人狼物語 三日月国

65 【ペアRP】記憶の鍵はどこ?【R18】


【墓】 アマミ


[己の辞書に信頼や頼ると言った文字は書き記されていない。
アマミはいつだってそうやって生きてきたのだ。

それが結局彼女を、クラヴィーアを置き去りに独り歩きをしていると、よもや本人に気付かされるなど。>>2:+27

つくづく彼女には舌を巻く。]


   ............そうだな。


[だからだろうか。
ふふ、と思わず笑みが零れてしまう
これではどちらが年長者なのか分かったものじゃない。

彼女の杞憂は声に出されない以上、アマミには届かない。>>2:+28
人間が己の杞憂に気づづくのはいつもギリギリなもの。だから人は杞憂と呼ぶのだと、彼女に語り伝えることは出来ないだろう。


手を触れる彼女からは本を伝い緊張が響いたような気がする。
大丈夫だと呟く自身の言葉は彼女の支えになれるだろうか。
アマミはそう考えずにはいられない。

だが結末は、いつかの願いが叶うかのごとく。
想像よりもずっと幸せなものであった。]

(+1) 西 2021/04/09(Fri) 10:41:39