人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【墓】 厨房担当 那岐

 

  ああ、身体で感じるから。


[好きな理由を耳にしたなら。
 体験を元にすれば、理解できる気がした。
 時期は選びそうだけれど。

 声を立てて笑う様子に>>+101、双眸を緩めて頷く。

 目的だったうどんは、
 オーソドックスにきつねうどんにした。

 厚揚げに染み込む薄い色のつゆは、
 この辺りでは珍しく西寄りのものだろうか。
 つゆを染み込ませるように沈めてから、
 箸でつまんで齧れば、甘い味が口内に広がる。

 麺は細打ち、添えられた青ネギを絡ませて。
 二枚だけ添えられたかまぼこは、桜色。

 この近くに温泉宿があることは知らなかったから、
 行ってみたいですね、なんて相槌を打って。

 自分で払うつもりだった会計を、
 すっと先に伝票を取り上げられたから>>+102
 帰りのガソリン代はこちらが払うつもり。]
(+115) milkxxxx 2023/03/10(Fri) 1:09:07