【墓】 1117 闇谷 暁>>+30 迷彩 浅く息を吐く。 忙しなく上下を突き上げられる感覚にくらくらする。 「っ、ぅあ、あ、あぁッ!?」 ごりごりと容赦なく弱点を責められれば 浅ましく快楽を貪る声が抑えきれずに廊下に響く。 「あッ、ぅ、んんん、っ」 互いの結合部から溢れる水音ばかりが耳に入ってきて 足音ひとつに気付くこともない。 手の甲を更に強く噛み締めて、口内に鉄錆の味が広がり一層眉間を寄せた。 後孔が貴方をぎゅうぎゅう締め上げる。吐精を促すように。 抱き寄せられれば、それを受け入れるように貴方の頭部へ腕を回し、抱きしめる。 自身の張り詰めたものが互いの腹に挟まれ、ふるりと身を震わせて先走る液を吐き出す。 より一層、貴方を絶頂へと誘うだろう。 体の境界線を溶かしていく感覚。 目尻に雫が降りてきて、視界がぼやりと揺れた。 (+31) 2021/09/23(Thu) 13:47:13 |