人狼物語 三日月国

237 【身内R18】冬来たりなば春遠からじ


【墓】 北神 翡翠

 

「…───っ、…んっ…」


俺たちは今、乗ってきた車の中にいる。
後部座席をフラットシートにして、その上で激しく愛し合った。
車中泊が出来る車に買い換えたのは、君とこうするつもりがあっての事ではなかったんだけどな
……なんてね

外は寒いし、今からホテルに向かうには我慢できないし。


「……っ、思いっきり叫んでもいいよ。
 どうせ、人も車も、滅多に通りかからない…穴場、だし、」


君の肌に貪りついて、熱い吐息を吹きかけながら囁く。
暗い車内は、携帯用の小さい電気ランタンの明かりだけが頼りで、君が仰向けになって寝ている脇に置かれていた。
俺はその上に覆いかぶさって、性急な手付きで衣服を捲ったりしながら、徐々に君の体を裸へと近づけていく。
俺はというと、君から贈られたネクタイとタイピンを外す時は細心の注意を払って、絶対に失くさない場所に退避したけど、後は超適当だ。
シャツの前ボタンを全部外して、ベルトも外して、
下着ごとズボンを下ろす。
(+45) vitamin-girl 2024/01/05(Fri) 0:31:43