【墓】 うつおぎの番い シキ[胎の奥に熱いものが拡がっていく。 彼の表情が、声が、 想い を告げてくる。愛おしさが際限なく膨れてしまう。 こんなに強い感情が自分の中に生まれると 想像だにしていなかったけれど 深く根付いて馴染んでもいるから――、 もう手放すことなど出来ぬだろう。] …………うん、…… んっ、……っっ [涙を見つけたらしい彼が顔を近づけて来れば 自ずと内にいる彼も動き みっちりと噛み合った部分が ぐちり……、と擦れ、甘い喘ぎが漏れる。] (+0) nagaren 2020/08/03(Mon) 12:37:48 |