人狼物語 三日月国

139 【身内】花咲く日、蜜の香りと踊る【RP村】


【墓】 物書き ラサルハグ

>>3:+21 ミン

「――…それならば、良かった。
 私にとって……貴公とこうして言葉を交わした事は、
 幸いだったが。 貴公にとってもそうであれば、
 …何よりだと思う」

独り言も捨てたものではない。話をしてくれた切欠を思い返す。
自分が漸く未来に目を向けられる様に、
彼女の見つめる未来もまた穏やかで優しくあれば良い。

ひとつ増えた荷物を手に持ったまま、頭を下げる。

「…ありがとう、ミリアン殿。
 今年の祭りの間も…、また顔を合わせるだろう。
 …どうか、今は…楽しんで」


――そうして彼女を見送った頃。
手に持った荷物と顔を見合わせて、一人顎を撫でる事になる。
(+10) 2022/03/26(Sat) 23:08:01