人狼物語 三日月国

139 【身内】花咲く日、蜜の香りと踊る【RP村】


【墓】 物書き ラサルハグ

>>+16 ポルクス

「ああ……、良かった。……良かった?
 家出は……良くはないな……無事であれば、良いが……」

首が傾いでいく。
少年の様子から大事ではないらしい事は解るが、そういうものだろうか。そう遠くに逃げている訳ではない、とか?
それこそあまり突っ込んでも悪い気がしてきた。
今生の別れでもなし、解決しただろう頃にまた尋ねてみようか。

思案していると、頭を下げられていた。
話を聞かせて貰っている身だから、何に対してのそれか一瞬分からなかった。
無意識に褒めるくらいには、自分はこの街と人々を気に入ったらしい。あまりに良くして貰ってばかりだから、当然か。

「……そうだな。
 暗闇にあっても、見つけてもらう事が叶うだろう。
 …独りではないことが、貴公の――」

(+18) zipkun 2022/03/26(Sat) 15:23:33