【墓】 北神 翡翠真新しい寝具の上に、君を押し倒す。 美男子風な君の服をひん剥いて、女体へと暴きたい欲望はある>>1:11ものの、仕立てのいい服をグチャグチャにしたい程、分別が無いわけではない。 たぶん 出来るだけ皺にならないように気遣いつつ、 でもやっぱり性急な手付きで、君を裸にしていく。 「……ねぇ、やっぱり今日はまだ着けないとダメ? 三日後に君の苗字が北神になるまでお預けかな」 君の体を散々弄って鳴かせた後、蕩けたような目つきをしている君の手のひらに、ゴムのパッケージを握りこませながら訊ねる。 「君に、選ばせてあげる。 着けるんだったら、君の手でして。まだ上手に出来るよね…? ナマでいいなら、こっち来て……俺に乗っかって」 覆い被さっていた君の体から身を起こし、 ベッドの上に胡坐をかく。 俺の勃起した逸物を包むのは薄い膜なのか、 それとも君自身なのか。 ベッドに横たわる君を見つめながら、この先の行動を予想して、 ……口元に薄く、笑みを浮かべた。* (+53) 2024/01/07(Sun) 13:45:19 |