【墓】 3年生 武藤景虎──病院・まつもっちゃんと>>+48── [喉を指差して首を振る様子に話すのが困難なのだとわかって、早くまたいろいろな話ができるようになれば良いと思う。 あの夢の中でたくさんのものをくれた声をどこか懐かしく思い出していた。 口の動きで伝えられたお礼に、うん、と笑って返す。] 還る前にまつもっちゃんが言ってくれたことで、 待ってる間大分救われたから。 オレもありがとう。 くっきーが還ってきて、 徹っちんが生きてて、よかったよ。 [その裏にある先輩の死が悲しくないわけがないけれど。 オレの大切な二人の無事を祈ってくれていた時にオレが素直に頷けなかったことを今は全部ひっくるめて受け止められれば良いなと思う。 一方的に話すことになると思うけど、そんなことを告げれば] 喉の具合良くなったら教えてね。 [その時は何かお土産持ってくるわと付け加えて、何ごともなければ病室を後にしただろう。]* (+52) 2022/09/14(Wed) 13:15:03 |