【墓】 メカニック ゾズマ[暫く、文字通り開いた口がふさがらないの態のまま、さらに続けられた話>>+155>>+156を聞く。 本当に、本当に暫くの間は、呆然としていたけれども――。 少しづつサダルの話を飲み込んで、噛み砕いて、自分の中に落とし込んで。] ……うん。わかった。試してみる。 何でもテストしてみなきゃ、だ。 先のことなんて、まだ何にも判らない、けど。 [“実はまだ恋に出会えていない”かもしれない。本当に“恋をしない”ならそれでもいい。 そして最後に聞かされた「素晴らしいこと」は、自分の中の想いがどんな形のものであったって理想のことで――。 この時サダルに向けていた顔は、自信に満ちてこそなかったものの、涙痕残した顔なりに笑みを零していた。] ありがと、先生。 うん。先生に話してみて、良かった。 (+167) 2022/07/20(Wed) 21:03:45 |