人狼物語 三日月国

55 (R18)竜宮城


【神】 因幡 理恵



 わざわざ見せんでいい、そんな……きゃァッ!


[力では敵わぬと知りながらも、逃れようと身をくねらせた時、敏感な芯をなぞり上げられた。
 胸を逸らして波に耐えても、いやらしく膨れた芽を再び突かれれば、体から力が抜けていく。
 観念して身を任せ、ならば見なければいいとばかりに俯いてぎゅうっと目を瞑る。そうして、いつ来るか分からぬ快に身構えていたが。
 あふれ出した蜜が、触れられることのないまま垂れて、ぱた、と床に落ちた。焦れるような熱に、ひくりと秘所が震えた。]


 ……ふぅた……? なん、で、
 さわってくれんのじゃ……うぅ、


[意図が理解できずに、そう尋ねた。
 耳をぺたりと寝かせたまま、もどかしさに涙を滲ませて、背後のフウタを振り仰ぐ。

 そうして、彼の求める事を知れば。

 一瞬目を見開いて、「なんじゃそれ!」「なんでそんなこと思いつくんじゃ!」「いくらなんでもすけべぇすぎじゃ!」ぎゃあぎゃあと文句を言って、べしべしと腰を支える手を叩いたが、「うううぅぅ」やがて諦めて俯いた。]
(G4) kumiwacake 2020/12/31(Thu) 22:12:41