【妖】 空木の番 シキ[その直後か。 深く挿さっていた棒が一息に引き抜かれた。 火箸であったかと錯覚するほど熱い。 小さな孔は慎ましさを失いぱっくりと口を開き 懐刀の通った路を追いかけて体液が溢れ出す。] あーっ、あ、あぁ…っ ひぃ、吸わな…っ♡ うつぉぎ、うつおぎぃっ 先ぃ、びんか…っ♡ [温かく柔らかいクチに包まれて 腰の骨が砕けてしまう。 管の中を熱いものが迸っていく。 さらさらの先走りをどぱっと噴き出させた後 ドロッとした精を吐き出し始めた。 所々塊のようになっているのは長く愛された証だろう。 過敏になっている徴を吸われるのは過ぎた快楽。 咥えるだけにして欲しいと伝えたかったが 漏れる声は只管に甘かった。] ($9) 2021/03/23(Tue) 17:41:24 |