【墓】 中央域勤務 天乃[ 己が中央に勤務した頃……と言えば、思い出す事がある。 芒種の灯守りに突拍子もない提案をされたことだ。 彼女は、会合中の態度も大人しいし>3:59、あまり問題がない灯守りとも言える。 ……唯、素晴らしいという話も聞かないので、灯守りとしてはあまり特徴もない、と言えるかもしれない。 見えている範囲では。 とはいえ、あの“事件”があっては、己からしてみれば彼女は、“扱いに困る灯守り”という認識であった。 ] ……? ええ、どうかされましたか? 芒種様 [ 微笑と共に声を掛けられた>3:*57頃の己は、特に目立つこともない一職員であったし、灯守りとの関わりも少なかった。 だから突然“灯守り様”に声を掛けられ、疑問には思った。 しかも休憩中という事は、仕事ではない。益々疑問が募っていく。 ] え、ええ……間違いはありませんが…… ……はい? あの、何方に付き合いが必要でございますか? [ 尋問じみた圧で問われるのは、プライベートの事>3:*58。 困惑した顔をしながらそれでも律儀に答えていたが、「つきあってほしい」との言葉と共に質問攻めが終われば、状況が掴めずに、こちらから質問した。 ……のだが。] (+0) 2022/01/26(Wed) 3:05:21 |