【墓】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ[達した余韻にぼんやりとしながら、 宥める彼の声をうつろに聞く。 可愛いと彼はいうけれど、恥ずかしいぐらい乱れてしまって、 うう……と小さく唸りながら両手で顔を隠した。 口端からは飲み下しきれない唾液が溢れ、 目尻に溜まった涙は、幾筋も後を付けて流れている。 とても可愛いなんてものじゃない。 顔中を汚しながら、は、は、と呼吸を紡いで胸を喘がせていた。] ……んッ、……テンガン……ッ、 ……テンガン……ッ……、 ぎゅうって、して……? [少しの隙間も惜しい程、両手を伸ばして彼との隙間をなくすようにねだる。 こんなぐちゃぐちゃになった顔、見られたくないけど。 離れるのもいやで、そんなわがままを言いながら。] (+0) milkxxxx 2022/05/28(Sat) 14:41:36 |