【墓】 厨房担当 那岐[少し斜に構えた、後方から見守るような存在。 それが俺の小さな頃に見た『ブラック』のイメージ。 夜桜を見やすいように明るい街灯の下。 まだ見たことがないもう一人の『ブラック』の方は、 拗ねたような声で、可愛らしい嫉妬を見せた。>>+209] ……ふ、 [分かりやすい反応に思わず、頬が緩んだ。 握りあった手が彼の口元へ運ばれていく。 だから、此方からも。 運ばれた手の甲を、彼の唇にトン、と触れさせた。] 心配しなくても、 妬くようなことにならないですよ。 [斜めに曲がった機嫌は治るだろうか。 笑っているから、きっと、大丈夫。] (+223) 2023/03/12(Sun) 17:06:24 |