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203 三月うさぎの不思議なテーブル
―― 先輩の惚気 ――
前から思ってたけど、先輩の俺への評価
ちょいちょいおかしくない?
[ どうせ恋愛経験豊富だとか、前にも
言っていたな。
そういうやつだよ、という視線
には、にっこりと。多分貴方はよく見ていた
表情で答えた。ゴチです、先輩。 ]
えぇ、ちっちゃい男だなって思うよきっと。
……葉月って知ってる?ここにも
よく来るんだけどさ。
ちょっとした切っ掛けで友達になって、
好きなやつ、だれだってしつこいって話したら
紹介しても良いって言うんだけどさ。
……疑ってるとか心配してるとかじゃなくて
葉月いいやつだし、話もうまいし
俺と話してる時より楽しそうにされたら
やだな、とかそんなとこ。
[ 先輩の話が途切れたタイミングで
聞きたいと言われれば、そんな話もしただろう。 ]