【教】 裁判官 リーベルト ─ 見晴台 ─ [食後の軽い運動には丁度いい距離だった。 ヴィクがエスコートしてくれた>>/0おかげで、視界の暗い中でも、躓いたり転んだりはせずに済んだ。] 大丈夫です。 君も知っての通り、 そんなヤワな身体じゃありませんから。 その台詞はそのままお返ししますよ。 ……ヴィクが痛い思いをするのは、 嫌です。 [どの口がそれを言うか、なんて突っ込みが飛んできそうだが。 僕自身が彼を傷付ける事もあるのに。 僕らの身体は普通の人間とは少し違う。 多少のかすり傷は数分で癒えるし、人間ならば致命傷となるような大きな傷でも、一晩あれば全快する。 ああ、お姫様抱っこはしなくていいです。 仮にヴィクに体力があったとしても、単純に恥ずかしい。 彼に促されて>>/1見上げた夜空には、一面に星の海。 不夜城に囲まれた自宅周辺では到底拝めない絶景。 大自然に囲まれた彼の現一軒家で見る星空にも、優に勝るもの。] (/4) 2019/04/23(Tue) 0:08:21 |