【墓】 天狗[ようやく呼吸を取り戻し、くてりと弛緩する背をあやす] よう頑張ったの、茅……これでワシらはずっと一緒じゃぁ [その天狗の声も、今までにないほどに満たされていたかもしれない 初めての事ゆえに比べるものはないのだが 生まれて初めてヒトを愛しいと思った、その茅がヒトではない天狗を受け入れた それが嬉しくて、嬉しくて] あ、 いかん ……[嬉しい、と同時にまた欲が湧きかけて顔をあげる いくら死ぬことはないとはいえ、休むことは必要だろう 何しろ、一度目からほぼ間をおかずに致してしまったので] (+9) 2021/06/29(Tue) 0:43:46 |