【墓】 書生 茅 ぁ、あッ……! [声を上げることを赦されて、 触れることを赦されて。>>+32 腰をくねらせればさらに奥へ、奥へと熱は割り入ってくる。 胎がいっぱいに埋められるような錯覚に、浅く息を吐いてはまた啼いて。 切っ先が、最奥を貫かんと、] ひぁ、あんッ! [強く押し上げられるような鋭い刺激に一際高い聲を上げた。 はくはくと、声にならない声で唇を戦慄かせ、触れた手の甲にかりりと爪を立てる。 ぼろぼろと止まらぬ涙が零れ落ちて敷布を濡らす。] ぁ……あ……ッ [『嬉しい』問われるままに、青年は何度も頷く。 嬉しかった、ひたすらに悦んでいた。 青年自身には何が何やら分かってはないが、とにかく嬉しかった。 表情こそ、慣れぬ刺激に歪んではいるが、悦ぶ目の色は隠しようもなく。 ゆっくりと、言葉で身体で煽り立てられて、子供じみた分身も健気に天を突こうと立ち上がって震える。] (+34) 2021/06/22(Tue) 0:39:15 |