【墓】 アマミ[それから彼女の様子を見つつ探索を続けることになるのだが記憶の鍵を探すのは手伝えるが直感的に正解を導き出せるのはクラヴィーアのみだ。 ならばと彼女の進む方向について行く事にしたのだが、彼女の前に出ようとすると何故か彼女が更に前に出てくる。 彼女の言葉>>+19は、その行動の裏付けとなるのだろう。 アマミはその場に立ち止まって、彼女に語りかける。] クラヴィーア。突然だが... これは俺の持論なんだけどね。 記憶を無くすというのは 死んだも同然だと俺は思うんだ。 その人が得た経験や感情の成り行きが 丸々抜け落ちてしまうからな。 その人の歩みの記録が無くなったというべきか。 [緊張を解すための話題提起にしては少々重すぎたかもしれない。 それでもアマミは言わずにはいられないのだ。このまま彼女の記憶が戻らない可能性は避けたかったから。 アマミは前に出ようとする彼女を止めるように腕を彼女の前に出して庇ったのだった。 奇しくもこの言葉を彼女に向けたのは初めてではなかった。 ] (+29) 2021/04/04(Sun) 12:09:43 |