ランダム機能


ユーザ登録




人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【墓】 厨房担当 那岐

[たったそれだけ伝えるのに唇が乾くのを覚えて、
 湿らせるように一度、唇を噤んで。息を吐き出す。
 腕を下ろす頃には少し、熱は引いただろうか。]


  事故のことは初めて聞きましたけど、
  高野さんの仕事のことは、少しだけ。
  ……知っているんです。

  決まった曜日の、深夜。
  仕事が終わった後に、
  いつも、あなたのラジオを聴いていたから。


[今度こそ、目を見合せたなら。
 ずっと伝えたかったことを、口にする。]
(+147) 2023/03/10(Fri) 13:16:09