【墓】 メカニック ゾズマサダル先生は、さ。 自分には恋ができないって、悩んだりしてる―― じゃなかった、悩んだことってある? なんっていうか、恋人同士になりたい、のに、 自分だけ“恋する感情”が欠けてる、とか。 [うまく言葉を纏められなかったゾズマは、自分の悩みごとについて相談しに来たはずなのに、相手に対しての問いかけを為してしまっていた。 奇しくもこの奇妙な問いが、結果的に“落ち着いたら彼と何か話したい”を叶える結果にもなってしまった訳だが、それはそれとして。 これは、自身の問題を相手の問題にすり替えた、投影。 それも、“そう思った”根拠を確りと答えることもできない一方的な投影。 ゾズマは、サダルが何故カウンセラーとしてここにいるのか>>2:351>>2:352>>2:353、知っている訳ではない。 そして――恋の話でこそないが――彼の“友人”たろうとする者たちに纏わる話>>2:471>>2:472>>2:473>>4:255>>4:256だって、知っている訳でもない。**] (+147) 2022/07/20(Wed) 15:59:39 |