【墓】 天狗 ちぃと我慢せいよ [声を掛けて抱いた腕を緩め、すっかりぐちゃぐちゃの「白無垢だったもの」へと寝かせ ゆっくり、ゆっくりと引き抜くと、元白無垢で体を(主に下半身を)包み] ここじゃ休めんじゃろ、ワシの住処まで戻るとしようか そんで、一休みしたら村に「挨拶をしに」行くんじゃ [洞穴の入り口は隠されているから、今が昼か夜か定かではないが まだ茅がここにきて半日も経っていない、はずだ そんなにも早く「喰われたはず」の者が現れたとなれば、さぞ見ものだろうと笑い 茅を抱き上げようと手を伸ばす 腕の中に納まれば、大事に、大事に抱きかかえ洞穴から出て 翼を広げ住処へと] (+10) 2021/06/29(Tue) 0:45:25 |