【墓】 瀬戸 海瑠[濡れて艶めかしさを増した彼越しに、 彼の瞳を見つめる。 何か言いたそうにしている、と>>2:+76 こちらの心の内を当ててしまう彼に、目を見開く。 その艶めいた表情と裏腹な穏やかな声に、 優しく心を全部暴かれてしまったかの様。 声がうまくでなくて、 でも彼から視線を外さないまま、 う、とか、あ、とか、喉奥でまごまごする。 だって、言ったらそうしてくれるって。 彼に待ってもらったのは僅かな時間だった筈だけれど、 自分にとっては長い、長い時間だった。 ようやくそっと口を開いて、] ……ナカに、 このまま、挿入れてほしい…… ずっと……欲しかった、です [濡れた幹を、焦がれる手付きでそっと撫でた] (+2) 2024/01/01(Mon) 13:54:00 |