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人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【墓】 厨房担当 マシロ

 ― アスパラガスの日にて ―



[ 速崎と話し合おう、と大咲は思っていた。
  連日何かと慌ただしく、思うように顔も合わせられず
  ようやく被った出勤日。
  仕込みの用意や時間が奇跡のすれ違いを見せ、
  結局大咲はここまで声どころか挨拶も交わせないまま。
  何かに空回るような速崎を見てしまえば

  勝手に傷付いただけの大咲が、声を掛ける余地もない。 ]


  (……ど、どう、どうしよ)


[ そうこうしているうちに衝撃の告白が聞こえ>>165
  結局あの日以来、礼も言えていない葉月が来店し>>173
  「なんでもない日」ではなくなった一日の幕開け。 ]

 
(+91) 鬼葉 2023/03/08(Wed) 20:19:12