【墓】 看護生 ミン>>+6 ラサルハグ 「まぁ、ふふ。そしたら私たち、似た者同士なんでしょうか」 お互いに思ったことを言い合って、笑いあう。 正しく同じではないのだけれど、似たところもあるのかもしれない。 「あら、乗ったら悪い事でも? 時には浮ついてみるのも一興だと思いませんか? 自制し続けると肩が凝ってしまいますから。」 用意された逃げ道を辿って、また一つ、軽口。 もしやらかしてしまっても、反省するのは後でいい。 貴方が手紙の事を話せば「きっと喜びますよ」とまた笑う。もう涙の気配はない。 「…大成しますよ、ラサルハグさんは。その力があって、魅力がありますから。私が保証します! …それでも、貴方が変わらないというのなら。 私は、それも嬉しく思います。…変化する事だけが人生ではありません。変わらないものは、安らぎをくれますから。」 貴方が、そうであるように。 「…話は変わりますが…時に…ラサルハグさん。 … 天然たらし と言われたご経験はありませんか?」 (+11) 2022/03/25(Fri) 17:27:06 |