【墓】 1年生 朝霞 純>>+101>>+102>>+103 勿論、分かっています。 絵の中の工藤さんは、私が手に掛けて、今は私の心の中にいる。 私の思い出の中にしか生きていない。 でもあなたは、今、生きている。 現実で、私の手の届く場所で。 絵の中の工藤さんは絵の中の工藤さんで、今目の前にいる工藤さんは現実の工藤さん。 それは絶対に覆らない事実だし、彼女の代わりをあなたに務めてほしいだなんて思わない。 [いなくなった人の代わりなんて、誰にも務まらない。 それは向ける好意が人によって全然異なる自分にとっては当たり前のことだ。 それが分かっていながら、突き放してしまった人のことは胸を締め付けるが、今は目の前の工藤さんと向き合わねばならない。] 私はこの現実で、あなたと現実を分かち合うつもりでいる。 それが出来なくとも、試みることはできる。 それは言動に期待するとかではなくて、ただあなたの人生に私が付き合っていきたいから。 (+107) 2022/09/13(Tue) 22:53:22 |