
![]() | 【墓】 宵鴉 リノルヴォ>>+7 ユーリ 「ッ、だからぁ……ッ!」 「……、…………そーいうところが好き、だけどさぁ」 不意打ちはズルいって、なんてツッコもうとして。 思わず声が大きくなりかけて、慌てて周りを見渡す。 仕返しのつもりの言葉はひそひそと小声で。 あなたに対しては仕返しにもならないかもしれないけれど。 焦らされれば、そわそわ、じぃっとあなたの顔を眺めて。 まるでお預けを食らった子犬のよう、かも。 「! 確かに、まだいるもんな。スライムたち。 ……それじゃあ、頂いちゃおうっと」 パッと笑みを咲かせて。両手を合わせて「いただきます」。 フォークで風のスライムくんを軽くつっついて、ゆっくりとフォークを入れて、口に運ぶ。 「ん……やっぱりここの店のケーキ、美味いよな。 ミントって聞いてたからもっとスースーするかと思ったけど、思った以上にさっぱりしてて食べやすいし」 幸せそうにケーキを頬張りながら。 そっちは? って。期待の目。 (+8) 2026/07/19(Sun) 2:09:53 |