 といきなり歌い出したものだから 急激に男の熱は冷めた。 実際生で突然やられると、思いの外きつい。] (100) 2020/09/11(Fri) 21:32:36 |
【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす[─────だけど、男の一等好きな曲。 アレはたまに、掃除の合間や料理の片手間に 口ずさむことがあるのだ。] 歩いて、走って、陽の光浴びながら 素晴らしい 人間の世界へ…… [この蛇の脚のままでいいから、どうか。] (101) 2020/09/11(Fri) 21:36:49 |
【独】 やる気のないアルバイト でゅーーす (-37) 2020/09/11(Fri) 21:42:11 |
【独】 やる気のないアルバイト でゅーーす/* 特に深い設定は練ってなかったけど デュース自身は昔客としてここに来たのに うっかり魅せられた作品を泥棒しかけて オーナーに見つかって罰としてここにいる。 負債をちまちま返さねばここから出られず 自由も何も無いから頑張ってるけど その間に新しいものにハマっては オーナーにねだって譲ってもらってるから 負債が一向に減らない。 そんなふわふわ設定。 (-38) 2020/09/11(Fri) 21:47:50 |
【秘】 やる気のないアルバイト でゅーーす → ヒナ/* 役職変更について確認致しました! ご連絡ありがとうございます。 楽しんでくださいましねヾ(*´∀`*)ノ (-41) 2020/09/11(Fri) 22:32:40 |
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