人狼物語 三日月国

7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】


【教】 裁判官 リーベルト

[バッグヤードに回されると知った時は心のどこかで安堵したのだ。先生がレーナルト先生でさえなければ。]


  周りが勝手に吠えるんです。
  僕は地雷なんか撒いてません。
  人聞きの悪いこと言わないでください。
  
  それとも、
  貴方は紛争地帯にも丸腰で赴くんですか。


[ごく普通のカフェが己の周りだけ紛争地帯になってしまっているのがまずおかしいということに、僕は気付いていなかった。

日々敵地に出陣するような緊張感を抱いて出勤していた。
そういったピリピリした空気が、もしかすると周囲にも伝わっていたのかもしれない。

先輩であれ後輩であれ、
誰かを頼るなんて絶対にしない。

自分一人で何でも解決出来るという、驕り。


思えば起こしたトラブルの大半は、誰かに相談出来れば食い止められたものだったのかもしれない。
けれど当時の僕は、『人に頼ること』を恥と思っていた。

この男とは根本的に馬が合わない。
まともな会話は不可能だと決めつけていたし、するつもりもなかった。]
(/23) 2019/04/18(Thu) 22:21:51