【墓】 不覊奔放 ナフ>>15 アマノ 空中への動きは自分がよくやること、そこからの動き方は限られてくるとも知れたこと。 だからといって楽観視はしない。そこらに浮いたユニットが、次の行動への『得体の知れなさ』を物語っている。 動き始めを見た。何をしようとしているのか把握をした。 把握はしたのだ。が。 「……ッぎ、ァぐ、」 辛うじて、頭へと下ろされたそれをずらし、左肩を犠牲にするくらいの猶予しかなかった。骨の砕ける音がする。 口から噛み締めたような悲鳴を漏らす。目を細め、寒気すらする痛みを受け。 それでも次の瞬間、降ってきて着地したであろうあなたの腹でも蹴っ飛ばしてやろうと足を動かすのだ。さっきの雷撃でやや威力は落ちているものの、やはり当たれば常人に蹴られたくらいの痛みは与えられるはずで。 (+21) 2021/10/14(Thu) 23:51:55 |