【墓】 書生 茅 ぅぁ、あっ……ぁッ! [苦しくて、ぼろぼろと涙がこぼれ落ちる。 けれど、苦しいけれど、必死に受け入れようとする。 縋るところを探した指先が、腰を捕まえた手を探り当て、添う。] ぁっ……あ、ぁッ [揺さぶられる度、腹の奥から押し出されるように声が漏れ、それを抑えようとも思わないから幾度となく鳴く。 それが苦しさから来るものなのか…それ以外に端を発するものなのか、それすら分からないままに、けれど穿たれたところが熱くて、無理矢理に押し入られた痛みすら、気づけば快感に塗り替えられる。 堪らず腰をくねらせた。] あっ…ぁぅ、ぅ……んん、 [じくじくとした痛みから生まれる熱に浮かされて。 繋がらんとするところから、注ぎ出される毒にどこまでも酔わされて**] (+30) 2021/06/21(Mon) 19:00:08 |