人狼物語 三日月国

237 【身内R18】冬来たりなば春遠からじ


【墓】 瀬戸 海瑠

[楽しい、は、そうかもしれないけど、]


  ぃや……癖にはなりません、よ……


[と、反抗する様に真面目なトーンで返してから、
「……クリスマスだけ、です」と呟いた。
この聖なる夜だけ、少しだけなら……
してもいいかもしれない、と。
でも今、目の前にあるお菓子は、
言われるまでもなく欲しくて。

先っぽからゆっくり味わえば、
頭を、髪を撫でてくれる。
言葉だけでなく行動でも受け入れていると教えてくれて、胸が温まるし、純粋に、そうされるのが気持ちいい。
味を聞かれればひと時唇を外し、
こくりと恥ずかしそうに頷く。
……自分では上手くできているかとかわからなかったし、男性の身体を得た時の事を思い出した訳じゃないけど……、きっと、あの淫らで淡い夢の様な経験は、自分の中に生きていたんだろう。

そんな風に愛撫を続けていれば、
髪を通して感じる彼の手が止まり、
気持ちよさそうに目を閉じてしまう。>>2:+75]
(+1) 2024/01/01(Mon) 13:53:56