【墓】 1年生 朝霞 純>>+15 [お母さんが出ていくとき、人影が見えて、それが誰だかは分からなかったけど、多少何かを話していたように思う。>>+12 それからお母さんがしかめ面をしながら、金髪の男の人があなたにお見舞いってこれを渡していったわよ、なんて言って戻ってきた。 フルーツの入った籠の横に置かれたのは、梅しばの大袋。 ああ、トラくんだ、と思った。 多分、今戻ってきている人の中で、そのチョイスをするのはトラくんしかいない。] 友達。 [そう一言、返事をしたときのお母さんは、まあ嫌そうな顔で。 元々、トラくんは、ぱっと見た感じでは不良に見えるので、それも理解できないことではないのだけど。] 私も、そんなに酷い骨折じゃないし、お見舞いいけるかもしれない。 [そんな言葉はすげなく断られたけど、お見舞い品は代わりに渡してくれるといったから。 トラくんに、チョコレートの差し入れをすることにした。] (+16) 2022/09/12(Mon) 9:33:02 |