人狼物語 三日月国

246 幾星霜のメモワール


【墓】 宝石集め カリナ

>>8 アンジュ

「よかったアンジュなら何でも似合う。
 髪も肌も私にない色ですてきだから飾り付けたかったの」

勇気を出した言葉に快い返事が返ってくれば自然に表情も緩む。
いつもあなたは拒否から入らず話をしようとしてくれていたのに、
断られる前提で緊張してしたのは悪い癖であった気がするな。

一緒に冒険していた時よりも、互いの距離は近くなった。
そう感じているのは自分だけじゃないといいのだけれど。

「んーそうね、はっきりいって今も不満はある。
 続きは大声で言うことじゃないから、あっちに座ろうか」

人ごみから避けて視界に人々が見えるベンチに誘う。
だってあなたの俯いた顔を見たくないから。
そう手を引いて、座らせれば同じ位置で目線を合わせてみせた。

(+8) 2024/02/13(Tue) 4:51:35