203 三月うさぎの不思議なテーブル
![](./img/madparty/138h.png) | [その場では掛ける言葉が見つからなくて、 押し黙ってしまった。 彼のように言葉を尽くせるような俺じゃない。 言葉にするにはどうしても時間が掛かってしまう。 だから、代わりに。 先に伝えたかったリスナーであることを話せば、 僅かに見開かれた目に笑った。 >>+159 微かな動揺が、はっきりと見えるぐらいに。 徐々に見えていたとしても。 今は、それよりも。 掌から伝えられる温度を分け合いたかったのと、 此方からも言いたいことがあったから。 揶揄うこともなく、目を細めただけ。] (+178) 2023/03/10(Fri) 20:31:14 |